インストールファイルの送信

Control Centerで新しい端末アカウントが作成された後、Dr.Web Agentをインストールするためのパーソナルインストールパッケージが作成されます。インストールパッケージにはアンチウイルスのインストーラ、サーバー接続設定、Dr.Web Serverでの端末承認に必要なパラメータが含まれています(インストールパッケージ、およびパッケージからのAgentインストール方法については、インストールマニュアルDr.Web Agentのローカルインストールを参照してください)。

インストールパッケージが作成された後、メールを使用してユーザーに送信できます。

インストールパッケージを送信する際、メールのコンテンツには以下のものを含んでください。

1.添付は設定内で禁止されています(リンクのみを送信 にチェックが入っています。以下を参照してください)。メールで送信することができるのは、パッケージをダウンロードするためのリンクのみです。

2.端末のOSが分かっている場合(添付が許可されている):

a)Windows:メールにはDr.Web Agent for Windowsインストールパッケージを添付します。

b)Linux OS、macOS、Android OS:メールにはそれぞれのOS用のDr.Web Agentインストールパッケージ、およびDr.Web Serverへの接続設定が含まれた設定ファイルを添付します。

3.端末のOSが不明な場合 - Agentがまだインストールされていない新しい端末のアカウント(添付が許可されている):

a)ServerがLinux OS、macOS、Android OS端末用のパッケージを持たない場合(特に、Dr.Webエンタープライズ製品がServerにダウンロードされていない場合):メールにはDr.Web Agent for Windowsインストールパッケージ、およびDr.Web Serverへの接続設定が含まれたLinux OS、macOS、Android OS端末用の設定ファイルが添付されます。

b)サーバーがWindows以外のOS端末用のパッケージを少なくとも1つ持っている場合:メールにはDr.Web Agent for Windowsインストールパッケージ、Dr.Web Serverへの接続設定が含まれたLinux OS、macOS、Android OS端末用の設定ファイル、Linux OS、macOS、Android OS端末用のインストールパッケージのダウンロードリンクを添付します。

インストールパッケージをメールで送信するには

1.Control Centerのメインメニューで アンチウイルスネットワーク を選択し、開いたウィンドウ内の階層的リストから次のオブジェクトを選択します。

作成されたインストールパッケージ(その端末用に作成されたインストールパッケージ)をメールで送信する端末を選択します。

作成された全てのインストールパッケージ(その端末グループ用に作成されたインストールパッケージ)をメールで送信する端末のグループを選択します。

同時に複数のオブジェクトを選択するには、ctrlキーまたはshiftキーを使用します。

2.ツールバーで 全般 → インストールファイルを送信 をクリックします。

3.インストールファイルを送信 のセクションで次のパラメータを指定します。

全般 セクションで以下のパラメータを設定します。

インストールパッケージをzip形式で圧縮するには、zipアーカイブにパックする にチェックを入れます。実行ファイルが添付されたメールの送受信をブロックするフィルターがユーザー側のメールシステムに備わっている場合に便利です。

パッケージをダウンロードするためのリンクのみを送信するには、リンクのみを送信 にチェックを入れます。この場合、インストールパッケージファイルはメールに添付されません。このオプションは、クライアントのメールサーバーがメールから自動的に添付ファイルを削除してしまう場合に便利です。

受信者メールアドレス セクションで、インストールパッケージの送信先となるメールアドレスを指定します。複数の端末またはグループを選択した場合、アドレスは端末名の横に個別に指定します。

メール送信のパラメータは 管理 メニューの Dr.Web Serverの設定 セクション内にある ネットワーク タブ上の Eメール タブ内で設定します。

4.送信 をクリックします。