アクションタブ |
アクション タブでは、感染したファイルや疑わしいファイル、マルウェア、感染したアーカイブを検出した際にScannerが実行するアクションを設定できます。
検出された脅威に対して適用可能なアクション •修復 - オブジェクトの感染前の状態を復元するよう試みます。オブジェクトの修復が不可能、または修復に失敗した場合は、修復不可能なオブジェクトに対するアクションが適用されます。 検出と同時に削除されるトロイの木馬プログラム、および複合オブジェクト(アーカイブ、メールボックス、ファイルコンテナなど)内にある感染したファイル以外の、既知のウイルスに感染したオブジェクトに対して適用可能です。 •削除 - 感染したオブジェクトを削除します。 •隔離 - オブジェクトを端末上の特別な 隔離 に移します。 •レポート - ウイルスの検出に関する通知をControl Centerに送信します(通知の設定方法については、通知の設定参照)。 •無視 - いずれのアクションも実行せず、通知も表示せずにオブジェクトをスキップします。 さまざまなウイルスイベントに対するScannerのアクション
検出された脅威に対するアクションの設定には次のオプションを使用します。 •感染したファイル ドロップダウンリストでは、既知のウイルスに感染したファイルを検出した際のScannerのアクションを指定します。 •疑わしいファイル ドロップダウンリストでは、ウイルスに感染している疑いのあるファイルを検出(ヒューリスティックアナライザーの対応によって)した際のScannerのアクションを指定します。
•修復不可ファイル ドロップダウンリストでは、既知のウイルスに感染した修復不可能なファイルを検出した際の、またはファイルの修復に失敗した場合のScannerのアクションを設定します。 •感染したインストールパッケージ ドロップダウンリストでは、感染したファイル、または疑わしいファイルをプログラムインストールパッケージ内で検出した際のScannerのアクションを設定します。 •アーカイブ ドロップダウンリストでは、感染したファイル、または疑わしいファイルをファイルアーカイブ内で検出した際のScannerのアクションを設定します。 •感染したメールファイル ドロップダウンリストでは、感染したメールフォーマットファイル、または疑わしいメールフォーマットファイルを検出した際のScannerのアクションを設定します。
•感染したブートセクター ドロップダウンリストでは、ブートセクタ内でウイルスまたは疑わしいコードが検出された際のScannerのアクションを設定します。 •次のドロップダウンリストでは、検出されたマルウェアの種類に応じたScannerのアクションを設定します。 ▫アドウェア ▫ダイアラー ▫ジョークプログラム ▫リスクウェア ▫ハッキングツール
スキャンの間に感染したオブジェクトが検出され、修復を完了するためにOSの再起動が必要となる場合があります。そのような場合にスキャン終了後にユーザーのコンピューターを自動で再起動させるには [自動的に再起動する] にチェックを入れます。チェックが入っていない場合、ユーザーのコンピューターは再起動されません。ユーザーは、Control Centerから受け取るスキャン統計情報内で、修復を完了するために端末の再起動が必要であるかどうかを通知されます。再起動の必要性に関する情報は ステータス テーブルに表示されます。管理者は必要に応じてControl Centerから端末を再起動させることができます(アンチウイルスネットワーク参照)。 スキャンの進捗状況 にチェックを入れると、端末スキャンプロセスの進捗バーおよびステータスバーをControl Center内に表示します。 |