Control CenterではDr.Web Serverソフトウェアを管理するための以下の機能が提供されます。
•Dr.Web Serverソフトウェアを、GUSからダウンロードされてDr.Web Serverリポジトリに保存されている利用可能なバージョンの1つに更新します。GUSからリポジトリを更新する設定については、Dr.Web Serverリポジトリの管理 セクションを参照してください。
•Dr.Web Serverソフトウェアを保存したバックアップまでロールバックします。Dr.Web Serverのバックアップは、新しいバージョンへの更新中に Dr.Web Server更新 セクション内に自動的に作成されます（以下の手順4）。
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Dr.Web Serverは、Dr.Web Serverディストリビューションキットを使用してアップグレードすることもできます。手順については、インストールマニュアル の Dr.Web Server for Windows OSをアップグレードする または Dr.Web Server for UNIX系OSをアップグレードする セクションを参照してください。
Dr.Web Serverのすべての更新にディストリビューションキットがあるわけではありません。Control Center経由でのみインストール可能な場合もあります。
UNIX系OS環境でのDr.Web ServerをControl Centerからアップグレードした場合、OSパッケージマネージャー内でのDr.Web Serverのバージョンは変わりません。 |
1.Control Centerのメインメニューで 管理 を選択し、開いたウィンドウのコントロールメニューで Dr.Web Server を選択します。
2.Dr.Web Serverのバージョンリストを開くには、バージョンリストを表示 リンクをクリックします。
3.利用可能なDr.Web Serverの更新とバックアップのリストが含まれた Dr.Web Serverの更新 セクションが開きます。
•現在のバージョン セクションには、現在使用している Dr.Web Serverのバージョンが表示されます。 変更リスト セクションでは、現在のバージョンに追加された新たな機能や修正されたエラーなど、前回のバージョンとの違いについて簡単な情報を確認できます。
•利用可能な更新 セクションには、GUSからダウンロードされたDr.Web Serverの更新のリストが表示されます。変更リスト セクションでは、各バージョンに追加された新たな機能や修正されたエラーについての簡単な情報を確認できます。
インストールパッケージからインストールした最初のDr.Web Serverのバージョンでは、変更リスト は空になっています。
•バックアップ セクションには、このDr.Web Server用に保存されたバックアップコピーのリストが表示されます。日付 セクションには、バックアップの日付情報が含まれています。
4.Dr.Web Serverを更新するには、利用可能な更新 リスト内で該当するバージョンのチェックボックスにチェックを入れ、適用 をクリックします。
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Dr.Web Serverの更新は現在のバージョンから新しいバージョンへのみ行うことができます。 |
Dr.Web Serverの更新中に、現在のバージョンがバックアップとして保存され（バックアップ セクション内に置かれます）、新しいバージョンが 利用可能な更新 セクションから 現在のバージョン セクションに移されます。
バックアップコピーは以下のフォルダに保存されます。
var → update → backup → <old_version>-<new_version>
更新中に var → dwupdater.log ログファイルが作成または変更されます。
5.保存したバックアップコピーまでDr.Web Serverソフトウェアを ロールバックする には、バックアップ リスト内で該当するバージョンの横にあるチェックボックスにチェックを入れ、適用 をクリックします。Dr.Web Serverソフトウェアのロールバック中に、適用されたバックアップコピーが 現在のバージョン セクションに置かれます。
6.Dr.Web Serverの整合性を復元し、現在のリビジョンの状態にロールバックするには、Serverを復元する ボタンをクリックします。
Dr.Web Serverソフトウェアの整合性の復元は、バックアップコピーの保存や、データベースおよび設定ファイルの更新なしに行われます。このリビジョンがリポジトリにない場合、リカバリは不可能です。