Webトラフィックをチェックする

SpIDer GateはHTTPトラフィックをスキャンし、悪意のあるオブジェクトをブロックします。HTTPは、ブラウザ、ダウンロードマネージャー、インターネットで動作する他のアプリケーションによって使用されます。SpIDer Gateは、HTTPSなどの暗号化プロトコルで送信されたデータはチェックしません。

デフォルトでは、SpIDer Gateは非推奨サイトや感染源として知られるWebサイトをフィルタリングします。

SpIDer Gate はWindowsの起動と同時に自動的に起動し、メインメモリ内に常駐します。

トラフィックのスキャンと非推奨サイトのフィルターを有効／無効にするには

2.開いたウィンドウで、ファイルとネットワークタイルをクリックします。

3.スイッチ

を使用して、SpIDer Gate を有効または無効にします。

ほとんどの場合、デフォルトの SpIDer Gate 設定が最適です。必要がない限り変更しないでください。

コンポーネント設定の変更を行うことができるのは、Dr.Webが接続されている集中管理サーバー上で管理者によって該当するオプションが有効化されている場合のみです。

1.Dr.Webが管理者モードで動作していることを確認してください（プログラムウィンドウ下部にあるロックが開いています

）。管理者モードではない場合は、ロックをクリックします

。

2.SpIDer Gate タイルをクリックします。コンポーネントの設定ウィンドウが開きます。

スキャンのオプショングループで、Mail.ru Agent、ICQ、Jabberクライアントなどのインスタントメッセージクライアントによって送信されたURLやファイルのスキャンを有効にできます。チェックされるのは着信トラフィックのみです。デフォルトでは、このオプションが有効になっています。

ファイル名	アクション
URLスキャン
感染源として知られるWebサイト	自動的にブロックされます。
著作権者からの申し立てによりリストに追加された非推奨サイトやURL	ブロックパラメータグループの設定に従ってブロックされます。
ファイルスキャン
ウイルス	自動的にブロックされます。
マルウェア： •疑わしい •リスクウェア •ダイアラー •ハッキングツール •アドウェア •ジョークプログラム	プログラムをブロックグループの設定に従ってブロックされます。

SpIDer Gate がメッセージ内のURLをスキャンする際は、スキャンから除外するWebサイトとアプリケーションが適用されます。

ブロックパラメータグループでは、該当するオプションを有効にすることで、著作権所有者からの申し立てにより一覧に追加されたURLと信頼できないWebサイトの自動ブロックを有効にできます。

必要なWebサイトへのアクセスを許可するには、除外グループで除外を指定します。

デフォルトでは、SpIDer Gate はスキャンから除外するアプリケーションのリストを除いて、感染源またはマルウェアソースとして知られるWebサイトへのアクセスをブロックします。

このセクションおよび次のセクションにアクセスするには、アドバンス設定リンクをクリックします。

マルウェアのブロックを有効にするには、アドバンス設定リンクをクリックし、プログラムをブロックグループで対応するスイッチを有効にします。デフォルトでは、SpIDer Gateは疑わしいプログラム、アドウェア、ダイヤラーをブロックします。

SpIDer Gate では、チェックされていないオブジェクトや破損したオブジェクトをブロックできます。デフォルトでは、これらの設定は無効になっています。設定を開くには、アドバンス設定リンクをクリックします。

アーカイブをスキャンとインストールパッケージをスキャンする。デフォルトでは、この設定は無効になっています。

システムリソース消費のレベル。ファイルを読み込むときなどに、Dr.Webで最終的なファイルサイズを特定できないことがあります。その場合、ファイルは分割してスキャンに送信されます。これには、コンピューターリソースが使用されます。リソースの使用レベルを設定し、サイズが不明なファイルを送信する頻度を決定できます。高いリソース使用レベルを選択すると、ファイルがより頻繁に送信され、より高速にスキャンされます。ただし、頻繁にスキャンを行うとプロセッサーの負荷が増えます。

トラフィックスキャンモード。デフォルトでは、SpIDer Gate は受信トラフィックのみをスキャンします。必要に応じて、HTTPトラフィックタイプをスキャンするよう選択できます。