隔離
隔離 セクションでは、隔離に保存されているオブジェクトに関する情報を確認したり、それらのオブジェクトに対してアクションを適用したりすることができます。隔離は検出された脅威をシステムの残りの部分から遮断するための特別なフォルダで、修復不可能なオブジェクトを保存したい場合に使用できます。
プライバシー上の理由により、隔離フォルダはシステム内のユーザーごとに作成されます。したがって、管理者モードに切り替えた場合、検出された脅威は管理者の隔離フォルダに移され、ユーザーの隔離フォルダでは確認することができなくなります。
隔離されたオブジェクトに関する情報を確認するには
1.メインウィンドウの ダッシュボード タブで 脅威 を選択します。
2.隔離 タブを開きます。
3.隔離されている特定のオブジェクトの情報を表示するには、該当するフィールドをダブルクリックします。
隔離されたオブジェクトに対してアクションを適用するには
3.ドロップダウンリストから、該当するオブジェクトに対して次のいずれかのアクションを選択します。
•削除 - オブジェクトをファイルシステムから完全に削除します。
•復元 - オブジェクトを元のフォルダに復元します。
•指定場所に復元 - オブジェクトを選択したフォルダに復元します。
隔離されたオブジェクトを修復することはできません。悪意のあるファイルであると思われる場合は、オブジェクトを再スキャンできます。
オブジェクトは復元することもできます。修復アルゴリズムは常に改良され続けています。そのため、修復不可能だったオブジェクトが、アプリケーションの更新後に修復できるようになる場合もあります。
脅威のリストにアーカイブが含まれている場合、アクションはアーカイブ全体に対して適用されます。
特定のファイルに対してアクションを適用したい場合はアーカイブを展開し、再度スキャンを実行してください。
複数の脅威に対してアクションを適用するには
1.shiftキーを使用して、複数の脅威を選択します。
2.次の キーボードショートカット を使用します。
•shift + command + D - 脅威を削除します。
•shift + command + R - オブジェクトを元のフォルダに復元します。
•shift + command + P - オブジェクトを選択したフォルダに復元します。