設定ファイルの置き換え、移行によるアップグレード |
Dr.Web for UNIX mail servers には、古い設定ファイルを置き換え、新しいフォーマットに合うように古いルールを変換するだけでバージョン4.44から6.0にi移行することが出来るスクリプトが含まれています。これらのスクリプトは%bin_dir/maild/scripts/ディレクトリ内にあり、コンソールからのみ起動することが可能です。 Dr.Web for UNIX mail servers には以下のスクリプトが含まれています。
デフォルトでは"4.44" と "6.0"バージョンが使われます。このスクリプトは%etc_dirの設定ファイルを検索します。オリジナルの設定ファイルはCONF拡張子を持ち、新しい設定ファイルはCONF.NEW拡張子を持ちます。デフォルトのディレクトリにそのようなファイルが無かった場合は、それらの設定ファイルのあるディレクトリへの代わりのパスを求められます。必要な設定ファイルが全て見つかった後、dwmigrate_to_new_rules.plスクリプトが実行され、このスクリプトが古いルールを新しいフォーマットに変換します(詳細は下記)。次に.confファイルの設定が.conf.newファイルに移され、移行が成功すると.confファイルを.conf.newファイルで置き換えるよう促されます。
スクリプトはif構文を使ったルール(例:notify.Virus=allow if rcpt:"foo\.com")を変更することは出来ません。そのようなルールは手動で変更してください。 例: Sender:"lol@foo\.com" notify.Skip=allow, notify.Virus=allow if rcpt:"foo\.com" は、以下のように変更します。 Sender:"regex:lol@foo\.com" && rcpt:"regex:foo\.com" cont notify.Virus=allow Sender:"lol@foo\.com" cont notify.Skip=allow バージョン4.44から6.0への移行の際にDr.Web MailDの2つの内部データベース、メッセージデータベースと統計データベースが削除されます。 drweb及びheadersfilterプラグインを含んだDr.Web for UNIX mail serversの機能は、Dr.Web for UNIX Anti-virus solutionによるメールフィルターのそれを上回ります。 特別なスクリプトによって、古いバージョンのメールフィルターから新しいシステムのものに移行することが可能です。これらのスクリプトは %bin_dir/maild/scripts/ディレクトリ内にあり、コンソールからのみ起動することが出来ます。 メールフィルターからDr.Web for UNIX mail serversに設定を移行するには
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