付録D. 既知のエラー

このセクションの内容:

エラーを特定するための推奨事項

エラーコード

コードのないエラー

本セクション内に記載されていないエラーが発生した場合は、テクニカルサポート までご連絡ください。その際、エラーコードと、問題を再現するための手順をお伝えください。

エラーを特定するための推奨事項

エラーの考えられる原因や背景を特定するには、Dr.Web for Linuxのログを参照してください(デフォルトでは、OSによって /var/log/syslog ファイルまたは /var/log/messages ファイルにあります)。また、コマンド drweb-ctl log を使用することもできます。

エラーを特定するために、個別のファイルにログを記録するよう設定し、ログへの広範な情報の出力を有効にすることが推奨されます。そのために、以下のコマンドを実行してください。

# drweb-ctl cfset Root.Log <path to log file>
# drweb-ctl cfset Root.DefaultLogLevel DEBUG

デフォルトのロギング方法とログの詳細レベルに戻すには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.Log -r
# drweb-ctl cfset Root.DefaultLogLevel -r

エラーコード

エラーメッセージ

モニターチャネルに関するエラー

エラーコード

x1

説明

コンポーネントの1つが設定デーモンDr.Web ConfigDと接続できません。

エラーの解決:

1.以下のコマンドを実行することで設定デーモンを再起動させてください。

# service drweb-configd restart

2.PAMの認証メカニズムがインストール、設定されていて、正常に動作していることを確認します。そうでない場合は、インストール・設定します(詳細についてはお使いのOSディストリビューション向けの管理者ガイドとマニュアルを参照してください)。

3.PAM が正常に設定されていて、設定デーモンを再起動しても問題が解決しない場合は、Dr.Web for Linux設定をデフォルトに復元してください。

そのために、たとえば以下のコマンドを実行するなどして、<etc_dir>/drweb.ini ファイルのコンテンツを削除します(設定ファイルのバックアップを作成することが推奨されます):

# cp /etc/opt/drweb.com/drweb.ini /etc/opt/drweb.com/drweb.ini.save
# echo "" > /etc/opt/drweb.com/drweb.ini

設定ファイルのコンテンツを削除した後に設定デーモンを再起動させます。

4.設定デーモンを起動することができない場合は、drweb-configd パッケージを再インストールしてください。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

操作はすでに実行中です

エラーコード

x2

説明

ユーザーによって要求された操作はすでに実行中です。

エラーの解決:

1.操作が完了するまでお待ちください。必要に応じ、しばらく時間をおいて再度アクションを実行します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

操作は保留中です

エラーコード

x3

説明

ユーザーによって要求された操作は保留の状態です(ネットワーク接続を確立中、またはDr.Web for Linuxコンポーネントの1つがローディング中や初期化中で時間を要するなどの理由)。

エラーの解決:

1.操作が開始されるまでお待ちください。必要に応じ、しばらく時間をおいて再度アクションを実行します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ユーザーによって中断されました

エラーコード

x4

説明

アクションはユーザーによって終了されました(時間がかかるなどの理由)。

エラーの解決:

1.しばらく時間をおいて再度アクションを実行します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

操作がキャンセルされました

エラーコード

x5

説明

アクションがキャンセルされました(アクションの実行がタイムアウトした可能性があります)。

エラーの解決:

1.再度アクションを実行します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

IPC接続が切断されました

エラーコード

x6

説明

コンポーネントの1つのプロセス間通信(IPC)が切断されました(多くの場合、ユーザーのコマンドによって、またはアイドル状態であるためにコンポーネントがシャットダウンしたことによって)。

エラーの解決:

1.操作が完了していない場合は、再度開始してください。そうでない場合、シャットダウンはエラーではありません。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効なIPCメッセージサイズです

エラーコード

x7

説明

コンポーネントのプロセス間通信(IPC)中に無効なサイズのメッセージを受信しました。

エラーの解決:

1.以下のコマンドを入力し、Dr.Web for Linuxをアンインストールします。

# service drweb-configd restart

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効なIPCメッセージフォーマットです

エラーコード

x8

説明

コンポーネントのプロセス間通信(IPC)中に無効なフォーマットのメッセージを受信しました。

エラーの解決:

1.以下のコマンドを入力し、Dr.Web for Linuxをアンインストールします。

# service drweb-configd restart

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

準備が完了していません

エラーコード

x9

説明

必要なコンポーネントまたはデバイスがまだ初期化されていないため、要求されたアクションを実行できません。

エラーの解決:

