統計情報のエクスポート |
統計情報のエクスポートはAgent経由のみではなく、Dr.Web MailDを使用してストレージタイプ経由でも実行することが出来ます。これら2つのオプションは同時に有効にすることが可能です。 Agent経由での統計情報のエクスポートはデフォルトでは無効になっており、全てのクライアントに関する一般統計情報にのみ使用することが出来るという点に注意してください。ストレージタイプ経由でのエクスポートは各クライアントごと、およびスーパー管理者に対して個別に調整する必要があります。 前者の場合、統計情報は全てAgentに送られ、そこからDr.Web統計サーバ(Agent設定ファイル%etc_dir/agent.confの[StandaloneMode]セクション内StatisticServerHost、StatisticServerPort、UUIDパラメータ)か集中管理サーバ(対応する設定はAgent設定ファイル%etc_dir/agent.confの[EnterpriseMode]セクション内にあります)に送られます。 後者の場合、統計情報はDr.Web MailDを使用してストレージタイプのオブジェクトに送られます。ストレージシンタックスは、プレフィックスの違いと"$s"記号が使われないという点を除いてlookupのものと同じです。以下のプレフィックスを使用することが出来ます。
保存する値はSQLリクエスト内でname<type>書式で指定することが出来ます。
デフォルトタイプ:
例: ExportStatStorage = "odbc:insert into plugin_stat values(:plugin_name<varchar_long>,:size<int>,:num<int>)" この要求内ではカンマが用いられているので引用符が必要であるという点に注意してください。 全てのクライアントに対して、storageタイプを持つ統計情報のエクスポートを有効にするには、まず最初に[Stat] セクション内のExportStatパラメータ値にYesを設定し、[Stat]セクション内で以下のパラメータのうち少なくとも1つの値を設定して統計情報エクスポートに対するコマンドを設定してください。
上記で指定したパラメータの詳細については[Stat] セクションをご覧ください。 統計情報のエクスポートを各クライアントごとに有効にするには、[Stat]セクション内のパラメータ設定と同様、ルール内でExportStat、ExportBlockObjectsStorage、ExportStatStorage、ExportPluginStatStorageパラメータをそれぞれのクライアントに対して個別に設定してください。 例: [Rule:client1] ... ExportStat = yes ExportBlockObjectsStorage = "odbc:insert into client1_viruses values (:number<int>, :q_name<varchar_long>, :virus_name<varchar_long>, \ :virus_code<int>, :plugin_name<varchar_long>, :sender<varchar_long>,\ :client_ip<varchar_long>, :date<timestamp>)" ... |