ワークステーションでの更新の制限

Dr.Web Security Control Centerを使用して、特定の時間帯にDr.Web Serverから保護するワークステーション上のDr.Web Agentにアップデートを配信する際のネットワークトラフィック帯域幅を制限できます。

更新帯域幅の制限は、新しいコンポーネントのインストールに対しては適用されません。また、ファイルの復元に失敗しましたツールバーオプションを使用して管理者が実行した更新に対しても適用されません。

1.メインメニューでアンチウイルスネットワークを選択し、開いたウィンドウ内の階層的リストで端末またはグループ名をクリックします。コントロールメニューで更新の制限を選択します。

2.更新の制限ドロップダウンリスト内で、以下から制限の種類を選択します。

•全てのプロダクトを更新 - 端末への更新の配信は制限されません。

•全ての更新を拒否 - 下の端末更新タイムテーブル内で指定した時間帯の間は、端末への更新の配信がすべて拒否されます。　

•データベースのみ更新 - 下の端末更新タイムテーブル内で指定した時間帯の間は、プログラムモジュールの更新の配信が拒否されます。ウイルスデータベースは通常どおり更新されます。

3.古いウイルスデータベースを持つ端末の重要度を低くするには、古くなったウイルスデータベースの重要度を低くするチェックボックスにチェックを入れます。チェックが入っている場合、ウイルスデータベースの古い端末はアンチウイルスネットワーク内で

アイコンで表示され、ステータスセクションでは端末の重要度が低いになります。チェックボックスにチェックが入っていない場合、ウイルスデータベースの古い端末はアンチウイルスネットワーク内で

アイコンで表示され（ツールバーの

ツリー表示設定 → 端末の状態の重要度を表示オプションが有効になっている場合）、ステータスセクションでは端末の重要度が最大または高いになります。　

4.　リビジョンが有効である期間フィールドで、新しいリビジョンがDr.Web Serverリポジトリに登場した場合に、端末にインストールされているプロダクトのリビジョンを有効とする期間を指定します。

5.リポジトリの詳細な設定セクション内で指定された制限に関係なくすべてのコンポーネント更新を端末に配信するには最新の更新を受け取るチェックボックスにチェックを入れます。

チェックボックスにチェックが入っていない場合、端末は現在のリビジョンとしてマークされた更新のみを受信します。

6.　配信設定に従ってDr.Web Serverのレジストリから端末上のアンチウイルスコンポーネントのバージョンをダウングレードすることを許可するには、リビジョンのダウングレードを許可するチェックボックスにチェックを入れます。

7.　 Dr.Web ServerからDr.Web Agentへ更新を送受信する際のネットワークトラフィック帯域幅を制限するには、更新トラフィックを制限するにチェックを入れます。

チェックが入っていない場合、Dr.Web Agentにはネットワークトラフィック帯域幅の制限なしに更新が配信されます。

チェックが入っている場合は以下の設定を行ってください。

•別途制限が設定されていない（スケジュール表のセルが白い空欄の状態）場合、デフォルトの速度フィールドで更新配信のデフォルトの最大速度を指定します。速度のデフォルト値は、データ送受信が禁止されているが更新プロセスがすでに開始されている期間（以下参照）にも適用されます。

•　最大帯域幅（KB/s）フィールドで更新配信の最大速度を指定します。この場合、更新はすべてのDr.Web Agent更新に使用されるネットワークトラフィックの合計に対して設定された帯域幅の範囲内で送信されます。　
更新配信の帯域幅には最大5つの制限を設定できます。帯域幅制限のフィールドをもう1つ追加する場合は、