G7.7. Dr.Web Agent for Windowsリモートインストールユーティリティ |
Dr.Web Agent for Windowsリモートインストールユーティリティを使用して、アンチウイルスネットワーク内にあるWindows環境の保護対象ワークステーションにDr.Web Agentをインストールできます。 このユーティリティにはコマンドラインインターフェースがあり、いくつかのバージョンで利用できます。
コマンドフォーマット drwwindowsinstall <switches> 使用可能なスイッチ
•--help - ヘルプメッセージを表示します。 •--console=yes|no - ユーティリティのログをコンソールに出力します。デフォルトでは no に設定されています。 •--disable-v1=yes|no - ユーティリティの動作中にSMBバージョン1(SMBv1)プロトコルを無効にします。デフォルトでは no に設定されています。 •--distribution <file_name> - リモートワークステーションで実行されるDr.Web Agentインストーラのファイル名を手動で入力します。デフォルトでは drwinst.exe です。 •--install-address <workstation_IP_address> - Dr.Web Agentがインストールされるリモート端末のアドレスを入力します。複数の端末を同時に指定する場合は、スペースを入れずに、アドレスをカンマ(「,」)またはセミコロン(「;」)で区切ってください。 •--install-certificate <path> - Dr.Web Server証明書ファイルへのパスを設定します。 •--install-clients <number> - リモート端末にDr.Web Agentを一度にインストールできる最大数を設定します。デフォルトでは 8 です。 •--install-compression <mode> - Dr.Web Serverと接続されたワークステーション間のトラフィックの圧縮モードを設定します。on にするとトラフィックの圧縮が有効になり、off にすると無効になり、possible にすると可能になります。possible の場合、モードはDr.Web Serverの対応する設定に準じます。デフォルトでは possible です。 •--install-encryption <mode> - Dr.Web Serverと接続されたワークステーション間のトラフィックの暗号化モードを設定します。on にするとトラフィックの暗号化が有効になり、off にすると無効になり、possible にすると可能になります。possible の場合、モードはDr.Web Serverの対応する設定に準じます。デフォルトでは possible です。 •--install-language <language_code> - インストールされたDr.Web Agentのインターフェース言語をISO 639-1規格に従った2文字のコードで設定します。スイッチが使用されていない場合、またはDr.Web Agentで使用できない言語が指定された場合は、代わりにリモート端末のデフォルトのシステム言語が使用されます。 •--install-path <path> - リモート端末のDr.Web Agentインストールディレクトリへのパスを設定します。デフォルトでは %ProgramFiles%\DrWeb です。 •--install-register=yes|no - インストール完了後、Dr.Web Agentをインストール済みソフトウェアのシステムリストに登録します。デフォルトでは no に設定されています。 •--install-server <Dr.Web_Server_address> - リモートインストールに使用するDr.Web Serverのアドレスを入力します。インストールが完了すると、Dr.Web AgentはこのDr.Web Serverに接続します。スイッチのフォーマット:[udp://]<IP_address_or_DNS_name>[:<port>]。 •--install-timeout <time> - リモートワークステーションでのDr.Web Agentのインストールが完了するまで待機する最大時間を設定します。秒単位で指定する必要があります。デフォルトでは 300 です。 •--install-user <user_name>@<domain>:<password> または <domain>\<user_name>:<password> - リモートワークステーションでの認証に使用するユーザー名とパスワードを設定します。 •--log <path> - ユーティリティログファイルへのパスを設定します。デフォルトでは、Dr.Web Serverのインストールディレクトリの var サブディレクトリにある drwsmb.log です。 •--machine <name> - Dr.Web Agentのインストールが完了してDr.Web Serverに接続された後にDr.Web Enterprise Security Suite アンチウイルスネットワークのリモートワークステーションに割り当てられる名前を指定します。デフォルトでは、オペレーティングシステムに登録されているコンピューター名が使用されます。 •--rotate=<N><f>,<M><u> - ユーティリティのログローテーションモードを設定します。スイッチのフォーマットは、Dr.Web Serverのログローテーションモードの管理に使用される フォーマット と同じです。デフォルトでは 10,10m です。 •--service-id <name_in_registry> - WindowsレジストリでDr.Web Agentのリモートインストールサービスに割り当てられるレジストリキー名を設定します。デフォルトでは、DrWebRsvcRunner です。 •--service-name <displayed_name> - サービススナップインに表示される、Dr.Web Agentのリモートインストールサービス名を設定します。デフォルトでは、Dr.Web Remote Runner Service です。 •--target-root <directory_name> - リモート端末の管理共有にあるディレクトリの名前を設定します。これは、Dr.Web ServerからコピーされたDr.Web Agentインストーラの実行に使用されます。デフォルトでは TEMP です。 •--target-volume <share_name> - Dr.Web Agentインストールファイルが含まれる管理共有の名前を設定します。デフォルトでは ADMIN$ です。 •--threads <number> - プール内のI/Oスレッドの数を設定します。デフォルトでは 2 に設定されています。 •--verbosity <level> - ユーティリティのログレベルを設定します。デフォルトでは trace に設定されています。使用可能な値は、all、debug3、debug2、debug1、debug、trace3、trace2、trace1、trace、info、notice、warning、error、crit です。all と debug3 はシノニムです。 •--version - ユーティリティのバージョンを表示します。 |