データベース タブでは、Dr.Web Server の動作に必要なDBMSの設定を行うことができます。

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Dr.Web Server インストールフォルダのetc サブフォルダ内にある init.sql スクリプト経由で Dr.Web Server DBの構成を確認することができます。
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データベースを使用するためのパラメータを設定するには
1.Dr.Web Server の設定 セクションの データベース タブで、データベース ドロップダウンリストからDBの種類を選択します: •IntDB—組み込みSQLite2データベース( Dr.Web Server のコンポーネント) •ODBC—ODBC接続経由で外部DBを使用
•Oracle—FreeBSDを除く全てのプラットフォーム用の外部DB

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ODBC接続経由で Oracle 外部DBMSを使用する場合、このDBMSと一緒に配布される最新バージョンのODBCドライバをインストールする必要があります。 Microsoftの提供するOracle ODBCドライバは使用しないことを強く推奨します。
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•PostgreSQL—外部DB •SQLite3—組み込みDB(Dr.Web Server のコンポーネント)。組み込みデータベースを使用する場合、このDBが推奨されます。 2.DBの動作に必要な設定を行います。 •組み込みDBを使用する場合、必要に応じ、 パス フィールド内にデータベースファイルへのフルパスを入力し、キャッシュサイズおよびデータのロギングモードを指定してください。 •外部DBのパラメータについては付録の付録 B. DBMSの設定とDBMSドライバーのパラメータを参照してださい。 3.保存 をクリックして設定を適用します。

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Dr.Web Server ディストリビューションキットには、サポートされているDBMSのビルトインクライアントが含まれています。
•Dr.Web Server と一緒に提供されているビルトインDBMSクライアントを使用する場合、Server のインストール(アップグレード)中にインストーラの設定内で カスタム インストールを選択し、次のウィンドウの データベースのサポート セクション内で、該当するビルトインDBMSクライアントのインストールが有効になっていることを確認してください。 •ODBС接続経由で外部DBに接続する場合、Server のインストール(アップグレード)中にインストーラの設定内で カスタム インストールを選択し、次のウィンドウの データベースのサポート セクション内で、該当するビルトインDBMSクライアントのインストールを無効にしてください。
この操作を行わない場合、ライブラリの競合により、ODBC経由で DB と連携することができません。
Server インストーラはプロダクト変更モードに対応しています。個別のコンポーネント(データベース管理ドライバなど)を追加または削除するには、Server インストーラを起動し 変更 オプションを選択してください。
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デフォルトでは組み込みDBMSを使用するよう設定されています。このモードは Server の負荷を増大させるので、規模の大きいアンチウイルスネットワークには外部DBMSの使用を推奨します。DBMSの種類を変更する方法については 付録 ドキュメントの Dr.Web Enterprise Security SuiteのDBMSの種類を変更する を参照してください。

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Dr.Web Server のあるコンピューターのハードウェアコンフィギュレーションで許可されており、実行中の他のプロセスの負荷レベルが許容範囲内である場合は端末を1000台まで接続できます。Serverに接続された端末が200~300台よりも少ない場合は組み込みDBの使用が可能です。
それ以外の場合は外部DBを使用して下さい。
外部DBを使用していて10,000台以上の端末がServerに接続されている場合、以下の最低要件を満たすことを推奨します。
•3 GHz プロセッサCPU •Dr.Web Server に4 GB以上、DBサーバーに8 GB以上のRAM •UNIX系OS |

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Dr.Web Server の使用するデータベースをクリアするオプションを使用することができます(一定の期間 Server と接続されていないワークステーションに関するイベントおよびデータの記録の削除を実行するなど)。データベースをクリアするには、Server スケジュール を開き、該当するタスクを追加してください。
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