ワークステーションの保護

Control Centerで設定されたアンチウイルスコンポーネントの設定に関する詳しい説明は、管理者マニュアルの該当するOSの端末を管理する方法に関する記載を参照してください。

 

インストールされたアンチウイルスパッケージによって保護されるコンピューターを、アンチウイルスネットワーク内でのその機能によってワークステーションと呼びます。そのようなコンピューターは、そのLAN機能によって、ワークステーションかモバイルデバイス、およびLANサーバーの両方になり得ます。

ワークステーションは、対応するOS用のDr.Webアンチウイルスパッケージによって脅威から保護されます。

アンチウイルスパッケージは保護する端末にインストールされ、Dr.Web Serverと接続されます。各端末はこのサーバーに登録された1つまたは複数のグループに含まれます(詳細については、システムとユーザーグループ参照)。端末とDr.Web Serverはローカルネットワークの使用するプロトコル(TCP/IPのバージョン4または6)経由で通信を行います。

インストール

アンチウイルスパッケージは以下のいずれかの方法でワークステーション上にインストールできます。

1.ローカルで - ローカルインストールはユーザーのコンピューターまたはモバイルデバイス上で直接実行します。インストールは管理者またはユーザーが行います。

2.リモートで - リモートインストールはWindows端末でのみ実行可能で、LAN経由でControl Center内で行います。アンチウイルスネットワーク管理者によって行われ、ユーザーの操作は必要ありません。

ワークステーション上でのアンチウイルスパッケージのインストール手順については、インストールマニュアルを参照してください。

管理

Dr.Web Serverとの接続が確立されると、管理者は端末上のアンチウイルスパッケージに実装された以下の機能を使用できます。

Control Center経由でワークステーション上のアンチウイルス設定を一元化。

その際、管理者は、パーミッション設定によりユーザーが端末上のアンチウイルス設定を自分で変更することの可否を設定することが可能です。

アンチウイルススキャンのスケジュールや端末上で実行されるその他のタスクを設定。

スキャンの統計、アンチウイルスコンポーネントの動作や端末の状態に関するその他の情報を取得。

アンチウイルススキャンの開始と停止など。

更新

Dr.Web Serverは随時更新をダウンロードし、接続されたAgentに配信します。したがって、アンチウイルス保護はユーザーの介入なしに、またユーザーのコンピュータースキルに関係なくDr.Web Agentによって自動で導入・管理・調整されます。

アンチウイルス端末がアンチウイルスネットワークと接続されていない場合でも、端末上のアンチウイルスでは設定のローカルコピーを使用し、ワークステーション上のアンチウイルス保護は機能し続けます(ユーザーのライセンスが切れるまで)が、ソフトウェアは更新されません。端末がこのような モバイルモード の使用を許可されている場合、サーバーとの接続が切れた後もGUSから直接ウイルスデータベースを更新できます。

モバイルモードでのAgentの操作については、モバイルモードでのAgentの更新を参照してください。