G2. Dr.Web Agent for Windows

コマンドフォーマット

es-service.exe [<switches>]

スイッチ

各スイッチは以下の内いずれか1つのフォーマットで設定できます(フォーマットは同じです)。

-<short_switch>[ <argument>]

または

--<long_switch>[=<argument>]

短いバージョンと長いバージョンを含み、複数のスイッチを同時に使用できます。

引数にスペースが含まれている場合は引用符で囲む必要があります。短いスイッチはスペースなしで使用できます。例:

es-service -e192.168.1.1:12345

 

すべてのスイッチはDr.Web Server上で端末に対して許可されたパーミッションに関係なく実行できます。Dr.Web Agent設定を変更するパーミッションがDr.Web Serverで拒否されている場合でも、コマンドラインスイッチを使用してそれらの設定を変更できます。

使用可能なスイッチ

ヘルプを表示:

-?

--help

Dr.Web Agentが接続するDr.Web Serverのアドレスを変更:

-e <Dr.Web_Server>

--esserver=<Dr.Web_Server>

複数のDr.Web Serverを同時に設定するには、スペースを使用してアドレスごとに-e スイッチを繰り返して指定します。例:

es-service -e 192.168.1.1:12345 -e 192.168.1.2:12345 -e 10.10.1.1:1223

または

es-service --esserver=10.3.1.1:123 --esserver=10.3.1.2:123 --esserver=10.10.1.1:123

パブリック暗号化キーを追加:

-p <key>

--addpubkey=<key>

引数として指定されたパブリックキーはDr.Web Agentフォルダ(デフォルトでは %ProgramFiles%\DrWeb フォルダ)にコピーされ、drwcsd.pub という名前に変更されて(指定したファイルの名前が異なる場合)サービスによって再読み込みされます。Dr.Web Agentフォルダ内に以前のパブリックキーファイルが存在する場合は drwcsd.pub.old という名前に変更されます。

以前に使用されていたすべてのパブリックキー(Dr.Web Serverから配信されてレジストリ内に保存されているもの)はそのまま残されて使用されます。

Dr.Web Server証明書を追加:

-c <certificate>

--addcert=<certificate>

引数として指定されたDr.Web Server証明書ファイルはDr.Web Agentフォルダ(デフォルトでは %ProgramFiles%\DrWeb フォルダ)にコピーされ、drwcsd-certificate.pem という名前に変更されて(指定したファイルの名前が異なる場合)サービスによって再読み込みされます。Dr.Web Agentフォルダ内に以前の証明書ファイルが存在する場合は drwcsd-certificate.pem.old という名前に変更され、使用されなくなります。

以前に使用されていたすべての証明書(Dr.Web Serverから配信されてレジストリ内に保存されているもの)はそのまま残されて使用されます。

新規端末としてDr.Web Serverに接続:

-w <value>

--newbie=<value>

有効な値:once、alwaysalways を指定すると、サービスが開始されるたびにDr.Web Agentの認証パラメータがリセットされ、Dr.Web Agentは常に新規端末としてDr.Web Serverに接続します(管理者マニュアル新しい端末の承認ポリシー セクション参照)。 once を指定すると、Dr.Web Agentの認証パラメータは次にサービスが開始されたときにリセットされます。その後1回だけ、Dr.Web Agentは新規端末としてDr.Web Serverに再接続します。

Dr.Web Agent ログの詳細レベル を変更:

--change-loglevel=<level>

使用可能なログの詳細レベルの値:errwrninfdbg all

このスイッチは管理者権限でのみ機能し、Self-Protectionをオフにしたり、サービスやOSを手動で再起動したりする必要はありません。