1.しばらく時間をおいて再度アクションを実行します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

コンポーネントがインストールされていません

エラーコード

x10

説明

必要なコンポーネントがまだインストールされていないため、必要な操作を実行できません。

エラーの解決:

1.必要なコンポーネントが含まれたパッケージをインストールまたは再インストールします。

Scannerがインストールされていない場合:drweb-filecheck

SpIDer Guardがインストールされていない場合:drweb-spider

SpIDer Gateがインストールされていない場合:drweb-gated

Updaterがインストールされていない場合:drweb-update

2.引き続きエラーが発生する場合や、どのコンポーネントがインストールされていないのか特定できない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

予期せぬIPCメッセージです

エラーコード

x11

説明

コンポーネントのプロセス間通信(IPC)中に予期せぬメッセージを受信しました。

エラーの解決:

1.以下のコマンドを入力し、Dr.Web for Linuxをアンインストールします。

# service drweb-configd restart

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

IPCプロトコル違反です

エラーコード

x12

説明

コンポーネントのプロセス間通信(IPC)中にプロトコル違反が発生しました。

エラーの解決:

1.以下のコマンドを入力し、Dr.Web for Linuxをアンインストールします。

# service drweb-configd restart

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

サブシステムの状態が未知です

エラーコード

x13

説明

要求された操作を実行するために必要なサブシステムの現在の状態が不明です。

エラーの解決:

1.操作を繰り返します。

2.引き続きエラーが発生する場合は、以下のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動させてください。

# service drweb-configd restart

その後、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

パスは絶対パスでなければなりません

エラーコード

x20

説明

ファイルまたはディレクトリへの絶対パスが必要ですが、相対パスが指定されています。

エラーの解決:

1.絶対パスになるよう、ファイルまたはディレクトリへのパスを変更します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

十分なメモリがありません

エラーコード

x21

説明

要求された操作(サイズの大きなファイルを開く、など)を完了するために必要な、十分なメモリがありません。

エラーの解決:

1.Dr.Web for Linuxプロセスが使用可能なメモリのサイズを増やし(ulimit コマンドで上限を変更するなどして)、プログラムを再起動して操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

IOエラー

エラーコード

x22

説明

入出力(I/O)エラーが発生しました(ドライブがまだ初期化されていない、またはファイルシステムのパーティションをもはや使用できない、など)。

エラーの解決:

1.必要なI/Oデバイスまたはファイルシステムのパーティションが使用可能であるかどうかを確認します。必要に応じ、それをマウントして操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

そのようなファイルまたはディレクトリがありません

エラーコード

x23

説明

指定された、ファイルシステムのオブジェクト(ファイルまたはディレクトリ)がありません。削除された可能性があります。

エラーの解決:

1.パスを確認します。必要に応じ、それを変更して操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

パーミッションが拒否されました

エラーコード

x24

説明

指定された、ファイルシステムのオブジェクト(ファイルまたはディレクトリ)にアクセスする十分な権限がありません。

エラーの解決:

1.パスが正しいかどうか、また、コンポーネントが要求される権限を持っているかどうかを確認します。オブジェクトにアクセスする必要がある場合、アクセス権限を変更するか、コンポーネントの権限を昇格させます。操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ディレクトリではありません

エラーコード

x25

説明

ファイルシステムの、指定されたオブジェクトがディレクトリではありません。ディレクトリへのパスを入力します。

エラーの解決:

1.パスを確認します。それを変更し、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

データファイルが破損しています

エラーコード

x26

説明

要求されたデータが破損しています。

エラーの解決:

1.操作を繰り返します。

2.引き続きエラーが発生する場合は、以下のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動させてください。

# service drweb-configd restart

その後、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ファイルはすでに存在しています

エラーコード

x27

説明

ファイルの作成を試みる際に、同じ名前を持つ別のファイルが検出されました。

エラーの解決:

1.パスを確認します。それを変更し、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

読み取り専用ファイルシステム

エラーコード

x28

説明

要求しようとしているファイルシステムは読み取り専用です。

エラーの解決:

1.パスを確認します。ファイルシステムの書き込み可能なパーティションを指すようにパスを変更し、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ネットワークエラー

エラーコード

x29

説明

ネットワークエラーが発生しました(リモートホストが予期せず応答を停止したか、必要な接続に失敗した可能性があります)。

エラーの解決:

1.ネットワークが使用可能であること、ネットワーク設定が正しいことを確認します。必要に応じ、ネットワーク設定を変更し、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ドライブではありません

