G3. download.conf設定ファイル

download.confファイルによって：

1.Dr.Web Serverクラスタシステムの作成中および操作中に、多数の新規端末に接続する場合、クラスタのDr.Web Server間で負荷を分散できます。

2.Dr.Web Serverでカスタムポートを使用している場合、Agentのインストールファイル作成中にそのポートを指定できます。

download.confファイルは、アンチウイルスネットワークの新規端末に対するインストールファイルの作成時に使用されます。このファイルのパラメータによって、AgentインストーラをDr.Web Serverに接続するためのDr.Web Serverアドレスおよびポート番号を以下のフォーマットで指定できます。

download = { server = '<Dr.Web_Server_Address>'; port = <port_number> }

それぞれ以下を表しています。

•<Dr.Web_Server_Address> - Dr.Web ServerのIPアドレスまたはDNS名

Agentインストールファイルの作成時、まず初めにdownload.confファイルのDr.Web Serverアドレスが使用されます。download.confファイル内にDr.Web Serverアドレスが指定されていない場合、webmin.confファイルのServerNameパラメータ値が使用されます。それ以外の場合は、OSによって返されるコンピューター名が使用されます。

•<port_number> - AgentインストーラをDr.Web Serverに接続するためのポート

download.confファイル内でポートが指定されていない場合、デフォルトで2193ポートが使用されます（Control Centerの管理 → Dr.Web Server設定 → ネットワークタブ → トランスポートタブで設定）。

デフォルトでは、download.confファイルのdownloadパラメータは無効になっています。download.confファイルを使用するには、ラインの初めにある"--"を削除することでこのパラメータをアンコメントし、該当するアドレスの値およびDr.Web Serverのポートを指定します。