動作原理

Dr.Web MailD(またはその他の外部アプリケーション)から受信したメッセージのスパムの兆候についての解析は、アンチスパムライブラリとDr.Web Anti-Spamコンポーネントを使用して実行されます。メッセージの解析は、スパムに関する情報の外部ソースへの要求なしに、スタンドアロンモードで実行されます。このソリューションではメッセージのスパム分類ルールのデータベースが動的に更新されるため、メッセージ処理の高速化とメッセージ解析品質の継続的な向上も実現します(更新はDr.Web Updaterで自動的に行われます)。

ユーザーは、メールメッセージのアンチスパムスキャン用にDr.Web Anti-Spamを使用して独自のコンポーネント(外部アプリケーション)を作成できます。そのために、Dr.Web Anti-SpamにはGoogle Protobufをベースにした特別なAPIが含まれています。Dr.Web Anti-Spam APIのガイドとDr.Web Anti-Spamを使用したクライアントアプリケーションの例を入手するには、Doctor Webパートナーケア部門(https://partners.drweb.com/)までお問い合わせください。

 

Dr.Web for UNIX Mail Serversには、АRM64、E2K、IBM POWER(ppc64el)アーキテクチャ向けのDr.Web Anti-Spamは含まれていません。

 

Dr.Web Anti-Spamによって誤って検出されたメールメッセージがある場合は、分析のため、また、スパムフィルタの品質向上のためにそれらを専用のアドレスに転送していただけますようお願いいたします。これを行うには、各メッセージを別々の.emlファイルに保存します。次に、保存したファイルをメールメッセージに添付して、該当するアドレスに転送してください。

誤ってスパムと判定されたメールメッセージはnonspam@drweb.comに送信してください。

スパムとして検出されなかったメールメッセージはspam@drweb.comに送信してください。