付録C. テクニカルサポート

Dr.Web製品のインストールまたは使用中に問題が発生した場合、テクニカルサポートへのお問い合わせの前に以下のオプションをご利用ください:

https://download.drweb.com/doc/ から最新のマニュアルやガイドをダウンロードして読む。

https://support.drweb.com/show_faq/ で「よくあるご質問」を読む。

https://forum.drweb.com/ でDr.Webフォーラムを見る。

問題が解決しなかった場合、サポートサイト https://support.drweb.com/ の該当するセクション内でwebフォームに必要事項を入力し、直接 Doctor Web テクニカルサポートまでお問い合わせください。

企業情報については、Doctor Web 公式サイト https://company.drweb.com/contacts/offices/ をご覧ください。

問題に対する円滑な対応を可能にするため、テクニカルサポートにご連絡いただく前に、インストールされた製品とその設定、およびシステム環境に関するデータセットを生成することをお勧めします。これは、Dr.Web for Linuxディストリビューションに含まれている特別なユーティリティを使用して行うことができます。

テクニカルサポートに提出するデータを収集するには、次のコマンドを使用します。

# /opt/drweb.com/bin/support-report.sh

テクニカルサポートに提出するデータを収集する際は、ユーティリティをスーパーユーザー権限(root ユーザーの権限)で起動することをお勧めします。権限を昇格するには、su コマンド(カレントユーザーを変更する)または sudo コマンド(指定されたコマンドを別のユーザーの権限で実行する)を使用します。

ユーティリティは次の情報を収集してアーカイブします。

OSに関するデータ(名前、アーキテクチャ、uname -a コマンドの結果)

Doctor Webパッケージを含む、システムにインストールされているパッケージのリスト

ログの内容

oDr.Web for Linuxのログ(コンポーネントごとに設定されている場合)

osyslog システムデーモンのログ(/var/log/syslog/var/log/messages

oシステムパッケージマネージャーのログ(aptyum など)

odmesg のログ

5.次のコマンドを実行します:df, ip a (ifconfig -a), ldconfig -p, iptables-save, nft export xml

Dr.Web for Linuxの設定と構成に関する情報:

oダウンロードされたウイルスデータベースのリスト(drweb-ctl baseinfo -l

oDr.Web for LinuxディレクトリにあるファイルのリストとそれらファイルのMD5ハッシュ値

oスキャンエンジンDr.Web Virus-Finding EngineのバージョンとMD5ハッシュ値

oDr.Web for Linuxの設定パラメーター(drweb.ini の内容、ルール、ルールで使用される値のファイル、Luaプロシージャなどを含む)

oDr.Web for Linuxがスタンドアロンモードで動作している場合、キーファイルから取得したユーザーの情報と権限

製品とそのシステム環境に関する情報を含むアーカイブは、ユーティリティを起動したユーザーのホームディレクトリに保存されます。ファイルの名前は次のようになります。

drweb.report.<timestamp>.tgz

<timestamp> は、レポート作成のタイムスタンプ(ミリ秒単位)です(例:20190618151718.23625)。