第7章:統合されたワークステーションの管理

端末とその設定を統合管理するために、次のツールが提供されています。

グループ

端末が所属できるグループの数は無制限です。端末のステータスに応じた、事前定義されたグループへの所属が必須です。任意でユーザーグループにも所属させることができます。ただし、プライマリとなるグループはいずれか1つのみになります。

ポリシー

端末に割り当てることができるポリシーは1つのみです。または1つも割り当てないこともできます。

プロファイル

プロファイルは Application Control コンポーネントの設定を指定するために使用され、端末や端末のグループ、個々のユーザーに割り当てることができます。

端末でのアプリケーションの起動を制御するには、少なくとも1つのアクティブなプロファイルを端末または端末のユーザーに割り当てる必要があります。

端末設定タイプ

設定を継承

新しい端末を作成する際、設定は常にポリシーやプライマリグループから継承されます。詳細については、端末の設定の継承 セクションを参照してください。

個人設定

端末の操作中に継承を無効にし、個人設定を設定できます。

端末の個人設定を設定するには、該当する設定セクションを編集します。

端末に対して個人設定が指定されている場合、割り当てられたポリシーの設定やグループ個人設定およびその変更は、端末の設定には影響を与えません。

ポリシーやプライマリグループからの継承は復元できます。復元するには、Control Centerのツールバーまたは該当する端末設定セクションやプロパティセクション内で 個人設定の削除 をクリックします。

ワークステーション構成エレメントの各設定セクションでは、このセクションの設定が個人設定されている、または対応するオブジェクトから継承されているという情報が表示されます。

 

設定セクションの一部を個人設定し、一部をポリシーまたはプライマリグループ(ポリシーが指定されていない場合)から継承できます。

該当する設定を編集することで、異なる グループ および 端末 に対して個別の設定を行うことができます。