端末にDr.Web KATANAをインストールする際は、次の要件を確認してください。
•ネットワークの検出オプションを使用してネットワークで端末を検索する場合、このオプションをコンピューターとDr.Web KATANA Business Editionで有効にする必要があります。 •端末にはネットワークを通じてアクセスする必要があります。 •端末に接続するユーザーアカウントが存在し、必要なすべての管理者権限を有している必要があります。 •リモートコンピューターがファイアーウォールで保護されている場合、次の設定を行ってください。 Windowsファイアーウォールを使用している場合は、設定で追加設定をクリックし、受信ルールを選択してファイアーウォールのプライベートプロファイルで、Netlogon Service(NP-In)とファイルとプリンタの共有(SMB-In)の例外を有効にします。ただし端末がドメインにある場合、例外はドメインプロファイルで有効にする必要があります。
その他のファイアーウォールを使用している場合は、ポート445を開く必要があります。
•追加の設定が必要になります(下記参照)。 アンチウィルススキャンを開始する前に、すべての端末で管理者アカウントのユーザー名とパスワードを有していることを確認します。

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リモートOSの準備は管理者権限で実行する必要があります。
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アドバンス設定
端末にDr.Web KATANAをインストールする際は、次の追加要件を確認してください。
•端末がWindows Vista以降のOSを実行する場合、ユーザーアカウント管理(UAC)の制限を 無効にする必要があります。ビルトインの管理者アカウントで作業する場合はこの設定を実行する必要はありませんので、スキップしてください。
レジストリエディターを開きます。
1.次のレジストリサブキーを探して選択します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System. 2.「LocalAccountTokenFilterPolicy」レジストリエントリが存在しない場合はエントリを作成します。 a.変更メニューで、新規作成を選択して、DWORD値をクリックします。 b.エントリ名フィールドに、「LocalAccountTokenFilterPolicy」と入力します。 3.LocalAccountTokenFilterPolicyを右クリックし、変更を選択します。 4.値データボックスに「1」と入力します。 5.OKをクリックして、レジストリエディターを終了します。 6.端末を再起動します。 7.スキャンするすべての端末で手順を繰り返します。

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この操作は上級ユーザーにのみお勧めします。レジストリを間違って変更すると、深刻な問題が発生する場合があります。Microsoftでは変更する前にレジストリをバックアップすることを推奨しています。
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•必要なネットワークサービスはすべて正しく インストールし、設定する必要があります。
ネットワーク設定を確認するには
1.端末でコントロールパネルを開きます。 •Windows Vista以前のOSを設定する場合、ネットワークとインターネットを選択します(このアイテムがない場合、クラッシックビューに切り替えるをクリックします)。 •Windows Vistaを設定する場合、カテゴリー別のビューモードを選択します。ネットワークとインターネットセクションで、ネットワークステータスとタスクを表示→ネットワーク接続を管理とクリックします。 •Windows 7またはWindows Server 2008を設定する場合、カテゴリー別のビューモードを選択します。ネットワークとインターネットセクションで、ネットワークステータスとタスクを表示→アダプターの設定を変更とクリックします。 •Windows 8、Windows 10、Microsoft Windows Server 2012を設定する場合、カテゴリー別のビューモードを選択します。ネットワークとインターネットセクションで、ネットワークおよび共有センター→アダプターの設定を変更とクリックします。 2.ネットワークへの接続を右クリックし、プロパティを選択します。 3.次のサービスがインストールおよび設定されていることを確認します。 •Microsoft Networkクライアント •Microsoft Networkでのファイルとプリンタの共有 •インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)またはバージョン6(TCP/IPv6) 4.変更を保存して、ウィンドウを閉じます |
•共有設定では アドバンス設定を有効にする必要があります。
アドバンス共有を有効にするには
1.端末でコントロールパネルを開きます。 •Windows XPとWindows Server 2003を設定する場合、Windowsファイアーウォールを選択します(このアイテムがない場合、クラッシックビューに切り替えるをクリックします)。 •Windows Vistaを設定する場合、カテゴリー別のビューモードを選択します。ネットワークとインターネットセクションで、ファイル共有を設定をクリックします。 •Windows 7またはWindows Server 2008を設定する場合、カテゴリー別のビューモードを選択します。ネットワークとインターネットセクションで、ネットワークおよび共有センターを選択し、アドバンス共有設定を変更をクリックします。 •Windows 8、Windows 10、Microsoft Windows Server 2012を設定する場合、ネットワークおよび共有センターセクションで、ネットワークおよび共有センターを選択し、アドバンス共有設定を変更をクリックします。 2.開いているウィンドウで次のうちいずれか1つを選択してください。 •Windows XPまたはMicrosoft Windows Server 2003を設定する場合、例外タブを開いて、ファイルとプリンタの共有を有効にします。 •Windows Vistaを設定する場合、ネットワークの検出とファイルとプリンタの共有を選択します。 •Windows 7を設定する場合、ネットワークの検出をオンにするとファイルとプリンタの共有をオンにするを選択します。 •Microsoft Windows Server 2008、Windows 8、Windows 10、Microsoft Windows Server 2012を設定する場合、ファイルとプリンタの共有をオンにするを選択します。 3.変更を保存して、ウィンドウを閉じます |
•ローカルアカウントの クラシック共有およびセキュリティモデルを設定する必要があります。
クラシックユーザー認証メソッドを有効にするには
1.端末でコントロールパネルを開きます。 •Windows Vista以前のOSを設定する場合、管理ツールを選択し(このアイテムがない場合、クラッシックビューに切り替えるをクリックします)、ローカルセキュリティポリシーツールを実行します。 •Windows Vista以降のOSを設定する場合、カテゴリー別のビューモードを選択します。システムとセキュリティセクションで、管理ツールを選択し、ローカルセキュリティポリシーツールを実行します。

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Local Security Policyツールを開くには 、Windowsの検索でsecpol.mscと入力し、ENTERをクリックします 。
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2.ポリシーツリーのローカルポリシーノードで、セキュリティオプションを選択します。 3.ローカルアカウントポリシーの共有とセキュリティモデルを右クリックし、プロパティを選択し、クラシック—ローカルユーザーは自己認証するモードを設定します。

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デフォルトでは、端末への接続は使用したアカウントに非空白のパスワードがある場合のみ確立できます。端末に接続するには非空白のパスワードを指定する必要があります。
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4.コンソールを閉じます。 |
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