コマンドライン引数

Dr.Web MailDを実行するには、コマンドラインに次のコマンドを入力します。

$ <opt_dir>/bin/drweb-maild [<parameters>]

Dr.Web MailDは次のオプションを処理できます。

パラメータ

説明

--help

機能:コマンドラインパラメータに関する簡単なヘルプ情報をコンソールまたはターミナルエミュレーターに出力し、完了時に終了します。

短縮形:-h

引数:なし

--version

機能:このコンポーネントのバージョンに関する情報をコンソールまたはターミナルエミュレーターに出力し、完了後に終了します。

短縮形:-v

引数:なし

例:

$ /opt/drweb.com/bin/drweb-maild --help

このコマンドは、Dr.Web MailDに関する簡単なヘルプ情報を出力します。

スタートアップノート

このコンポーネントは、自律モードで(他のコンポーネントから自律的に)OSのコマンドラインから直接起動することはできません。Dr.Web for UNIX Mail Serversの他のコンポーネントからメールオブジェクトスキャンのリクエストを受信するときに、Dr.Web ConfigD設定デーモンによって自動的に起動されます。コンポーネントの動作を管理し、必要に応じてメールオブジェクトをスキャンするには、Dr.Web for UNIX Mail Servers用のコマンドラインベース管理ツールDr.Web Ctlを使用できます(drweb-ctlコマンドを使用して起動されます)。

Dr.Web MailDコンポーネントによる任意のメールメッセージの処理をスキャンするには、Dr.Web Ctlツールのcheckmailコマンドを使用します。これを行うには、スキャンしたメールメッセージをドライブに保存して(.eml形式など)、次のコマンドを使用します。

$ drweb-ctl checkmail <path to file .eml>

コマンドラインから製品のこのコンポーネントに関するドキュメントを要求するには、man 1 drweb-maildコマンドを使用します。