エクスプロイト防止(Exploit Prevention)

Exploit Prevention コンポーネントを使用すると、既知のアプリケーションの脆弱性を使用する悪意のあるプログラムをブロックできます。オブジェクトが悪意のあるものであるかどうかを判断するために、コンポーネントはDr.Webクラウドサービスからのデータも使用します。

Exploit Prevention を有効/無効にするには

1.Dr.Web メニュー Dr.Webアイコン を開き、Security Center を選択します。

2.開いたウィンドウで、Preventive Protection タイルをクリックします。

3.スイッチ  を使用して、Exploit Prevention コンポーネントを有効または無効にします。

図74. Exploit Prevention コンポーネントを有効/無効にする

Exploit Prevention 設定を開くには

1.Dr.Webが 管理モード で動作していることを確認してください(プログラムウィンドウ下部にあるロックが開いています )。管理モードではない場合は、ロックをクリックします 

2.Exploit Prevention タイルをクリックします。コンポーネントの設定ウィンドウが開きます。

コンポーネント設定ウィンドウの該当するドロップダウンリストで、エクスプロイトに対して必要な保護レベルを選択します。

図75. 保護レベルを選択する

保護レベル

保護レベル

説明

認証されていないコードの実行を防止

OSのクリティカルな領域にアクセスするために悪意のあるオブジェクトがソフトウェアの脆弱性を悪用しようとした場合に、それらを検知し、自動的にブロックします。

インタラクティブモード

OSのクリティカルな領域にアクセスするために悪意のあるオブジェクトがソフトウェアの脆弱性を悪用しようとした場合に、それらを検知し、該当するメッセージを表示させます。内容を確認後、適切なアクションを選択してください。

認証されていないコードの実行を許可

OSのクリティカルな領域にアクセスするために悪意のあるオブジェクトがソフトウェアの脆弱性を悪用しようとした場合に、それらを検知し、自動的に許可します。

通知を受信する

必要に応じて、Exploit Preventionのアクションに関する、デスクトップとメールの通知を 設定 できます。

以下も参照してください。

通知