インターネットに接続するたびに、お使いのMacはWebサイトをホストするサーバーと情報を交換します。現在は多くのWebサービスが安全な接続を使用するようになってきています。そのような接続は安全なHTTPSプロトコルを使用してデータを転送します。SSL/TLS暗号化プロトコルはデータの暗号化をサポートしているため、安全にデータを送受信できます。
デフォルトでは、Dr.Webは暗号化されたトラフィックをスキャンしませんが、このスキャンを有効にすることができます。
暗号化されたトラフィックのスキャンを有効にするには
1.メインウィンドウで をクリックします。
2.設定 ウィンドウで ネットワーク セクションを選択します。
3.設定を使用できない場合は、それらのロックを解除してください。その場合は下部にある をクリックし、ユーザー名とパスワードを入力します。
4.暗号化されたトラフィックをスキャンする オプションを有効にします。 |
Dr.Webが暗号化されたトラフィックをスキャンするために、Webサイトのデジタル証明書がDoctor Webセキュリティ証明書に置き換えられます。
セキュリティ証明書とは
セキュリティ証明書は、アプリケーションが認証センターの1つで検査された認定アプリケーションであることを証明するための電子文書です。
セキュリティ証明書により、通信は認証チェック付きのセキュアモードで実行されるようになります。
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Dr.Webをインストールすると、Doctor Webセキュリティ証明書がシステム証明書のリストに自動的にインポートされます。ただし、OperaやFirefoxブラウザ、Mozilla ThunderbirdやThe Bat!メールクライアントなどの一部のアプリケーションは、システム証明書を参照しません。
そのような場合は、Doctor Webセキュリティ証明書を手動でエクスポートして、アプリケーションにインストール(インポート)することができます。
Doctor Web証明書をエクスポートするには
1.メインウィンドウで をクリックします。
2.設定 ウィンドウで ネットワーク セクションを選択します。
3.設定を使用できない場合は、それらのロックを解除してください。その場合は下部にある をクリックし、ユーザー名とパスワードを入力します。
4.エクスポート をクリックします。
5.証明書を保存するフォルダを選択します。保存 をクリックします。
6.証明書を対象のアプリケーションにインポートします。証明書をインポートする方法の詳細については、対象となるアプリケーションのユーザーマニュアルを参照してください。 |

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暗号化されたトラフィックをスキャンする オプションを有効にした後に、クラウドベースのアプリケーション(Googleドライブ、Dropbox、Yandex.Diskなど)で問題が発生した場合は、それらのアプリケーションをスキャンの対象から 除外 してください。
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