SMTPプロキシモードとの統合 |
Dr.Web MailDはメールプロトコルのプロキシサーバとして働き、それによって多くのメールシステムと一緒に使うことができます。このモードでは drweb-receiverモジュールはSMTP/LMTPサーバとして働き、drweb-senderモジュールはSMTP/LMTPクライアントとして働きます。さらに、drweb-senderモジュールはメッセージを直接ローカルメールシステムに送ることができます。
drweb-receiverには、最新のマルチプレクサ(epoll、kevent、/dev/pollなど)を使って導入された高パフォーマンスのSMTPサーバが含まれています。このSMTPサーバはマルチスレッドで、それぞれのスレッド、IPv6プロトコル、SMTP拡張子の番号ごとに複数のコネクションに対応しています。
メールをインターネットから直接受け取る場合、新しくdrweb-receiverに導入されたいくつかのテクノロジーがメールのフィルタリングをより簡単に、効率的にします。 制限およびReputation IP FilterによってSMTPセッションの段階でメールをフィルタリングすることが出来ます(そして、例えばDHA攻撃を防ぐことが出来ます)。
drweb-receiver、drweb-senderモジュールに対する全ての設定は、Dr.Web MailD設定ファイルの[Receiver]および[Sender]セクションで定義され、本マニュアルのReceiverおよびSenderに記述しています。 |