Dr.Web Serverのリモートアクセス

Dr.Web Serverリモート診断ユーティリティに接続するには、Dr.Web Server FrontDoorプラグインを有効にする必要があります。これを行うには、Dr.Web Server設定 セクションの モジュール タブで、Dr.Web Server FrontDoorプラグイン フラグを設定します。

 

Dr.Web Serverリモート診断ユーティリティに接続するには、ユーティリティ経由で接続する管理者が 追加機能を使用 権限を持っている必要があります。そうでない場合、リモート診断ユーティリティ経由でDr.Web Serverにアクセスすることはできません。

Dr.Web Serverリモート診断ユーティリティのパラメータを設定するには

1.Control Centerのメインメニューで 管理 を選択し、開いたウィンドウ内のコントロールメニューで Dr.Web Serverのリモートアクセス を選択します。

2.接続プロトコルの設定を行ってください。

リモート診断ユーティリティとDr.Web Serverとの、TLSプロトコル経由での接続を有効にするには、TLSを使用 にチェックを入れます。チェックが入っていない場合はTCP接続のみが許可されます。
TLS接続では、次の項目を指定します。

証明書 - 接続時に検証されるTLS証明書ファイル。ドロップダウンリストにはDr.Web Serverフォルダ内にある使用可能な証明書が含まれています。

SSLプライベートキー - 接続時に検証されるSSLプライベートキーファイル。ドロップダウンリストにはDr.Web Serverフォルダ内にある使用可能なプライベートキーが含まれています。

TLSセッションチケットの暗号化キー フィールドで、TLSセッションチケットの暗号化キーへのパスを指定します。指定されたキーを使用して暗号化されたセッションチケットに基づいてTLSセッションを再開するために使用されます。

許可された暗号リスト - クライアント接続で使用できるOpenSSLパッケージからの暗号のリストを定義する文字列。ALL:!EXPORT:!LOW:!aNULL:!eNULL:!SSLv2 を意味する DEFAULT を使用するにはこのフィールドをブランクにします。

3.接続インターフェースの設定を行ってください。

アドレス - リモート診断ユーティリティに接続するためにDr.Web Server側でリッスンされるIPアドレス。

ポート - リモート診断ユーティリティに接続するためにDr.Web Server側でリッスンされるポート。デフォルトではポート10101が使用されます。

別の接続インターフェースを追加するには、 をクリックし、追加されたフィールドの値を指定します。

以前使用していたインターフェースからの接続を禁止するには、このインターフェースの行の横にある をクリックしてリストから削除します。

4.保存 をクリックします。

Dr.Web Serverリモート診断ユーティリティのコンソールバージョンに関する説明は、付録ドキュメントの H7.3. Dr.Web Serverリモート診断ユーティリティ を参照してください。