管理者の認証

管理者がDr.Web Serverに接続するときは以下の認証方法が可能です。

Server DBに保存された管理者アカウント情報を使用する。

LDAPやActive Directoryサーバーに接続できる一般的なLDAP/AD設定を使用する。

RADIUSプロトコルを使用する。

PAM(UNIX系OSのみ)を使用する。

Serverを以前のバージョンから更新するときには、以下の認証タイプも使用できます(以前のバージョンで有効になっていた場合)。

Active Directory(Windows環境でのServerの場合)を使用する。

LDAPプロトコルを使用する。

これらの認証タイプを無効にすると、そのセクションはControl Centerの設定から除外されます。

Serverの初回インストール時には、これらのセクションは存在しません。

認証方法は以下のルールに沿って順番に試されます

1.Server DBからの管理者認証が常に最初に試行されます。

2.認証方法の適用順序はControl Centerで指定された以下の設定の順序によって決定されます。

3.外部システムを使用する認証方法は、デフォルトでは無効になっています。

認証方法の順番を入れ替えるには

1.Control Centerのメインメニュー内で 管理 を選択します。

2.コントロールメニュー内で 認証 を選択します。

3.開いたウィンドウ内で、認証方法が適用される順番で表示されます。順番を変更するには、認証方法名の左にある矢印をドラッグ&ドロップします。該当するアイテムが入れ替わります。

4.変更を適用するには、Serverを再起動する必要があります。

管理者のログインは一意である必要があります。

同じログインを持つ管理者がすでにServer上に存在する場合、外部認証システム経由では管理者の接続はできません。

 

認証 セクションで変更を保存すると毎回、管理者認証パラメータが含まれた以前のバージョンの設定ファイルのバックアップコピーが自動的に保存されます。10世代保存されます。

ファイルは設定ファイルと同じフォルダに置かれ、以下のフォーマットに従って名前が付けられます。

<file_name>_<creation_time>

ここで<file_name>は次の認証システムによって異なります:auth-ads.confauth-ldap.confauth-radius.confauth-pam.conf

作成したバックアップコピーは、Control Centerのインターフェースを使用することができない場合に設定ファイルを復元する目的などで使用できます。