Dr.Web Serverの負荷と推奨設定パラメータ

大規模なアンチウイルスネットワークで外部データベースを使用する場合、Dr.Web Serverを正常に機能させるために、次のパラメータ値の調整が必要になる場合があります。

管理 → Dr.Web Serverの設定 → データベース → 接続数(Dr.Web Server設定ファイルの database connections="" パラメータ) - Dr.Web Serverとデータベースの最大接続数です。

管理 → Dr.Web Serverの設定 → 全般 → クライアントからのリクエスト同時処理数(Dr.Web Server設定ファイルの threads count="" パラメータ) - クライアント(Dr.Web Agent、Agentインストーラ、隣接Dr.Web Server、Dr.Web Proxy Server)からのデータを処理するスレッドの数です。

これらのパラメータはDr.Web Serverのパフォーマンスに影響します。必要のない限り、変更しないようにしてください。値を調整する必要があるかどうかを判断する際は以下の対応表を参照し、アンチウイルスネットワークの規模とDr.Web Serverハードウェアの機能に応じた最適なパラメータ値を確認してください。

Dr.Web Serverへのクライアント接続数

Dr.Web ServerのCPUコア数

データベースへの接続数(database connections)

クライアントからのリクエスト同時処理数(threads count)

500まで

2

2(デフォルト値)

5(デフォルト値)

500~1500

3~5

3~5

6~10

1500超

5~8

5~8

10~14

クライアントからのリクエスト同時処理数threads count)パラメータ値は、Dr.Web Serverの機能を実行するコンピューターのCPUコア数の2倍を超えないようにしてください。

 

組み込みデータベースを使用する場合は、デフォルト値を変更しないでください。

接続数の多いアンチウイルスネットワークでは、値を変更する前にDoctor Webテクニカルサポートに相談することをお勧めします。