2.6. プロキシサーバーのインストール |
1つもしくは複数の プロキシサーバー をアンチウイルスネットワークに含むことができます。 プロキシサーバー をインストールするコンピューターには、相互間でデータのリダレクトが必要な全てのネットワークとセグメントからアクセス可能なコンピューターを選択してください。
プロキシサーバー のWindowsへのインストール方法は下記をご覧ください。ディストリビューションファイルの種類によって設定やステップが異なります。 Windowsのコンピューターにプロキシサーバーをインストールするには 1.ディストリビューションファイルを実行します。インストールするプログラムについての Installation Wizard のウィンドウが表示されます。 Next をクリックします。 2.ライセンス同意のウィンドウが表示されます。よく読んで同意してください。インストールを続行するには、ウィンドウ下部にある I accept the terms of the license agreement を選択し Next をクリックします。 3.デフォルトのインストールフォルダ(C:\Program Files\DrWeb Enterprise Proxy)を変更するウィンドウが表示されます。必要に応じて Change をクリックしインストールフォルダを指定してください。 Next をクリックします。 4.プロキシサーバー パラメータを設定するウィンドウが表示されます。 ◆Listen to フィールドで プロキシサーバー にリッスンされるIP アドレスを指定してください。デフォルトでは、全てのインターフェースをリッスンするany (0.0.0.0) 値になっています。 ◆Port フィールドで プロキシサーバー がリッスンするポートを指定してください。デフォルトでは、NetBIOSプロトコルには 2193 ポートまたは 23 ポートになっています。 ◆Protocol ドロップダウンリストで プロキシサーバー が接続を受信するプロトコルの種類を選択してください。 ◆サーバー イミテーションモードを有効にするために Enable discovery フラグをセットしてください。このモードでは ネットワークスキャナ が プロキシサーバー を Enterprise Server として探知します。 ◆Multicast group 内で プロキシサーバー が含まれるマルチキャストグループのIPアドレスを指定してください。指定されたインターフェースはアクティブな Enterprise Server 検索の間に、ネットワークインストーラ とのインタラクションのため プロキシサーバー にリッスンされます。 ◆Redirect to セクションで、 プロキシサーバー によって確立された接続のリダレクト先となる Enterprise Server のアドレス、或いはアドレスのリストを指定します。 プロキシサーバー 設定を指定したら Next をクリックします。 5.プロキシサーバー のインストール準備が完了したことを知らせるウィンドウが表示されるので、Install をクリックします。 6.インストールが終了したら Finish をクリックします。 インストール後に プロキシサーバー のオペレーションパラメータを変更できます。 プロキシサーバー のインストールフォルダにあるdrwcsd-proxy.xml設定ファイルを使用して下さい。設定ファイルのパラメータは 付録 G4 にあります。 UNIX系OSへのプロキシサーバーのパッケージ インストール 以下のコマンドを使用します。 ◆FreeBSD: pkg_add <ディストリビューションファイル名>.tbz ◆Solaris: bzip2 -d <ディストリビューションファイル名>.bz2 pkgadd -d <ディストリビューションファイル名> ◆Linux: ◆Debian と Ubuntu: dpkg -i <ディストリビューションファイル名>.deb ◆rpm ディストリビューションキット: rpm -i <ディストリビューションファイル名>.rpm また、対応するシステムのリストに無いものを含むあらゆるLinux系システムにインストールできる、いわゆるジェネリックパッケージもあります。これらはパッケージに含まれているインストーラを使用してインストールします。 tar -xjf <ディストリビューション_ファイル_名>.tar.bz2 この後、アンパックされていないフォルダは全てルートディレクトリに移す必要があります。
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