エラーコード

x30

説明

アクセスしようとしている入出力(I/O)がドライブではありません。

エラーの解決:

1.ドライブ名を確認します。ドライブを指すようにパスを変更し、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

予期せぬEOFがあります

エラーコード

x31

説明

データの読み込み中に、予期せずファイルの末尾に達しました。

エラーの解決:

1.ファイル名を確認します。必要に応じ、正しいファイルを指すようにパスを変更し、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ファイルが変更されています

エラーコード

x32

説明

スキャン中にファイルの変更が検出されました。

エラーの解決:

1.再スキャンしてください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

通常ファイルではありません

エラーコード

x33

説明

アクセスしようとしているオブジェクトは通常ファイルではありません。ディレクトリ、ソケット、またはファイルシステム内のその他のオブジェクトである可能性があります。

エラーの解決:

1.ファイル名を確認します。必要に応じ、通常のファイルを指すようにパスを変更し、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

名前はすでに使用されています

エラーコード

x34

説明

ファイルシステムのオブジェクト(ディレクトリ、ファイル、ソケット)の作成を試みた際に、同じ名前を持つ別のオブジェクトが検出されました。

エラーの解決:

1.パスを確認します。それを変更し、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ホストがオフラインです

エラーコード

x35

説明

ネットワーク経由でリモートホストを使用できません。

エラーの解決:

1.必要なホストが使用可能であるかどうかを確認します。必要に応じ、ホストアドレスを変更して操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

リソースの上限に達しています

エラーコード

x36

説明

特定のリソースの使用について設定された上限に達しています。

エラーの解決:

1.必要なリソースの使用可能状況を確認します。必要に応じ、このリソースの使用に関する上限を引き上げて、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

異なるマウントポイントです

エラーコード

x37

説明

ファイルを復元する試みが、2つの異なるマウントポイント間での移動を意味しています。

エラーの解決:

1.ファイルを復元する別のパスを選択し、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

アンパックエラー

エラーコード

x38

説明

アーカイブの解凍に失敗しました(ファイルがパスワードで保護されているか、破損している可能性があります)。

エラーの解決:

1.ファイルが破損していないことを確認します。アーカイブがパスワード保護されている場合、正しいパスワードを入力することで保護を解除し、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ウイルスデータベースが破損しています

エラーコード

x40

説明

ウイルスデータベースが破損しています。

エラーの解決:

1.ウイルスデータベースディレクトリへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [Root] セクションにある VirusBaseDir パラメータ)。

パスの確認・修正には、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用します。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Root.VirusBaseDir

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.VirusBaseDir <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.VirusBaseDir -r

2.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

サポートされていないバージョンのウイルスデータベースです

エラーコード

x41

説明

現在のウイルスデータベースは、以前のバージョンのプログラム用に設計されています。

エラーの解決:

1.ウイルスデータベースディレクトリへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [Root] セクションにある VirusBaseDir パラメータ)。

パスの確認・修正には、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用します。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Root.VirusBaseDir

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.VirusBaseDir <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.VirusBaseDir -r

2.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ウイルスデータベースが空です

エラーコード

x42

説明

ウイルスデータベースが空です。

エラーの解決:

1.ウイルスデータベースディレクトリへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [Root] セクションにある VirusBaseDir パラメータ)。

パスの確認・修正には、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用します。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Root.VirusBaseDir

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.VirusBaseDir <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.VirusBaseDir -r

2.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

オブジェクトを修復できません

エラーコード

x43

説明

脅威の駆除中に、修復不可能なオブジェクトに対して修復アクションを適用する試みが行われました。

エラーの解決:

1.オブジェクトに対して適用可能なアクションを選択し、操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

サポートされていないウイルスデータベースの組み合わせです

エラーコード

x44

説明

現在のウイルスデータベースの組み合わせはサポートされていません。

エラーの解決:

1.ウイルスデータベースディレクトリへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [Root] セクションにある VirusBaseDir パラメータ)。

パスの確認・修正には、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用します。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Root.VirusBaseDir

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.VirusBaseDir <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.VirusBaseDir -r

2.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

スキャンの上限に達しています

エラーコード

x45

説明

オブジェクトのスキャン中に、指定された上限に達しました(アンパックされたファイルのサイズ上限、ネスティングレベルの上限など)。

エラーの解決:

