統計情報のコマンドには複数の一般パラメータがあります。
• | period = period:DATE1[/DATE2] - 選択された期間の統計情報を出力します。 |
where:
o | DATE1 - 統計情報を出力する期間の下限です。出力書式および時間書式は下記をご覧ください。 |
o | DATE2 - 統計情報を出力する期間の上限です。パラメータが設定されていない場合、現在の時間になります。書式は下記をご覧ください。 |
期間が設定されていない場合、全ての統計情報が出力されます。
• | ignore = ignore:total|block - 出力する統計情報のフィルタリングです。 |
• | total - 検査されたメッセージに関する一般統計情報を出力しません。 |
• | block - ブロックされたメッセージに関する一般統計情報を出力しません。このパラメータが設定されていない場合、全ての種類の統計情報が出力されます。 |
• | plugin = plugin:name - 指定されたプラグインに関する情報を出力します。nameは統計情報を出力するプラグインの名前です。pluginが設定されていない場合、情報は全てのプラグインに関して出力されます。存在しないプラグインが設定された場合、エラーが出力されコマンドはキャンセルされます。*が指定された場合、一般統計情報が出力されます。 |
同じようなパラメータが複数指定された場合、最後に指定されたパラメータに関する統計が出力されます。
使用可能なコマンドは以下のとおりです。
• | stat-client client-id|*|- [period] [ignore] [plugin] - 設定されたクライアントclient-idに関する統計情報の作成です。client-idで指定されたクライアントが存在しない場合、エラーが出力されコマンドの実行はキャンセルされます。client-idの代わりに"*"が指定された場合、全てのクライアントに関する統計情報が出力され、"-"が指定された場合(引用符無しで)は、デフォルトのクライアントに関する統計情報が出力されます(空のIDで)。オプションのパラメータはランダムな順番で指定することが出来ます。 |
• | stat-group client-group [period] [ignore] [plugin] - client-groupのグループに関する統計情報の作成です。グループが存在しない場合はエラーが出力され、コマンドの実行はキャンセルされます。オプションのパラメータはランダムな順番で指定することが出来ます。 |
• | stat-email client-email [period] [ignore] [plugin] - 現在のユーザclient-emailに関する統計情報の作成です。指定されたアドレスに関する統計情報が存在しない場合(例えば、アドレスが正しくないなど)、空のストリングが出力されます。アドレスがエイリアスの場合、メインアドレスに関する統計情報が出力されます。オプションのパラメータはランダムな順番で指定することが出来ます。 |
• | stat-remove-client client-id|*|- [period] [ignore] [plugin] - 設定されたクライアントclient-idに関する統計情報を削除します。client-idで指定されたクライアントが存在しない場合、エラーが出力されコマンドの実行はキャンセルされます。client-idの代わりに"*"が指定された場合、全てのクライアントに関する統計情報が出力され、"-"が指定された場合(引用符無しで)は、デフォルトのクライアントに関する統計情報が出力されます(空のIDで)。結果として、削除されたレコードの数が表示されます。 |
• | stat-remove-group client-group [period] [ignore] [plugin] - client-groupのグループに関する統計情報を削除します。結果として、削除されたレコードの数が表示されます。 |
• | stat-remove-email client-email [period] [ignore] [plugin] - 特定のユーザclient-emailに関する統計情報を削除します。結果として、削除されたレコードの数が表示されます。 |
• | remove-old-stat [time] - 全てのクライアント、グループおよびユーザに関する全ての統計情報(time(タイプ (time))内で設定された時間よりも古い場合)を削除します。値が設定されていない場合、24時間よりも古い統計情報が全て削除されます。 |
• | dump-cache-stat - クライアントに関する一般統計情報の内部キャッシュを内部データベースにフラッシュします。この機能は製品自体によって適宜呼び出され、また、HUPシグナルの受信やシャットダウンによっても呼び出されます。 |
|