8.4.1. はじめに |
Enterprise Server のリポジトリは、アンチウイルスソフトウェアのベンチマークコピーを保存、及びそれらを GUS サーバーから更新するためのものです。 リポジトリはファイルのセットを扱います(プロダクト)。プロダクトはそれぞれ、varフォルダ内にあるリポジトリフォルダの別々のサブフォルダにあります。varフォルダは、デフォルト設定でのインストールの際には サーバー ルートフォルダに置かれます。リポジトリ内では、各プロダクトは個別に扱われます。 リポジトリプロダクトの更新を管理するにはリビジョンを使用します。リビジョンは特定の時間におけるプロダクトファイルの正常な状態で(ファイル名とチェックサムを含む)、独自のナンバーを持っています。リポジトリは以下のようにプロダクトのリビジョンと同期します。 a)プロダクト更新サイトから Enterprise Server (HTTP経由で)と
b)指定された同期ポリシーによって、マルチサーバーコンフィギュレーション内の異なる Enterprise Server 間で c)Enterprise Server からワークステーションと リポジトリによって、以下のパラメータの設定が可能になります。 ◆a) 操作でのプロダクト更新サイトのリスト ◆a) タイプの同期を必要とするプロダクト数の制限(それによりユーザーは、特定のファイルまたはファイルのカテゴリーの必要な変更のみをトラックすることができます) ◆c) タイプの同期を必要とするプロダクトコンポーネントへの制限(ユーザーはワークステーションにどれをインストールするか選択できます) ◆新しいリビジョンへの変更をコントロール(インストール前に個別にプロダクトをテストできます) ◆プロダクトに自身のコンポーネントを追加 ◆同じく同期させる新しいプロダクトを個別に作成 サーバーのリポジトリは以下のプロダクトを扱います。 ◆Enterprise Server ◆Enterprise Agent (Agent のソフトウェア、及び スケジューラー 、ワークステーションのアンチウイルスパッケージ) ◆Dr.Web Control Center ◆ウイルスデータベース リポジトリについての詳細は 付録 F. リポジトリの管理 を参照してください。 |