7.4. 端末のタスクスケジュール編集 |
スケジュール - ワークステーション上であらかじめ設定された時間に自動的に実行されるアクションのリストです。Scannerを手動で起動させる必要がなく、ユーザーの希望する時間に端末のウイルスをスキャンするために使用します。また、Enterprise Agent によって以下の種類のタスクも実行できます。 スケジュールには2つの種類があります。 ◆集中 (Enterprise) スケジュール - アンチウイルスネットワーク管理者によって設定され、設定継承の全てのルールに則ります。 ◆端末のローカルスケジュール - 特定の端末のユーザーによって設定され(端末がパーミッションを持っている場合)、この端末にローカル保存されます。Enterprise Server はこのスケジュールをコントロールできません。 Dr.Web Control Center を使用してワークステーションまたはワークステーションのグループに対するタスクのスケジュール設定が可能です。このサービスによって、自動モードでのネットワークのアンチウイルス保護を確実なものにする為に必要な基本的な動作を簡易化します。 集中スケジュールを編集するには 1.メインメニューで ネットワーク を選択し、階層的リストでグループまたはワークステーションを選択してコントロールメニュー(左のパネル)で スケジュール をクリックします。スケジュールを編集するウィンドウが開きます。 2.スケジュールのタスクを追加、削除、編集できます。既存のタスクを有効、無効にすることも可能です(下記参照)。 WindowsおよびWindows Mobile環境で動作する端末では、デフォルトで2つのタスクが使用可能です。 ◆Startup scan (デフォルトで有効) ◆Daily scan (デフォルトでは無効) 3.編集終了後、Dr.Web Control Center 内の 保存 をクリックして変更を保存、または新しく作成したタスクを保存してください。
新しいタスクを追加するには 1.新しいタスクを追加するには、ツールバーで
2.全般 タブで ◆名称 入力フィールドでタスクに名前を付けてください。 ◆タスクを有効にするには、有効化 フラグをセットします。 タスクを無効にするにはフラグをクリアしてください。リスト上には残りますが、実行されません。 ◆クリティカルジョブ フラグは、タスクが実行されなかった場合 (Enterprise Agent は時間が来ると終了します)にそれが次の Enterprise Agent 起動時に実行されるように命令します。一定の時間内にタスクが複数回実行されなかった場合、 Enterprise Agent の起動後に実行されるのは1回のみです。
3.アクション タブの アクション ドロップダウンリスト内でタスクの種類を選択してください。選択されたアクションによってウィンドウ下部の見た目が変わります。 ◆特定のプログラムを起動したい場合、実行 を選択します。起動するexeファイルの名前(とパス)を パス フィールドに入力し、実行するプログラムのコマンドラインパラメータを 引数 フィールドに入力します。 ◆Scanner を実行したい場合、Dr.Web Scanner for Windows か Dr.Web Enterprise Scanner for Windows を選択し Scanner の設定を指定してください。詳細は ワークステーション上のアンチウイルススキャンの実行と中断 をご覧ください。 ◆このイベントのログを作成したい場合は ログ を選択し、文字列 フィールドでログに追加するメッセージを入力してください。 4.時刻 タブの 期間 ドロップダウンリスト内でタスクのタイムモードを設定します。 ◆1日に1回 ◆毎時N分 ◆1時間に1回 ◆月に1回 ◆開始 ◆週に1回 タイムモードごとのパラメータは 下の表 の通りです。 5.タスクのパラメータを全て指定した後 保存 をクリックして変更を反映させてください。
既存のタスクを編集するには、リスト内でタスクを左クリックで選択します。その後の手順は新しいタスクの追加方法と同様です(上記参照)。 既存のタスクを削除するには 1.タスク横のフラグをセットします。 2.Dr.Web Control Center のタスクバーで ワークステーション上のローカルスケジュールを編集するには 1.Agent のコンテクストメニューで、スケジュール → ローカル を選択します。 2.Enterprise Agent のローカルスケジュールを編集する為のウィンドウが開きます。
3.終了したら 閉じる をクリックします。
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