端末ユーザーのパーミッション

Dr.Web Security Control Centerからユーザーパーミッションを編集するには

1.メインメニュー内で アンチウイルスネットワーク を選択し、開いたウィンドウ内の階層的リストでワークステーション名をクリックします。開いた コントロールメニューパーミッション を選択します。パーミッション設定のウィンドウが開きます。

2.ワークステーションのOSに該当するタブ上でパーミッションを編集できます。パーミッションを変更(許可または拒否)するには、該当するパーミッションに対してチェックを入れるか、チェックを外します。

3.Windows、macOS、Linux、Android環境の端末に対するパーミッションを編集するには、以下のタブを使用します。

コンポーネント - コンポーネントの管理に関するパーミッションを変更します。デフォルトでは、ユーザーに対して各コンポーネントの実行は許可されていますが、コンポーネント設定の変更やコンポーネント動作の停止は禁止されています。

全般 - Dr.Web Agentの管理およびその機能に関するパーミッションを変更します。

パーミッション

アクション

チェックが入っていない場合の端末側での結果

Windows OS端末

動作モードを変更する

チェックを入れると、端末のユーザーによるAgentの動作モードの変更を許可します。

Agent設定内 メイン → サーバー セクションの以下のオプションが使用できなくなります。

サーバーから更新を受け取る

サーバーからのジョブを受け取る

イベントを記録

Dr.Web Agentの設定を変更する

チェックを入れると、端末のユーザーによる Dr.Web Agentの設定の変更を許可します。

Agent設定内の メイン セクションの以下のオプションが使用できなくなります。

通知:全ての設定を使用できません。

サーバー:サーバー接続設定、システム時間をサーバーの時間と同期させる フラグ、サーバーに接続できない場合にモバイルモードを使用する オプションは使用できません。

Self-Protectionシステム日時に対する変更をブロック および ユーザーエミュレーションの禁止 設定を使用できません。

アドバンスログ セクション内の Dr.Web UpdateDr.Web Servicesスキャンエラーが発生したときにメモリダンプを作成する 設定を使用できません。

Self-Protectionを無効にする

チェックを入れると、端末のユーザーによるSelf-Protectionの無効化を許可します。

Agent設定内の メイン → Self-Protection にある Self-Protectionを有効にする および ハードウェア仮想化を有効にする オプションが使用できなくなります。

Dr.Web Agentをアンインストールする

チェックを入れると、端末のユーザーによるDr.Web Agentのアンインストールを許可します。

インストーラまたはWindows標準サービスを使用しての、端末上のAgentのアンインストールができなくなります。この場合、AgentのアンインストールはDr.Web Security Control Centerのツールバー上の 全般 → Dr.Web Agentをアンインストールする 経由でのみ可能になります。

macOS搭載端末

モバイルモードで動作させる

チェックを入れると、Dr.Web Serverとの接続が不可能な場合に、Dr.Web Global Update Systemから直接更新を受け取るために、端末をモバイルモードに切り替えることをユーザーに対して許可します。

アプリケーションのメインウィンドウ内にある 更新 セクションがブロックされます。

Linux系OS搭載端末

モバイルモードで動作させる

チェックを入れると、Dr.Web Serverとの接続が不可能な場合に、Dr.Web Global Update Systemから直接更新を受け取るために、端末をモバイルモードに切り替えることをユーザーに対して許可します。

アプリケーションのコンソールモード:GUSからウイルスデータベースを更新する drweb-ctl update コマンドが使用できなくなります。

Android OS搭載端末

モバイルモードで動作させる

チェックを入れると、Dr.Web Serverとの接続が不可能な場合に、Dr.Web Global Update Systemから直接更新を受け取るために、端末をモバイルモードに切り替えることをユーザーに対して許可します。

アプリケーションのメイン画面にある 更新 セクションがブロックされます。

Agent設定を変更するようなオプションを無効にした後は、無効化以前に最後に設定された値が使用されます。

 

対応するメニュー項目に続くアクションについては、対応するオペレーティングシステムのDr.Web製品の『ユーザーマニュアル』に記載されています。

4.同じ設定を他のオブジェクトにも適用する場合は この設定を別のオブジェクトに伝播します をクリックします。

5.設定をファイルにエクスポートするには、 表示された設定をファイルにエクスポートします をクリックします。

6.設定をファイルからインポートするには、 ファイルから設定をインポートします をクリックします。

7.変更を保存するには、保存 をクリックします。

サーバーに接続されていない状態にあるワークステーションの変更を行った場合、新しい設定はAgentがサーバーに再接続された際に適用されます。