第7章:Dr.Web Enterprise Security Suiteソフトウェアおよびコンポーネントのアップグレード |
Dr.Web Enterprise Security Suiteおよびそのコンポーネントを更新する前に、以下の点に注意してください。 •更新前にインターネットアクセスのTCP/IPプロトコル設定を確認することを推奨します。特にDNSサービスが正しく設定されている必要があります。 •Dr.Web Serverをアップグレードする前に、全てのDr.Web Enterprise Security Suiteコンポーネント(Dr.Web Agentを含む)をGUSで入手可能な最新バージョンにアップグレードすることをお勧めします。 •マルチサーバーのアンチウイルスネットワーク構成では、サーバー間の更新配信はバージョン12のDr.Web Serverと以前のバージョンのDr.Web Server間では実行されず、サーバー間接続は配信統計にのみ使用されます。サーバー間更新配信を実現するには、全てのDr.Web Serverをバージョン12へアップグレードする必要があります。バージョン12ではサポートされていないOSにインストールされたAgentと接続するために、アンチウイルスネットワークの一部として以前のバージョンのDr.Web Serverを残しておく必要がある場合(Dr.Web Agentのアップグレード参照)、バージョン6のDr.Web Serverとバージョン12のDr.Web Serverで個別に更新を受信する必要があります。 •Dr.Web Serverクラスタのバージョン6および10からバージョン12へのアップグレードは個別に実行する必要があります。すなわち、各クラスタノードをクラスタから切断し、組み込みデータベースに切り替え、更新した後に再度1つずつクラスタに接続する必要があります。 •Dr.Web Proxy Serverが含まれるアンチウイルスネットワークでは、コンポーネントをバージョン12.0にアップグレードする際に、Proxy Serverもバージョン12.0にアップグレードする必要があります。そうでない場合、バージョン12.0で提供されるAgentは、バージョン12.0のDr.Web Serverに接続できなくなります。Dr.Web Server→Dr.Web Proxy Server→Dr.Web Agentの順にアップグレードを実行することをお勧めします。 •バージョン6からバージョン12にDr.Web Serverをアップグレードする際には、Proxy Serverを介して設定したServer動作の設定内容は保存されません。バージョン12のインストール完了後、ユーザーはProxy Serverを介した接続設定を手動で指定する必要があります(のプロキシを参照)。 •Dr.Web Serveのアップグレード時、すべてのリポジトリの設定は新しいバージョンに移行されませんが(デフォルトの設定にリセットされます)、バックアップされます。必要に応じて、Dr.Web Serverのアップグレード後に手動でリポジトリ設定を変更します。 •Dr.Web Serverバージョン12をインストールした後、デフォルトでは、端末から該当する製品の要求があった場合にのみ、、、のリポジトリ製品の更新がGUSからロードされます。詳細についてはリポジトリの詳細な設定を参照してください。 お使いのDr.Web Serverがインターネットに接続されておらず、更新が他のDr.Web Serverから、または リポジトリローダー を使用して手動でロードされる場合は、 オプションにチェックを入れて製品をインストールまたは更新する前に、まず初めにそれらの製品を手動でリポジトリにロードする必要があります。 |