D3. 通知システムテンプレートのパラメータ

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メッセージのテキストは、テンプレートファイルに基づいてテンプレートプロセッサと名前の付いたServerコンポーネントによって作成されます。

Windows ネットワークメッセージシステムは、Windows Messenger(Net Send)サービスをサポートしているWindows環境でのみ使用することができます。

Windows Vista以降のOSではWindows Messengerサービスをサポートしていません。

テンプレートファイルは中括弧で囲まれたテキストと変数から成っています。テンプレートファイルを編集する際には以下の変数を使用することができます。

テンプレートプロセッサは再帰的な置き換えを行いません。

変数:

{<VAR>}<VAR> 変数の現在の値の代わりになります。

{<VAR>:<N>}<VAR> 変数の最初の<N> 記号です。

{<VAR>:<first>:<N>}– 最初の <first> キャラクタ(<first>+1から始まる)の後に続く、<VAR> 変数の<N> キャラクタです。残りがそれよりも少ない場合、右側に空白を置いて補います。

{<VAR>:<first>:-<N>}– 最初の <first> キャラクタ(<first>+1から始まる)の後に続く、<VAR> 変数の<N> キャラクタです。残りがそれよりも少ない場合、左側に空白を置いて補います。

{<VAR>/<original1>/<replace1>[/<original2>/<replace2>]}<VAR> 変数の指定されたキャラクタを別のキャラクタに置き換えます。<original1><replace1> に置き換えられ、<original2><replace2> に置き換えられます。

置き換えるペアの数に制限はありません。

通知の変数

変数

表現

結果

SYS.TIME

10:35:17:456

{SYS.TIME:5}

10:35

SYS.TIME

10:35:17:456

{SYS.TIME:3:5}

35:17

SYS.TIME

10:35:17:456

{SYS.TIME:3:-12}

°°°35:17:456

SYS.TIME

10:35:17:456

{SYS.TIME:3:12}

35:17:456°°°

SYS.TIME

10:35:17:456

{SYS.TIME/10/99/35/77}

99:77:17.456

表記規則

環境変数

メッセージテキストの作成にServerプロセスの環境変数を使用することができます(Systemユーザー)。

環境変数はControl Centerメッセージエディター内のENVドロップダウンリストから使用することができます。変数はENV.プレフィックスを用いて指定する必要があります(プレフィックスの終わりにはピリオドが付きます)。

システム変数

SYS.BRANCH—システムバージョン(Server および Agent)

SYS.BUILD—Server が構築された日付

SYS.DATE—システムの現在の日付

SYS.DATETIME—システムの現在の日時

SYS.OS—Server のOS名

SYS.PLATFORM—Server プラットフォーム

SYS.PLATFORM.SHORTSYS.PLATFORMの短い変数

SYS.SERVER—製品名(Dr.Web Server)

