Dr.Web MailDの設定 |
Dr.Web MailDの動作もまた、設定する必要があります。Dr. Web Monitorを使用してDr.Webを起動した場合、drweb-milterモジュールはReceiverコンポーネントとして起動されなくてはなりません。そのためには、drweb-milterモジュールを起動するためのラインを%etc_dir/monitor/maild_postfix.mmcからアンコメントしてください。また、drweb-receiverモジュールを起動するためのラインをコメントアウトすることも推奨します。その結果、drweb_postfix.mmcには同じラインが含まれる事になります。 # drweb-receiver local:%var_dir/ipc/.agent 15 30 MAIL drweb:drweb drweb-milter local:%var_dir/ipc/.agent 15 30 MAIL drweb:drweb drweb-senderモジュールの動作も設定してください。Dr.Web MailD設定ファイル[Sender]セクションで以下のパラメータを指定してください。 Address = /usr/local/sbin/sendmail Method = pipe MailerName = postfix Addressパラメータでは、Postfixパッケージからsendmailプログラムへのパスを設定します。 Dr.Web MailD設定ファイル[Sender]セクションのSecureHashパラメータの値も指定する必要があります(任意の記号からなるストリングをこのパラメータの値として設定することができ、記号は10個以上が推奨されます)。また、このセクション内のUseSecureHashパラメータにはYes値を指定してください。 必要なパラメータを全て指定した後はDr.Web MailDを、次にPostfixを(再)起動してください。 drweb-milterとSenderおよびReceiverコンポーネントとの正常な動作に必要な設定は全て、Dr.Web MailD設定ファイルの[Receiver]、[Sender]、および[Milter]セクションで定義され、本マニュアルのReceiver、Sender、Milterの章に記載されています。 |