E1. 全般設定ファイル

.servers

.servers ファイルには、Dr.Web Serverリポジトリ内でGUS サーバーからDr.Web Enterprise Security Suiteコンポーネントを更新するサーバーのリストが含まれています。

その結果、リストにあるServerがポーリングされます。更新が成功するとポーリングは中断されます。

例:

esuite.geo.drweb.com

.url

.url ファイルには、更新ゾーン(特定のDr.Web 製品の更新が含まれている、更新サーバー上のフォルダ)のベースURIが含まれています。

例:

update

.proto

.proto ファイルには、更新サーバーから更新を受け取る際に使用されるプロトコル名が含まれています。

次の値のいずれかを指定できます:http | https | ftp | ftps | sftp | scp | smb | smbs | file

smb および smbs プロトコルはUNIX系OSでのDr.Web Serverでのみ使用できます。

例:

https

.auth

.auth ファイルには、更新サーバー上でのユーザー認証のパラメータが含まれています。

次のフォーマットで指定します。

<user name>

<password>

<user name>は必須、<password>は任意です。

例:

admin

root

.version

.version ファイルには、更新がダウンロードされるゾーンのサーバーのバージョンが含まれています。これはデバッグの目的で使用され、デフォルトではMM.mm形式でのサーバーの現在のバージョンです。

.max-retry

.max-retry ファイルには、各更新サーバーからのダウンロードエラーの最大試行回数が含まれています。

.cdn-mode

.cdn-mode ファイルには、リポジトリをロードする際のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)の設定が含まれています。

以下の値のいずれかを指定できます。

on - CDNを使用

off - CDNを使用しない

.cert-mode

.cert-mode ファイルには、自動的に承認される更新サーバーの許可されたSSL証明書の設定が含まれています。

以下の値のいずれかを指定できます。

drweb - Doctor WebのSSL証明書のみを許可

valid - 有効な証明書のみを許可

any - あらゆる証明書を許可

custom - ユーザー指定の証明書を許可

.cert-file

.cert-file ファイルには、ユーザー指定の証明書へのパスが含まれています(certパラメータにcustomが指定された場合)。

.ssh-mode

.ssh-mode ファイルには、SCPおよびSFTPプロトコル(SSH2ベース)を使用する場合の認証モードの設定が含まれています。

以下の値のいずれかを指定できます。

pwd - ユーザーログインおよびパスワードによる認証

pubkey - 暗号化キーによる認証

.ssh-pubkey

.ssh-pubkey ファイルには、更新サーバーのパブリックSSHキーへのパスが含まれています。

.ssh-prikey

.ssh-prikey ファイルには、更新サーバーのプライベートSSHキーへのパスが含まれています。