SYS.TIME—システムの現在の時間

SYS.VERSION—Server バージョン

端末の共通変数

GEN.LoginTime—端末のログイン時間

GEN.StationAddress—端末のアドレス

GEN.StationID—端末のUUID

GEN.StationName—端末名

GEN.StationPrimaryGroupName—端末のプライマリグループ名

GEN.StationPrimaryGroupID—端末のプライマリグループのID

リポジトリの共通変数

GEN.CurrentRevision—現在のバージョンの識別子

GEN.Folder—プロダクトのあるフォルダ

GEN.NextRevision—更新したバージョンの識別子

GEN.Product— プロダクト記述

メッセージの種類別変数

管理者

メッセージ

変数

説明

管理者認証に失敗しました

MSG.Login

ログイン

MSG.Address

Control Centerのネットワークアドレス

MSG.LoginErrorCode

数値のエラーコード

未知の管理者

MSG.Login

ログイン

MSG.Address

Dr.Web Security Control Centerのネットワークアドレス

インストール

このグループのメッセージには、上記 の端末の共通変数を使用することもできます。

メッセージ

変数

説明

端末でのインストールに失敗しました

MSG.Error

エラーメッセージ

端末上でのインストールが完了しました

使用可能な変数はありません

ライセンス

メッセージ

変数

説明

ライセンスキーの有効期限が切れています

ライセンスキーの有効期限切れが近づいていて、ライセンスの自動更新を使用できない場合に送信されます。

MSG.ExpirationDate

ライセンスの期限が切れる日付

MSG.Expired

1—期限が切れている

0—期限が切れていない

MSG.KeyId

ライセンスキーの識別子

MSG.KeyName

ライセンスキーの名前

ライセンス提供期限が切れています

隣接 Server へのライセンス提供の有効期限が切れた場合に送信されます。

MSG.ObjId

ライセンスキーID

MSG.Server

隣接 Server 名

ライセンスキーは自動で更新されました

ライセンスキーが自動的に更新された場合に送信されます。その場合、新しいキーがダウンロードされ、古いライセンスキーのすべてのオブジェクト上に配信されています。

MSG.KeyId

古いライセンスキーの識別子

MSG.KeyName

古いライセンスキーの名前

MSG.NewKeyId

新しいライセンスキーの識別子

MSG.NewKeyName

新しいライセンスキーの名前

ライセンスキーを自動で更新できません

現在のキーと新しいキーでライセンスされるコンポーネントが異なる、または新しいライセンスキーのライセンス数が現在のライセンスキーよりも少ないために、ライセンスキーを自動的に更新できない場合に送信されます。この場合、新しいキーはダウンロードされますが、古いライセンスキーのオブジェクトに対しては配信されません。手動でライセンスキーを置き換える必要があります。

MSG.ExpirationDate

ライセンスの期限が切れる日付

MSG.Expired

1—期限が切れている

0—期限が切れていない

MSG.KeyId

古いライセンスキーの識別子

MSG.KeyName

古いライセンスキーの名前

MSG.NewKeyId

新しいライセンスキーの識別子

MSG.NewKeyName

新しいライセンスキーの名前

MSG.KeyDifference

キーを更新することができない理由:

1—現在のライセンスキーと新しいライセンスキーで、ライセンスされるコンポーネントの組み合わせが異なる

2—新しいライセンスキーのライセンス数が現在のライセンスキーよりも少ない

提供するライセンスが上限数を超えています

隣接 Server に対して提供されたライセンスの数が、ライセンスキーで指定されている数を超えた場合に送信されます。

MSG.ObjId

ライセンスキーID

オンライン端末数の上限を超えています

ライセンスの上限によって新しい端末が Server にログインできない場合に送信されます。

MSG.ID

端末UUID

MSG.StationName

端末名

上記 の端末の共通変数を使用することもできます。

グループ内の端末数が上限に近づいています

起動された Server のキーで許可される端末数が、既に持っている端末の数よりも少ない場合に、全ての Server 起動時に送信されます。

MSG.Licensed

ライセンスで許可されています

MSG.Percent

未使用ライセンスのパーセンテージ

MSG.Used

ベース内の端末数

GEN.StationPrimaryGroupID

プライマリグループID

GEN.StationPrimaryGroupName

プライマリグループ名

グループ内の端末数が上限を超えています

登録している端末の数がライセンスの上限に近くなると送信されます(例えば、使われていない端末がライセンス上限の5%未満、または2台未満の場合など)。

MSG.Licensed

ライセンスで許可されています

MSG.Used

ベース内の端末数

GEN.StationPrimaryGroupName

プライマリグループ名

GEN.StationPrimaryGroupID

プライマリグループID

新規端末

このグループのメッセージには、上記 の端末の共通変数を使用することもできます。

メッセージ

変数

説明

端末は自動的に拒否されました

使用可能な変数はありません

端末は承認待ちです

端末は管理者によって拒否されました

MSG.AdminAddress

Control Centerのネットワークアドレス

MSG.AdminName

管理者名

その他

メッセージ

変数

説明

ネットワーク内で感染拡大が検出されました

MSG.Action

実行されたアクション

MSG.Infected

検出された脅威の数

MSG.Virus

脅威の種類

隣接サーバーは長い間接続していません

MSG.LastDisconnectTime

Server が最後に接続された時間

MSG.StationName

隣接 Server 名

Serverログローテーションエラー

MSG.Error

メッセージテキスト

Serverログ書き込みエラー

MSG.Error

メッセージテキスト

統計情報レポート

MSG.Attachment

レポートへのパス

MSG.AttachmentType

MIMEの種類

GEN.File

レポートファイル名

テストメッセージ

MSG.TestMessage

テストメッセージテキスト

リポジトリ

このグループのメッセージには、上記 のリポジトリの共通変数を使用することもできます。

メッセージ

変数

説明

ディスク空き容量が足りません

変数データのあるディスク上の空き容量が足りない場合に送信されます。

上記 のリポジトリの共通変数は使用することができません。

MSG.FreeInodes

空きinodeファイルディスクリプタの数(一部のUNIX系OSにのみ該当)

MSG.FreeSpace

空き容量(バイト)

MSG.Path

空き容量の少ないフォルダへのパス

MSG.RequiredInodes

動作に必要な空きinode数(一部のUNIX系OSにのみ該当)

