第7章:Dr.Web Enterprise Security Suite ソフトウェアおよびコンポーネントのアップグレード |
Dr.Web Enterprise Security Suiteおよびそのコンポーネントを更新する前に、以下の点に注意してください。 •更新前にインターネットアクセスのTCP/IPプロトコル設定を確認することを推奨します。特にDNSサービスが有効になっていて、正しく設定されている必要があります。 •Dr.Web Serverをアップグレードする前に、すべてのDr.Web Enterprise Security Suiteコンポーネント(Dr.Web Agentを含む)をGUSで入手可能な最新バージョンにアップグレードすることをお勧めします。 •マルチサーバーのアンチウイルスネットワーク構成では、バージョン13のDr.Web Serverと以前のバージョンのDr.Web Server間ではサーバー間更新配信は実行されず、サーバー間接続は統計配信のみに使用されるという点に注意してください。サーバー間更新配信を行うには、すべてのDr.Web Serverをアップグレードする必要があります。バージョン13でサポートされていないOSにインストールされたDr.Web Agentに接続するためにアンチウイルスネットワークの一部として以前のバージョンのDr.Web Serverを維持する必要がある場合、バージョン6のDr.Web Serverとバージョン13のDr.Web Serverで個別に更新を受信する必要があります(Dr.Web Agentのアップグレード 参照)。 •Dr.Web Serverクラスタのバージョン11以降からバージョン13へのアップグレードは個別に実行する必要があります。つまり、各クラスタノードをクラスタから切断し、組み込みデータベースに切り替え、更新した後に再度1つずつクラスタに接続する必要があります。 •Dr.Web Proxy Serverが含まれるアンチウイルスネットワークでは、コンポーネントをバージョン13にアップグレードする際に、Dr.Web Proxy Serverもバージョン13にアップグレードする必要があります。そうでない場合、バージョン13で提供されるDr.Web Agentは、バージョン13のDr.Web Serverに接続できなくなります。Dr.Web Server→Dr.Web Proxy Server→Dr.Web Agentの順にアップグレードを実行することをお勧めします。 •Dr.Web Serverのアップグレード時、すべてのリポジトリの設定は新しいバージョンに移行されませんが(デフォルトの設定にリセットされます)、バックアップされます。必要に応じて、Dr.Web Serverのアップグレード後に手動でリポジトリ設定を変更します。 •デフォルトでは、Dr.Web Serverバージョン13のインストール後に、端末から該当する製品の要求があった場合にのみ、Dr.Web Agent for Android、Dr.Web Agent for UNIX、Dr.Web Proxy Serverリポジトリ製品の更新がGUSからダウンロードされます。詳細については、管理者マニュアル の リポジトリの詳細な設定 を参照してください。 お使いのDr.Web Serverがインターネットに接続されておらず、更新が他のDr.Web Serverから手動で、またはリポジトリローダーを使用してロードされる場合は、オンデマンドでのみ更新 オプションにチェックを入れて製品をインストールまたは更新する前に、まず初めにそれらの製品を手動でリポジトリにロードする必要があります。 |