このセクションでは、SpIDer Guard によるスキャンの対象から除外したいファイルやフォルダ(隔離フォルダ、プログラムの作業フォルダ、一時ファイル(スワップファイル)など)のリストを作成することができます。
デフォルトでは、このリストは空になっています。特定のファイルまたはフォルダを追加するか、マスクを使用してファイルのグループをスキャン対象から除外することが出来ます。
除外リストを設定する
1. | 除外リストにファイルまたはフォルダを追加するには、次の内いずれか1つを実行してください。 |
| 既存のファイルまたはフォルダを追加するには をクリックします。開いたウィンドウ内で 参照 をクリックし、標準ダイアログウィンドウ内から該当するファイルやフォルダを選択してください。ファイルまたはフォルダへのフルパスを入力し、リストに追加することも可能です。 |
| 特定の名前を持ったファイルまたはフォルダを全てスキャンから除外するには、パスを除いた名前を入力してください。 |
| ファイルまたはフォルダのグループを除外する場合は、それらの名前を定義するマスクを入力してください。 マスクについて |
マスクはオブジェクト名の共通部分を定義します:
| '*' は、任意のシーケンス(空のものを含む)の任意の記号と置き換えられます。 |
| '?' は、任意の記号(1つ)と置き換えられます。 |
| その他のマスク記号は置き換えられず、名前の決まった場所に決まった記号がなければならないことを意味します。 |
例:
| Report*.doc は、"Report" という語で始まる名前を持つ全てのMicrosoft Wordドキュメントを定義します(例:ReportFebruary.doc、Report121209.doc など)。 |
| *.exe は、全ての実行ファイル、すなわちEXE拡張子を持ったファイルを定義します(例:setupsetup.exe、iTunes.exe など)。 |
| photo????09.jpg は、"photo" で始まり、間にその他の文字を4つ含んで "09" で終わる名前を持った全てのJPGイメージを定義します(例:photo121209.jpg、photoJude09.jpg、photo----09.jpg など)。 |
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2. | OK をクリックすると、指定されたファイルまたはフォルダがリスト上に表示されます。 |
3. | リストに加えたいファイルやフォルダが他にもある場合は、1~2を繰り返してください。ファイルまたはフォルダをリストから削除する場合は、該当するアイテムを選択して をクリックしてください。 |
例:
| C:\folder または C:\folder\** – C:\folder フォルダ内の全てのファイルをスキャン対象から除外します。サブフォルダ内のファイルに対してはスキャンを行います。 |
| C:\folder\* – C:\folder フォルダと、そのサブフォルダ内の全てのファイルをスキャン対象から除外します。 |
| C:\folder\*.txt – C:\folder フォルダ内の全ての *.txt ファイルをスキャン対象から除外します。サブフォルダ内のファイルに対しては、*.txt ファイルも含め、スキャンを行います。 |
| C:\folder\*\*.txt – C:\folder フォルダの第一レベルサブフォルダ内の全ての *.txt ファイルをスキャン対象から除外します。 |
| C:\folder\**\*.txt – C:\folder フォルダ内の全ての階層のサブフォルダ内の全ての *.txt ファイルをスキャン対象から除外します。C:\folder フォルダ直下にあるファイルに対しては、*.txt ファイルも含め、スキャンを行います。 |
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