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ポストインストールスクリプトで"Configuration Services"オプションを選択した場合は、Dr.Web Agentを含むすべてのサービスは自動的に起動します。
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Agentがデフォルト設定で起動すると、以下の処理が実行されます。
1. | 設定ファイルを読み込みます。設定ファイルが見つからない場合、Agentは終了します。 |
2. | [EnterpriseMode] セクションのパラメータが正しく設定されており、Dr.Web for UNIX mail serversソリューションがアンチウイルスネットワーク内で動作している場合、AgentはEnterpriseモードで起動します。それ以外の場合で、[Standalone]セクションのパラメータが正しく設定されている時は、AgentはStandaloneモードで起動します。[Standalone]セクションのパラメータが設定されていない場合、Agentは終了します。 |
3. | Agentと他のDr.Webモジュールが連携する為のソケットが作成されます。TCPソケットを使用する場合は複数の接続が可能です(少なくとも1つの接続が確立されていれば読み込みは続行されます)。UNIXソケットを使用する場合、drweb-agentを実行する権限を持つユーザがそのディレクトリに対する書き込み、および読み込み権限を持っている場合にのみソケットが作成されます。ソケットが作成されなかった場合、Agentは終了します。
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現時点ではDr.Web for UNIX mail servers はDr.Web Enterprise Security Suiteとの統合をサポートしていません。AgentはStandaloneモードでのみ動作可能です。
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各動作モードごとの先の手順は以下のとおりです。
Enterpriseモードの場合
• | Agentは、Dr.Web Enterprise Security Suiteに接続します。Dr.Web Enterprise Security Suiteに接続できなかった場合や認証プロセスが失敗した場合、AgentはStandaloneモードでの起動を試みます。 接続が確立された場合は読み込みが続行されます。 |
• | Agentがキーファイルと設定情報をDr.Web Enterprise Security Suiteから受け取ります。それらを全て受信した後で、Agentは動作可能な状態になります。 |
Standaloneモードの場合
• | Agentと他のDr.Webモジュールが連携する為のmeta-configurationファイルがロードされます。ファイルの場所はAgent設定ファイルの[Agent]セクション内の MetaConfigDirパラメータで設定されています。meta-configurationファイルの読み込みに成功するとAgentが動作可能な状態になります。 |
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