F1. 設定ファイル .configのシンタックス |
サーバー の設定ファイルの記述には拡張バッカス・ナウア記法(EBNF)に基づいた形式文法を使い、それには以下の記号が使用されます。 ◆(...) - 記号のグループ (設定ファイルのフラグメント) ◆'...' - 終端記号 ◆<...> - 非終端記号 ◆| - エレメントのうちの1つを選ぶ記号 ◆(...)? - オペレータの左にこの記号(または記号のグループ) - 必須ではありません(0 、或いは 1 回繰り返します)。 ◆(...)* - オペレータの左にこの記号(または記号のグループ) - 何回でも繰り返されます(或いは省略されます)。 ◆(...)+ - オペレータの左にこの記号(または記号のグループ) - 1回以上繰り返します。 ◆[...] - 指定された範囲からのあらゆる記号 ◆ピリオドを後置 - 規則の終わりを示す予約文字
設定ファイルは、セパレーターで分けられた連続する単語です。セパレーターには次のキャラクタを任意の順番で使用できます: スペース(\s)、タブ(\t)、行頭復帰(\r)、改行(\n)。 セミコロン(;)で始まる単語の並びは、その行の最後まで続くコメントの始まりであることを意味します。 例: ghgh 123 ;this is a comment 123;this; is not; a comment – requires a separator at the beginning. ナンバーサイン(#)で始まる単語は連続するコメントであることを意味します。残りの単語はコメントの終了を表すマーカーで指定されます。 例: 123 456 #COMM from here there is a comment COMM here it is already ended キャラクタを単語に含むには ' プレフィックス(アポストロフィ)を使用します — これはその単語に対する特別なセパレーターキャラクタです(つまり、このキャラクタはこの単語を終了するセパレーターと見なされます)。 例: xy123 '*this is one word*this is another word
.config ファイルは、コメント及びインストラクションから成っています。インストラクションの順番は重要ではありません。
インストラクションの意味については、付録 F2. .configファイルインストラクションの意味 をご覧ください。 |