ネットワーク端末へのAgentのリモートインストールは以下の方法で行うことができます。
ネットワーク内にある保護されていないコンピューターを検索し、そのコンピューターにDr.Web Agentをインストールできます。
Agentをインストールする端末または端末のグループのアドレスが既知のものである場合に適しています。
指定したID、および端末または端末のグループ上のDr.Web Serverアクセス用のパスワードを持つ選択されたアカウント（全ての新規アカウントを含む）にAgentをインストールできます。
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Microsoft Internet ExplorerブラウザでNetwork Scannerおよびネットワークインストール ツールを正常に動作させるには、リモートインストールのためにControl Centerを開くブラウザの信頼できるサイトに、Dr.Web ServerがインストールされているコンピューターのIPアドレスやDNS名を加える必要があります。 |
Dr.Web Security Control Centerでは、アンチウイルスネットワーク階層的リストにはすでにアンチウイルスネットワークに含まれているコンピューターのみ表示されます。Dr.Web Enterprise Security Suiteで保護されていないコンピューターを検出し、アンチウイルスコンポーネントをリモートでインストールすることもできます。
Agentソフトウェアをワークステーションにクイックインストールするには、IPアドレスでコンピューターを検索するNetwork Scanner（管理者マニュアルのNetwork Scannerを参照）の使用を推奨します。
Network Scanner経由でDr.Web Agentをインストールするには
1.Network Scannerを開きます。そのためには、Dr.Web Security Control Centerの 管理 メニューで、Network Scanner を選択します。データがロードされていないNetwork scannerウィンドウが開きます。
2.Sネットワーク内の端末を検索するためのパラメータを設定します。パラメータに関する詳細については、管理者マニュアルのNetwork Scannerを参照してください。
3.スキャン をクリックします。Dr.Web Enterprise Security Suiteアンチウイルスソフトウェアがどこにインストールされているかを示すコンピューターのカタログ（階層的リスト）がそのウィンドウに表示されます。
4.ワークグループ（ドメイン）に対応するカタログのエレメントを展開させます。ワークグループ、および個別の端末に対応するカタログのエレメントは全て異なるアイコンで表されます。それぞれの意味は以下のとおりです。
アイコン |
説明 |
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ワークグループ |
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Dr.Web Enterprise Security Suiteアンチウイルスソフトウェアをインストールできるコンピューターが含まれたワークグループ |
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ネットワークコンピューターで保護されている、またはAgentをインストールできないコンピューターを含むその他のグループ |
ワークステーション |
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アンチウイルスソフトウェアがインストールされたアクティブな端末 |
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アンチウイルスソフトウェアの状態が不明（アンチウイルスソフトウェアが存在しない、または検知されなかった）のアクティブな端末 |
対応するコンピューターのカタログアイテムは 
アイコンでも展開でき、どのプログラムコンポーネントがインストールされているかを確認できます。
5.Network Scannerウィンドウで、保護されていないコンピューターを選択します（複数台のコンピューターを選択する場合はCTRLかSHIFTキーを押しながら）。
6.ツールバーで 
Dr.Web Agent のインストール を選択します。
7.Agentリモートインストールタスクの ネットワークインストール ウィンドウが開きます。
8.端末アドレス フィールドに、Dr.Web AgentがインストールされるコンピューターのIPアドレスまたはDNS名を指定します。複数の端末を設定する場合、「;」または「,」で区切って入力します（区切り文字前後のスペースの有無は関係ありません）。
Network Scannerによって検出された端末へのインストールでは、インストールを実行する端末（1台または複数の端末）のアドレスは 端末アドレス フィールド内ですでに指定されています。
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アドレスは、付録ドキュメントの付録E.ネットワークアドレスの指定に記載されているネットワークアドレスの形式で指定します。 |
9.デフォルトでは Dr.Web Server フィールドには、Dr.Web Security Control Centerが接続されているDr.Web ServerのIPアドレスまたはDNS名が表示されます。必要な場合は、アンチウイルスソフトウェアがインストールされるDr.Web Serverのアドレスを指定します。複数のDr.Web Serverを設定する場合は、「;」または「,」区切りとして使用します（区切り文字前後のスペースの有無は関係ありません）。Dr.Web Serverの検出サービスを使用する場合は、このフィールドを空白のままにします（マルチキャストモード）。
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Agentのリモートインストールは、接続するDr.Web Serverがインストールされているコンピューター自身には使用できません。 |
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アドレスは、付録ドキュメントの付録E.ネットワークアドレスの指定に記載されているネットワークアドレスの形式で指定します。 |
