Firewallの学習 |
デフォルトでは、インストールが完了するとFirewallはOSまたはユーザーアプリケーションからのすべての接続試行を監視して学習を開始します。次の動作モードの場合、Firewallは学習モードで動作します(Firewallの動作モードについては Firewallの設定 セクション参照)。 •信頼できるアプリケーションへの接続を許可する(デフォルトで設定されています) •インタラクティブモード 信頼できるアプリケーションへの接続を許可する モードでは、オペレーティングシステムまたはアプリケーションからネットワークへの接続が試行された場合、Firewall はそれらのアプリケーションが信頼できるものであるかどうか、およびそれらに対するフィルタリングルールが設定されているかどうかを確認します。フィルタリングルールが設定されていない場合、ルールを設定するように求められます。信頼できるアプリケーションに対しては、ルールは作成されません。そのようなアプリケーションはネットワークに接続することができます。 信頼できるアプリケーションには、システムアプリケーション、Microsoft証明書を持ったアプリケーション、Dr.Webの信頼できるアプリケーションのリストに含まれているアプリケーションなどがあります。 インタラクティブモード モードでは、オペレーティングシステムまたはアプリケーションからネットワークへの接続が試行された場合、Firewall はそれらのアプリケーションに対するフィルタリングルールが設定されているかどうかを確認します。フィルタリングルールが設定されていない場合、ルールを設定するように求められます。ここで設定したルールは、同様の接続を検出するたびに繰り返し適用されます。
アプリケーションルール 1.ルールを決定する際には、表示される以下の情報を確認してください。
2.適切なアクションを選択してください。 •この接続を1回ブロックするには、1度ブロック を選択します。 •この接続を1回許可するには 1度許可 をクリックします。 •表示されたウィンドウ内で既定のルールを選択するか、または新しい ルールを作成 してください。表示されたウィンドウ内で既定のルールを選択するか、または新しい 表示されたウィンドウ内で既定のルールを選択するか、または新しい アプリケーションルールを作成 してください。 3.OK をクリックします。Firewall は、選択されたアクションを実行して通知ウィンドウを閉じます。
接続が、信頼できるアプリケーション(ルールが既に設定されているアプリケーション)によって開始されているが、このアプリケーションが未知の親プロセスによって実行されている場合は該当する警告が表示されます。 親プロセスルールの設定 1.通知内に表示された、親プロセスに関する情報を確認してください。 2.実行するアクションを決定したら、次のうちいずれか一つを選択してください。 •この接続を1回ブロックするには、ブロック を選択します。 •この接続を許可するには、許可 を選択します。 •親プロセスに対するルールを作成するには、ルールを作成 をクリックし、開いたウィンドウ内で 必要な設定 を行ってください。 3.OK をクリックします。Firewall は、選択されたアクションを実行して通知ウィンドウを閉じます。 未知のプロセスが別の未知のプロセスによって実行された場合、該当する情報が表示されます。ルールを作成 をクリックすると新しいウィンドウが開き、アプリケーションとその親プロセスに対して新しいルールを作成することができます。 |