Dr.Web Enterprise Security Suiteでは、端末を自動でユーザーグループに追加するルールを設定できます。
端末を自動でグループに追加するルールを設定するには
1.Control Centerのメインメニューで アンチウイルスネットワーク を選択します。
2.アンチウイルスネットワークの階層的リスト内で、メンバーシップルールを設定するユーザーグループを選択します。
3.以下のうちいずれかの方法で、メンバーシップルールの編集セクションを開きます。
•ウィンドウの右側にある グループプロパティ ペインの 設定 セクションで、
グループメンバーシップルール をクリックします。
•コントロールメニュー の 全般 セクションで グループメンバーシップルール を選択します。
•コントロールメニュー の 全般 セクションで プロパティ を選択し、設定 タブを開き、 グループメンバーシップルール をクリックします。
4.開いたウィンドウで、このグループに追加する端末の条件を指定します。
a)グループメンバーシップルールが指定されていない場合は ルールを追加 をクリックします。
b)ルールを作成するグループを、全ての端末のプライマリグループとして自動的に設定するには、グループをプライマリとして設定する にチェックを入れます。ルールに従って端末がこのグループに移されます。
c)各ルールブロックに対して以下の設定を行います。
▫このブロック内のルールの組み合わせモードを1つ選択します：全ての条件に一致、いずれかの条件に一致、いずれの条件にも一致しません
▫ドロップダウンリストから条件を選択します：条件に使われる端末パラメータ、適合条件、条件ストリングを入力します。
端末は次の条件でグループにすることができます。
- 端末名（名前に含まれる文字のセットまたは正規表現）
- IPアドレス（IPアドレスに含まれる文字のセット、IPアドレスが属するサブネット、または正規表現）
- 説明（説明に含まれる文字のセットまたは正規表現）
- 端末ID（IDに含まれる文字のセットまたは正規表現）
- 新規端末（newbie） （端末のステータスが「新規端末」であるかどうか）
- Active DirectoryからのLDAP DN（LDAP DNに含まれる文字のセットまたは正規表現）
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Active DirectoryからのLDAP DN パラメータを設定するには 1.Dr.Web Serverスケジュール（管理 → Dr.Web Server Task Scheduler）で Active Directoryとの同期 タスクを有効にします。 2.メンバーシップルールで、Active DirectoryからのLDAP DN パラメータの条件ストリングとして必要なDNを設定します。例えば、次のようになります。
正規表現に一致 オプションでのみ、正規表現を使用できます。その他の全てのオプションについては、入力された文字列との完全な一致が検索されます。 正規表現については、付録の付録 J. Dr.Web Enterprise Security Suiteで使用される正規表現セクションを参照してください。 |
- 端末にインストールされているオペレーティングシステム（Windows、UNIX、MacOS、Androidなど。 値「Unknown」も使用可）
- オペレーティングシステムのビルド（ビルド番号に含まれる文字のセットまたは正規表現）
- 端末プラットフォーム（端末にインストールされているOSのバージョン。Android、Windows、MacOSのみ）
- 接続プロトコル（TCP IP、TCP IPv6、UNIX）
- Dr.Web ServerのID（IDに含まれる文字のセットまたは正規表現）
- 端末タイプ（フルエージェント、仮想エージェント、Dr.Web Scanning Server）
▫このルールブロックに別の条件を追加するには、条件ストリング右の 
をクリックします。
d)新しいルールブロックを追加するには、ブロックの右の をクリックします。このとき、他のブロックの条件とこのブロックの連携モードを指定します。
▫AND - ブロックの条件は同時に実行されます。
▫OR - 少なくとも1つのブロックの条件が実行されます。
5.指定したルールを保存し適用するには、以下のボタンのうちいずれか1つをクリックします。
•今すぐ適用 - 指定されたメンバーシップルールを保存し、このDr.Web Serverに登録された全ての端末に対してただちに適用します。端末数が多い場合は、このアクションの完了までに時間がかかる場合があります。端末のグループ化ルールは、アクションの設定後ただちに、すでに登録されている端末に対して適用されます。初めてDr.Web Serverに登録されるものを含む全ての端末に対して適用されます。
•端末の接続時に適用 - 指定したメンバーシップルールを保存し、Dr.Web Serverとの接続時に端末に対して適用します。端末のグループ化ルールは、すでに登録されている端末は次回のDr.Web Serverとの接続時に適用されます。初めてDr.Web Serverに登録される端末については、初回の接続時に適用されます。
6.ツールバーの 
ツリー表示設定 リストで メンバーシップルールアイコンの表示 にチェックが入っている場合、ユーザーグループに自動メンバーシップルールが指定した際に、階層的リストでこのグループのアイコンの横に アイコンが表示されます。
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端末がメンバーシップルールによって自動的にユーザーグループに加えられた場合、その端末を手動でこのグループから削除することには意味がありません。次回のDr.Web Serverとの接続時に、端末は再度このグループに自動的に戻されます。 |
端末を自動でグループに追加するルールを削除するには
1.Control Centerのメインメニューで アンチウイルスネットワーク を選択します。
2.アンチウイルスネットワークの階層的リストで、メンバーシップルールを削除するユーザーグループを選択します。
3.以下のアクションのうちいずれか1つを実行します。
•ツールバー上で 
メンバーシップルールの削除 をクリックします。
•ウィンドウの右側にあるグループプロパティ ペインの 設定 セクションで メンバーシップルールの削除 をクリックします。
•コントロールメニューの 全般 セクションで プロパティ を選択し、設定 タブを開いて メンバーシップルールの削除 をクリックします。
4.グループメンバーシップルールが削除されると、このグループに自動的に追加されていた全ての端末がこのグループから削除されます。自動的に追加されていた端末に対し、このグループが管理者によりプライマリとして設定されていた場合、端末がグループから削除された後は、Everyoneグループがそれらの端末のプライマリとして設定されます。