動作解析(Behavior Analysis) |
Behavior Analysis を使用することで、お使いのコンピューターを感染させる可能性のある信頼されていないサードパーティ製アプリケーションの動作(HOSTSファイルや重要なシステムレジストリキーの変更など)に対するDr.Webの対応を設定することができます。Behavior Analysis が有効になっている場合、システムオブジェクトの自動変更がOSに対する悪意のある試みであることやOSに悪影響を与えるものであることが明らかであればDr.Webはそれらの変更をブロックします。Behavior Analysisは、従来のシグネチャベースの検出やヒューリスティック分析による検出を回避可能な、未知の悪意のあるプログラムからシステムを保護します。 Behavior Analysis を有効/無効にするには 1.Dr.Web メニュー 2.開いたウィンドウで、Preventive Protection タイルをクリックします。 3.スイッチ ![]() 図60. Behavior Analysis コンポーネントを有効/無効にする
このセクションでは以下の設定を行うことができます。 Behavior Analysisの設定 ほとんどの場合、デフォルト設定が最適です。必要がない限り変更しないでください。 Behavior Analysis 設定を開くには 1.Dr.Webが 管理モード で動作していることを確認してください(プログラムウィンドウ下部にあるロックが開いています 2.Behavior Analysis タイルをクリックします。コンポーネントの設定ウィンドウが開きます。 ![]() 図61. Behavior Analysisの設定 特定のオブジェクトやプロセスに対して個別の保護レベルを設定したり、すべてのプロセスに共通で適用される一般保護レベルを設定したりできます。一般保護レベルを設定するには、保護レベル タブのドロップダウンリストから選択します。
ユーザーモード すべての変更はユーザーモードで保存されます。このウィンドウでは、必要な設定を保存するための新しい保護レベルを作成することもできます。保護するオブジェクトは、すべてのコンポーネント設定で確認できます。 保護されたオブジェクトを変更しようとするアプリケーションの試みに対するDr.Webのアクションを1つ選択できます。 •許可 - 保護されたオブジェクトへのアクセスは、すべてのアプリケーションで許可されます。 •ユーザーに確認 - アプリケーションが保護されたオブジェクトを変更しようとすると、通知が表示されます。 ![]() 図62. 保護されたオブジェクトへのアクセス要求に関する通知の例 •ブロック - アプリケーションが保護されたオブジェクトを変更しようとすると、アクセスはブロックされます。この場合、通知が表示されます。 ![]() 図63. 保護されたオブジェクトへのアクセスがブロックされた場合の通知の例 新しい保護レベルを作成するには 1.デフォルト設定を確認し、必要に応じて編集してください。 2. 3.開いたウィンドウ内で新しいプロファイルの名前を入力します。 4.OK をクリックします。 作成した保護レベルを削除するには 1.ドロップダウンメニューから、以前に作成された削除したいプロファイルを選択します。 2. 3.OK をクリックして削除を確定してください。 通知を受信する 必要に応じて、Behavior Analysisのアクションに関する、デスクトップの通知を設定 できます。 以下も参照してください。 •通知 特定のアプリケーションに対するカスタムアクセスパラメータを追加するには、アプリケーションアクセス タブに移動します。このタブでは、新しいアプリケーションルールを追加したり、既存のアプリケーションルールを編集または削除したりできます。 ![]() 図64. アプリケーションアクセス設定 テーブル内のオブジェクトを操作するには、次の管理要素を使用できます。 • • •
•Use • • アプリケーションルールを追加するには 1. 2.開いたウィンドウ内で 参照 をクリックし、アプリケーション実行ファイルへのパスを指定します。 ![]() 図65. アプリケーションのルールセットを追加する 3.デフォルト設定を確認し、必要に応じて編集してください。 4.OK をクリックします。
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