10.同時インストール フィールドに、同時にインストールを実行する端末の最大数を指定します。
11.Windows OSでのリモートインストール固有の設定を続行するには、Windowsソフトウェア用のDr.Web Agentのインストール にチェックを入れます。
12.デフォルトでは、Agentソフトウェアは、%ProgramFiles%\DrWebフォルダにインストールされます。必要に応じ、Dr.Web Agentのインストールフォルダ フィールドに別の場所を指定します。
インストールフォルダの場所を明確に特定するフルパスを入力することを推奨します。パスには環境変数を使用できます。
13.言語 ドロップダウンリストで、端末にインストールされるDr.Web Anti-virusのインターフェース言語を選択します。
14.インストールのタイムアウト（秒） フィールドで、Agentインストール完了までの最大待ち時間（秒）を指定します（有効な値：1から600まで）。デフォルトでは180秒に設定されています。Dr.Web ServerとAgent間のネットワーク帯域が狭い場合、このオプションの値を増やすことをお勧めします。
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大量のデータを処理する場合、インストールにかかる時間がセッション時間を超える場合があります。インストールが完了する前にセッションが時間切れになると、プロセスは自動的に終了し、Dr.Web Agentはインストールされません。 |
15.必要に応じ、Dr.Web Agentをシステムリストのインストールされたソフトウェアに登録 にチェックを入れます。
16.インストールするコンポーネント セクションで、端末にインストールするアンチウイルスコンポーネントを選択します。
17.圧縮 および 暗号化 セクションでは、Agentおよびアンチウイルスパッケージのインストール中にネットワークインストーラによって使用されるトラフィックの圧縮および暗号化のパラメータを指定します。インストール後、AgentはDr.Web Serverとの連携にこれらの設定を使用します。
18.リモート端末の認証セクションで、Agentがインストールされるリモートコンピューターにアクセスするための認証パラメータを指定します。
•ユーザー - リモートインストールが実行される端末での承認用のユーザー名です。ドメインユーザーの場合、ドメイン名は<ドメイン>\<ユーザー>または <ユーザー>@<ドメイン>の形式で指定する必要があります。ローカルユーザーの場合は、端末名またはワークグループ名を<端末>\<ユーザー>または<グループ>\<ユーザー>の形式で指定してください。
•パスワード - リモートコンピューターのユーザーパスワードです。
複数の管理者アカウントを設定できます。アカウントを追加するには、
をクリックして、認証パラメータ フィールドを指定します。新しいレコードごとに同じ作業を行います。
Agentインストールの際には、リスト内の一番目のアカウントが最初に使用されます。このアカウントでのインストールに失敗した場合、リスト内の次のアカウントが使用されます。
19.必要なパラメータを全て指定したら、 インストール をクリックします。
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アンチウイルスソフトウェアのインストールにはビルトインサービスが使用されます。
インストールでは、Dr.Web Serverインストールフォルダのwebmin\install\windowsフォルダにある現在のDr.Web ServerのネットワークインストーラとDr.Web ServerインストールフォルダのetcフォルダにあるSSL証明書drwcsd-certificate.pemを使用します。 |
20.Dr.Web Agentが選択したワークステーションにインストールされます。ワークステーションがDr.Web Serverで認証された後（Dr.Web Server設定で必要な場合は、『管理者マニュアル』の「」「新規端末の認証ポリシー」も参照してください）、アンチウイルスコンポーネントが自動的にインストールされます。
21.Agentが要求した場合は、リモートコンピューターを再起動します。
基本的なアンチウイルスネットワークが作成されていて、特定のコンピューターにAgentソフトウェアをインストールする必要がある場合、ネットワークインストール を推奨します。
Network Scanner経由でDr.Web Agentをインストールする
1.メインメニューで 管理 項目を選択します。その後、コントロールメニューで ネットワークインストール を選択します。
2.その後の手順は、上述の8～21と同様です。
新規端末アカウントを作成する場合：
1.新規端末アカウント（または複数の端末アカウント）を追加します（新規ユーザーアカウントの作成参照）。
2.アカウントを追加した直後、メインウィンドウの右側に Dr.Web Agentをインストールする ペインが開きます。ОK をクリックします。
3.Network Scannerウィンドウが開きます。
4.その後の手順は、上記の2～21と同様です。
5.インストール完了後、階層的リスト内で、該当する端末のアイコンが変わっていることを確認します。
既存の端末アカウントを使用する場合：
1.アンチウイルスネットワークの階層的リストで、Agentをインストールされていない新しい端末、端末のグループ、または New グループ（全ての新規アカウントにインストールする場合）を選択します。
2.ツールバーの Dr.Web Agentのインストール をクリックします。
3.Network Scannerウィンドウが開きます。
4.その後の手順は、上記の2～21と同様です。
5.インストール完了後、階層的リスト内で、該当する端末のアイコンが変わっていることを確認します。
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選択したIDを持つ端末へのAgentのインストールは、グループ管理者も行うことができます。 |
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エラーが発生した場合は、付録のリモートインストールにおけるトラブルシューティングを参照してください。 |