ライセンスについて

1.サーバーライセンスキーは必要ありません。

2.ライセンスキーは保護されている端末に対してのみ有効です。キーファイルは個別の端末、または端末のグループに対して割り当てることができます。後者の場合、ライセンスキーは、このグループからライセンスキーを継承する全ての端末に対して有効です。アンチウイルスネットワーク内の、ライセンスキーの個人設定がセットされていない全ての端末に対して同時にキーファイルを割り当てるには、キーファイルをEveryoneグループに割り当ててください。

3.ライセンスキーファイルはDr.Web Serverのインストール中に設定できます（インストールマニュアルのDr.Web Serverのインストール参照）。

ただし、サーバーはライセンスキーなしでもインストールすることが可能です。この場合、ライセンスを後からローカルで追加するか、サーバー間の通信を介して受け取ることができます。

4.サーバー間の通信を介して、このサーバーに保存されているキーのライセンスを任意の数だけ、指定された期間で隣接サーバーに対して提供できます。

5.異なる複数のライセンスを使用することが可能です（有効期間の異なるものや、保護する端末上のアンチウイルスコンポーネントの組み合わせが異なるものなど）。各ライセンスキーは複数のオブジェクト（複数のグループや端末）に対して同時に割り当てることができます。1つのオブジェクトに対して複数のライセンスキーを同時に割り当てることも可能です。

6.複数のキーをオブジェクトに割り当てる際には以下の点に注意してください。

a)1つのオブジェクトに対して割り当てられた複数のキー間で、インストール可能なアンチウイルスコンポーネントのリストが異なっていた場合、リスト間で共通して許可されているコンポーネントのみインストールできます。たとえば、Anti-spamが許可されているキーと許可されていないキーが割り当てられている端末のグループでは、Anti-spamをインストールすることはできません。

b)オブジェクトに対するライセンスの設定は、そのオブジェクトに割り当てられた全てのキーに応じて算出されます。キーの有効期限が異なる場合、最も直近の有効期限が過ぎた後に、期限切れのキーを手動で置き換えるか、削除する必要があります。期限の切れたキーによってアンチウイルスコンポーネントのインストールが制限されていた場合、 インストールするコンポーネント セクションでライセンス設定を変更する必要があります。

c)オブジェクトのライセンス数は、そのオブジェクトに対して割り当てられた全てのキーのライセンス合計数として算出されます。サーバー間の通信によって隣接サーバーへライセンスを提供することができる（4項を参照）という点も考慮してください。その場合はライセンスの合計数から、隣接サーバーへ提供するライセンス数を差し引く必要があります。