スキャン結果

スキャン結果を開くには

Dr.Web Scannerが脅威を検出すると、画面に scanner_threat アイコンが表示されます。

スキャン結果を開くには、アイコンをタップします。

SpIDer Guardがシステム領域の疑わしい変更や脅威を検出した場合、次の項目が画面に表示されます。

画面の左上にあるAndroidステータスバーのアイコン

Android 4.4では threat_detected_icon

Android 5.0~11.0では threatsicon

Android 12.0以降では notifier_threat

脅威の検出に関するポップアップ通知( 図 13 参照)

通知バー のアイコン(Android 11.0以前では notif_monitor_threats、Android 12.0以降では color_shield_red_day

ステータスバー の赤いインジケータ付きメッセージ

スキャン結果を開くには、 notif_monitor_threatscolor_shield_red_day)アイコンまたはステータスバーのメッセージをタップします。

warning_green

Android 5.0以降では、脅威に関する通知がロック画面にも表示されます。それをタップすることでスキャン結果に移動することができます。

check_results_zoom50

図 16. 検査結果

脅威を駆除する

検査結果 画面で、脅威とシステム領域の変更の一覧を確認できます。オブジェクトごとに、そのタイプと名前、および推奨されるオプションのアイコンが表示されています。

オブジェクトには危険度に応じて異なる色のマークが付きます。危険度の高い順に並べた脅威の種類は以下のとおりです。

1.マルウェア

2.リスクウェア

3.ハッキングツール

4.アドウェア

5.システム領域の変更

システム領域内への新しいファイルの追加

システムファイルの変更

システムファイルの削除

6.ジョークプログラム

ファイルへのパスを表示するには、該当するオブジェクトを選択します。アプリケーションで検出された脅威については、アプリケーションパッケージ名も特定されます。

すべての脅威を削除する

すべての脅威を削除するには

検査結果 画面右上にある メニュー menu_bw > 全て削除 を選択します。

すべての脅威を隔離するには

検査結果 画面右上にある メニュー menu_bw > すべて隔離する を選択します。

脅威を1つずつ駆除する

オブジェクトによって、利用可能なオプションの組み合わせが異なります。オプションの一覧を展開するには、オブジェクトをタップします。推奨されるオプションが一番上に表示されます。次のいずれかのオプションを選択してください。

i_cure修復 - 感染したアプリケーションを修復します。

このオプションは、デバイス上でルートアクセスが有効になっている場合に、一部の システムアプリケーションの脅威 に対して使用できます。

i_delete削除する - 脅威をデバイスから削除します。

Dr.Webは、Androidのアクセシビリティ機能を使用するアプリケーションを削除できない場合があります。削除する をタップしてもDr.Webがアプリを削除しない場合は、セーフモードで再起動し、アプリを手動で削除してください。Dr.Webにアクセシビリティ機能へのアクセスが許可されている場合、削除する オプションを選択するとアプリは自動的に削除されます。

次のような場合、このオプションは システムアプリケーションの脅威 に対して使用することはできません。

ルートアクセスがデバイスで許可されていない場合

アプリケーションを安全に削除することができない場合

脅威の亜種が検出された場合(アプリが脅威を与えるものであるかどうかを特定するため、誤検知を報告してください)

i_quarantine隔離する - 脅威を隔離フォルダに移動します(隔離を参照)。

インストールされたアプリケーションで脅威が検出された場合、その脅威は隔離することはできません。この場合、隔離する オプションは使用できません。

i_ignore無視する - システム領域の変更または脅威を一時的にそのままにします。

block ブロックする - アプリケーションのすべてのインターネット接続をブロックします。

このオプションは システムアプリケーションの脅威 に対して使用することができます。

i_fpラボに送信する または 誤検知 - 分析のためにDoctor Webアンチウイルスラボにファイルを送信します。分析によって、脅威が存在するか偽陽性であるかが分かります。偽陽性の場合は修正されます。分析結果を受け取るには、メールアドレスを入力します。

ファイルがラボに正常に送信された場合、無視する オプションが脅威に自動的に適用されます。

ラボに送信する オプションは、実行可能ファイル(.jar.odex.so、APK、ELFファイルなど)の追加または変更にのみ使用できます。

誤検知 オプションは、脅威の亜種と、システム領域で検出された脅威に対してのみ適用可能です。

i_info詳細をインターネットで確認 - Doctor Webの公式サイトにある、検出されたオブジェクトについての説明が表示されます。