ワークステーションのトラフィック制限 |
Dr.Web Enterprise Security Suiteアンチウイルスネットワーク内のサーバーとAgent間のネットワークトラフィック帯域幅を制限できます。更新トラフィックとAgentインストール中のデータトラフィックの制限を個別に設定できます。 データトラフィックを制限するには、次のオプションを使用できます。 1.全てのワークステーションに対してデータトラフィック帯域幅を制限する。 サーバーの設定セクション内で設定します。Control Centerのメインメニュー内で → コントロールメニュー内の → タブ → または の内部タブ → それぞれ または オプションを選択します。 2.特定の端末または端末のグループに対して個別に更新トラフィック帯域幅を制限する。 端末の設定セクション内で設定します。Control Center のメインメニューで → ネットワークの階層的リスト内で端末または端末のグループを選択 → コントロールメニュー内の → オプションを選択します。 トラフィックの制限は次のように適用されます。 1.サーバーの設定内で、全体の更新トラフィック帯域幅に対する制限が有効になっている場合、サーバーから全ての端末への更新トラフィック帯域幅の合計は指定された値を超えません。その場合、 a)サーバーと端末間の通信チャネル帯域幅に関係なく、トラフィックは全ての端末間で均等に分配されます。 b)サーバーと端末間の通信チャネル帯域幅がの方法に基づいて割り出される平均よりも少ない場合、その端末に割り当てられる更新トラフィックは、その通信チャネルの最大帯域幅と同じになります。全体のトラフィックの残りの帯域幅は、に記載されているとおりに残りの端末に対して均等に分配されます。 2.特定の端末または端末のグループに対して個別に更新トラフィック帯域幅の制限が設定された場合、それらの端末またはグループへの更新トラフィック帯域幅は指定された値を超えません。この制限は残りの端末には適用されず、それらの端末に対する更新は最大帯域幅で配信されます。 3.サーバーの設定内で全体の制限が設定され、特定の端末またはグループの設定内で個別の制限が設定されている場合、 a)個別に制限が設定されている端末またはグループに対する更新トラフィック帯域幅は、それらの設定内で指定された値を超えません。 b)残りの端末に対する更新トラフィック帯域幅としては、全体の更新トラフィック帯域幅からの帯域幅を引いたものが均等に分配されます。 c)サーバーと、個別に制限の設定されていない端末間の通信チャネル帯域幅がの方法に基づいて割り出される平均よりも少ない場合、その端末に割り当てられる更新トラフィックは、その通信チャネルの最大帯域幅と同じになります。全体のトラフィックの残りの帯域幅は、に記載されているとおり、個別に制限の設定されていない残りの端末に対して均等に分配されます。 |