Unified Scoreは、各メッセージに割り当てられた合算されたスコアによってスパムを検出するテクノロジーです。メッセージスコアは符号付き整数で、大きければ大きいほどメッセージがスパムである可能性が高くなります。メッセージが正常であると判定されるデフォルトの閾値は99で、100-999の間のスコアはスパムと判定され、1000以上のスコアは疑いなくスパムと判定されます。
メッセージスコアはいくつかの方法で変更することが出来ます。
• | Actionタイプの変数内でオプションのscore (SCORE)アクションを使用することが出来ます。SCOREは整数で、現在のメッセージスコアに加えることが出来ます。 |
• | Vaderetro アンチスパムプラグインがメッセージにスコアを割り当て、そのスコアがメッセージスコアの合計に加算されます(その後スパム閾値と比較されます)。 |
• | add_scoreまたはset_score制限を使用してメッセージスコアを変更することも可能です(他の制限のパラメータにもこの操作が可能なものがあります)。 |
メッセージスコアは以下の方法で用いることが出来ます。
• | Vaderetroプラグイン内で、スパム閾値と比較されます。 |
• | ルールのコンディション内でもメッセージスコアを使用することが出来ます(スコアプレフィックス)。詳細については[Rules] セクションをご覧ください。 |
• | メッセージスコアがDr.Web MailD設定ファイル[MailD]セクションのMaxScoreパラメータの値よりも大きい場合、MaxScoreActionパラメータの値として指定されたアクションがメッセージに適用されます。 |
• | いくつかの制限内では現在のスコアに応じて異なるアクションをメッセージに適用することが出来ます。 |
• | メッセージスコアの合計が[Receiver] セクションの MaxSessionScoreパラメータの値よりも大きくなった場合、セッション全体がdrweb-receiver内でブロックされます。 |
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