GUIユーティリティ

Dr.Web Repository LoaderユーティリティのGUIバージョンはWindows OSで利用でき、Control Centerの 管理 → ユーティリティ セクションでダウンロードできます。インターネットにアクセスできるWindows OSのコンピューターであれば、このユーティリティバージョンを実行できます。

このユーティリティはDr.Web Serverインストールフォルダ内の webmin\utilities フォルダにあります。実行ファイルは drweb-reploader-gui-windows-<bitness>.exe です。

Dr.Web Repository LoaderのGUIバージョンを使用してリポジトリをダウンロードする

1.Dr.Web Repository LoaderユーティリティのGUIバージョンを起動します。

2.ユーティリティのメインウィンドウ内で以下のパラメータを設定します。

a)ライセンスキーまたはキーのMD5 - Dr.Webのライセンスキーファイルを指定します。参照 をクリックし、有効なライセンスキーファイルを選択してください。ライセンスキーの代わりにライセンスキーのMD5ハッシュのみを指定することもできます。MD5ハッシュはControl Centerの 管理 → ライセンスマネージャー セクションで確認できます。

b)ダウンロード先フォルダ - リポジトリのダウンロード先フォルダを指定します。

c)モード リスト内で以下のいずれかの更新のローディングモードを選択します。

リポジトリをロード - リポジトリはDr.Web Serverリポジトリフォーマットでダウンロードされます。ダウンロードされたファイルはDr.Web Serverリポジトリの更新としてControl Centerから直接インポートできます。

更新ミラーの同期 - リポジトリはGUS更新ゾーンフォーマットでダウンロードされます。ダウンロードされたファイルはローカルネットワークの更新ミラーに置くことができます。以後、GUS サーバーからではなく、リポジトリの最新バージョンが含まれたこの更新ミラーから直接更新を受け取るようDr.Web Serverを設定できます。

d)管理 → リポジトリコンテンツ セクションで アーカイブ チェックボックスにチェックを入れると、ダウンロードしたリポジトリが自動的にzipファイル形式でアーカイブされます。これにより、Control Center経由でDr.Web Serverにインポートするための準備済みアーカイブファイルを取得することができます。

3.GUS接続および更新ダウンロードの追加設定を変更する場合は 追加設定 をクリックします。開いた設定ウィンドウでは、以下のタブを使用できます。

a)製品 タブで、ダウンロードする製品リストを変更できます。開いた設定ウィンドウ内に、GUSからダウンロード可能なすべてのリポジトリのリストが表示されます。

現時点でGUSからダウンロード可能な製品のリストを更新するには、更新 をクリックします。

GUS からダウンロードする製品の横にある チェックボックス にチェックを入れます。リスト上にあるすべての製品を選択するには、表の先頭にある チェックボックス にチェックを入れます。

b)Dr.Web GUS タブでは、更新サーバーのパラメータを設定できます。

GUSサーバーのリスト上での順番は、リポジトリのダウンロード時にユーティリティが接続する順番になります。GUSサーバーの順番を変更するには、上へ ボタンと 下へ ボタンを使用します。

更新に使用するサーバーのリストにGUSサーバーを追加するには、リストの下にあるフィールド内でGUSサーバーのアドレスを指定し、追加 をクリックします。

更新に使用するサーバーのリストからGUSサーバーを削除するには、該当するサーバーを選択して 削除 をクリックします。

ベースURI フィールド内で、Dr.Web製品の更新を含むGUSサーバーのフォルダを指定します。

プロトコル ドロップダウンリストで、更新サーバーから更新を受信する際に使用するプロトコルのタイプを選択します。すべてのプロトコルで、更新はGUSサーバーリストの設定に従ってダウンロードされます。

許可する証明書 ドロップダウンリストから、自動的に承認するSSL証明書を選択します。このオプションは、暗号化をサポートする安全なプロトコルにのみ使用されます。

ユーザー名パスワード - 更新サーバーで認証が必要な場合のユーザー認証パラメータです。

Content Delivery Network(コンテンツデリバリーネットワーク)経由でGUSからリポジトリをダウンロードできるようにするには、 CDNを使用 チェックボックス にチェックを入れます。

c)プロキシサーバー タブでは、プロキシサーバー経由でGUSに接続するための、次のパラメータを指定できます。

プロキシサーバーアドレスポート - プロキシサーバーのネットワークアドレスおよびポート番号。

ユーザー名パスワード - プロキシサーバーが認証を必要とする場合の認証パラメータ。

d)スケジューラー タブで、定期的に更新を受信するスケジュールを設定できます。スケジュールの実行はWindowsのタスクスケジューラによって行われます。ユーザーはユーティリティを手動で起動する必要がなく、リポジトリは指定された時間帯に従って自動的にダウンロードされます。

e)ログ タブでは更新ダウンロードログのパラメータを設定できます。

変更を適用し、Dr.Web Repository Loaderのメインウィンドウに戻るには OK をクリックします。

4.パラメータをすべて設定した後、Dr.Web Repository Loaderのメインウィンドウ内で ダウンロード をクリックします。GUSへの接続とリポジトリのダウンロードが開始されます。