チャプター6: Dr.Web Enterprise Security Suite ソフトウェアおよびコンポーネントの更新

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Dr.Web Enterprise Security Suite およびそのコンポーネントを更新する前に、以下の点に注意してください。

更新前にインターネットアクセスのTCP/IPプロトコル設定を確認することを推奨します。特にDNSサービスが正しく設定されている必要があります。

マルチサーバーアンチウイルスネットワーク設定では、バージョン 10 の Server と以前のバージョンの Server 間では更新の配信は行われません。Server間の接続は統計情報の配信にのみ使用されます。Server間で更新の配信を行うには全ての Server をアップグレードする必要があります。バージョン 10 でサポートされていないOS上にインストールされた Agent と接続するために、アンチウイルスネットワーク内に以前のバージョンの Server を残しておく必要がある場合(Dr.Web Agent のアップグレード 参照)、バージョン 6 の Server とバージョン 10 の Server で個別に更新を受け取る必要があります。

バージョン6からバージョン 10 への Server アップグレード中には、プロキシサーバー経由での Sever 動作の設定は保存されません。バージョン 10 をインストールした後、プロキシサーバー 経由での接続設定を手動で指定する必要があります(管理者マニュアル プロキシ 参照)。

Agent の自動更新中には、古いバージョンの Agent が削除され新しいバージョンがインストールされます。新しいバージョンの Agent のインストールは Server スケジュールのタスクに応じて端末の再起動後に行われます。端末の再起動は、古いバージョンの Agent が削除された後に手動で行ってください。

端末上には再起動を促す通知は表示されません。管理者が端末の再起動を行ってください。

 

古いバージョンの Agent が削除されてから新しいバージョンがインストールされるまでの間、端末にはアンチウイルス保護が導入されていない状態になります。