MSG.RequiredSpace

動作に必要な空き容量

リポジトリプロダクトを更新できません

MSG.Error

エラーメッセージ

MSG.ExtendedError

エラーの詳細

リポジトリプロダクトは最新の状態です

使用可能な変数はありません

リポジトリプロダクトが更新されました

MSG.Added

追加されたファイルのリスト(名前は一行ずつ)

MSG.AdddedCount

追加されたファイルの数

MSG.Deleted

削除されたファイルのリスト (名前は一行ずつ)

MSG.DeletedCount

削除されたファイルの数

MSG.Replaced

置き換えられたファイルのリスト(名前は一行ずつ)

MSG.ReplacedCount

置き換えられたファイルの数

リポジトリプロダクトの更新は「凍結」状態です

使用可能な変数はありません

リポジトリプロダクトの更新を開始しました

リポジトリプロダクトは最新の状態です テンプレートの変数は「 not to be notified of (通知しません) 」と付いたファイルをプロダクト設定ファイル内に含みません。詳細についてはF1.設定ファイル .configのシンタックス を参照してください。

端末

このグループのメッセージには、上記 の端末の共通変数を使用することもできます。

メッセージ

変数

説明

端末アカウントを作成できません

MSG.ID

端末UUID

MSG.StationName

端末名

接続が異常終了しました

MSG.Reason

中断の理由

MSG.Type

クライアントの種類

端末更新のクリティカルエラー

MSG.Product

更新されたプロダクト

MSG.ServerTime

Server がメッセージを受信した時間(ローカル)

スキャン中のエラー

MSG.Component

コンポーネント名

MSG.Error

エラーメッセージ

MSG.ObjectName

オブジェクト名

MSG.ObjectOwner

オブジェクトの所有者

MSG.RunBy

コンポーネントを起動したユーザー

MSG.ServerTime

イベントを受け取った時間(グリニッジ標準時)

スキャン統計情報

MSG.Component

コンポーネント名

MSG.Cured

修復されたオブジェクトの数

MSG.DeletedObjs

削除されたオブジェクトの数

MSG.Errors

スキャンエラーの数

MSG.Infected

感染したオブジェクトの数

MSG.Locked

ブロックされたオブジェクトの数

MSG.Modifications

ウイルスの既に知られている亜種に感染したオブジェクトの数

MSG.Moved

隔離に移動したオブジェクトの数

MSG.Renamed

名前を変更されたオブジェクトの数

MSG.RunBy

コンポーネントを起動したユーザー

MSG.Scanned

スキャンしたオブジェクトの数

MSG.ServerTime

イベントを受け取った時間(グリニッジ標準時)

MSG.Speed

処理速度(KB/s)

MSG.Suspicious

疑わしいオブジェクトの数

MSG.VirusActivity

 

セキュリティに対する脅威が検出されました

MSG.Action

検出時のアクション

MSG.Component

コンポーネント名

MSG.InfectionType

脅威の種類

MSG.ObjectName

感染したオブジェクトの名前

MSG.ObjectOwner

感染したオブジェクトのオーナー

MSG.RunBy

脅威を検出したコンポーネントを起動したユーザー

MSG.ServerTime

イベントを受け取った時間(グリニッジ標準時)

MSG.Virus

脅威名

端末は既にログインされています

端末が現在既にこの Server、または他の Server に登録されている場合に送信されます。

MSG.ID

端末UUID

MSG.Server

端末が登録されている Server のID

MSG.StationName

端末名

端端末は管理者によって承認されました

MSG.AdminAddress

Control Centerのネットワークアドレス

MSG.AdminName

管理者名

端末の認証に失敗しました

MSG.ID

端末UUID

MSG.Rejected

値:

0—端末へのアクセスは拒否されます

1—端末のステータスは「新規端末(newbie)」にリセットされます

MSG.StationName

端末名

端末は自動的に承認されました

使用可能な変数はありません

端末は長い間Serverに接続されていません

上記 の端末の共通変数は使用することができません。

MSG.DaysAgo

最後に訪問してから経過した日数

MSG.LastSeenFrom

Server に最後に訪問した端末のアドレス

MSG.StationID

端末UUID

MSG.StationName

端末名

再端末の再起動が必要です

MSG.Product

更新されたプロダクト

MSG.ServerTime

Server がメッセージを受信した時間(ローカル)

未知の端末

MSG.ID

未知の端末のUUID

MSG.Rejected

値:

0—端末へのアクセスは拒否されます

1—端末のステータスは「新規端末(newbie)」にリセットされます

MSG.StationName

端末名