1.以下のいずれかの方法で、スキャンにおける上限を変更します(コンポーネント設定内で)。

アプリケーションの 設定 ウィンドウ内、コンポーネント設定のページで

drweb-ctl cfshow および drweb-ctl cfset コマンド を使用して

2.設定の変更後、試みた操作を繰り返します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

認証に失敗しました

エラーコード

x47

説明

認証に、無効なユーザー認証情報が使用されました。

エラーの解決:

1.必要な権限を持ったユーザーの有効な認証情報を入力して、再度、認証を実行してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

認証に失敗しました

エラーコード

x48

説明

カレントユーザーには、要求された操作を実行するための十分な権限がありません。

エラーの解決:

1.必要な権限を持ったユーザーの有効な認証情報を入力して、再度、認証を実行してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効なアクセストークンです

エラーコード

x49

説明

Dr.Web for Linuxコンポーネントの1つが、昇格された権限を必要とする操作へのアクセスを試みる際に無効な認証トークンを提示しました。

エラーの解決:

1.必要な権限を持ったユーザーの有効な認証情報を入力して、再度、認証を実行してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効な引数です

エラーコード

x60

説明

コマンドを実行しようとした際に無効な引数が使用されました。

エラーの解決:

1.有効な引数を使用して、再度アクションを実行します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効な操作です

エラーコード

x61

説明

無効なコマンドを実行しようとする試みが検出されました。

エラーの解決:

1.有効なコマンドを使用して、再度アクションを実行します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

root権限が必要です

エラーコード

x62

説明

このアクションを実行することができるのは、root権限を持ったユーザーのみです。

エラーの解決:

1.権限をルート権限に昇格させ、再度アクションを実行します。権限を昇格させるには、su および sudo コマンドを使用します。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

集中管理モードでは許可されていません

エラーコード

x63

説明

要求されたアクションは、Dr.Web for Linuxがスタンドアロン モード で動作している場合のみ実行できます。

エラーの解決:

1.Dr.Web for Linuxの動作モードをスタンドアロンモードに変更し、操作を繰り返します。

2.動作モードをスタンドアロンモードに変更するには、

モード 設定 ページで Enable the central protection mode チェックボックスのチェックを外します。

または、コマンド を実行します。

# drweb-ctl esdisconnect

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

サポートされていないOSです

エラーコード

x64

説明

Dr.Web for Linuxは、ホスト上にインストールされているOSをサポートしていません。

エラーの解決:

1.システム要件 のリスト内に記載されているOSをインストールします。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

実装されていない機能です

エラーコード

x65

説明

コンポーネントの1つの、必要な機能がプログラムの現在のバージョンには備わっていません。

エラーの解決:

1.設定ファイル /etc/opt/drweb.com/drweb.ini のコンテンツをクリアすることで、Dr.Web for Linuxのデフォルト設定を復元してください。この手順を実行する前にファイルのバックアップを作成することが推奨されます。例:

# cp /etc/opt/drweb.com/drweb.ini /etc/opt/drweb.com/drweb.ini.save
# echo "" > /etc/opt/drweb.com/drweb.ini

2.設定ファイルのコンテンツを削除した後に、次のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動させます。

# service drweb-configd restart

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

未知のオプションです

エラーコード

x66

説明

設定ファイルに、未知のパラメータまたはDr.Web for Linuxの現在のバージョンでサポートされていないパラメータが含まれています。

エラーの解決:

1.いずれかのテキストエディタで /etc/opt/drweb.com/drweb.ini ファイルを開き、無効なパラメータを含む行を削除します。ファイルを保存し、次のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動します。

# service drweb-configd restart

2.問題が解決しない場合は、Dr.Web for Linux設定をデフォルトに戻してしてください。

設定をデフォルトに戻すには、次のコマンドを実行するなどによって、設定ファイル /etc/opt/drweb.com/drweb.ini のコンテンツをクリアします(設定ファイルのバックアップを作成することが推奨されます)。

# cp /etc/opt/drweb.com/drweb.ini /etc/opt/drweb.com/drweb.ini.save
# echo "" > /etc/opt/drweb.com/drweb.ini

設定ファイルのコンテンツを削除した後に、Dr.Web for Linuxを再起動させます。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

未知のセクションです

エラーコード

x67

説明

設定ファイルに、未知のセクションまたはDr.Web for Linuxの現在のバージョンでサポートされていないセクションが含まれています。

エラーの解決:

1.いずれかのテキストエディタで /etc/opt/drweb.com/drweb.ini ファイルを開き、未知のセクションを削除してください。ファイルを保存し、次のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動します。

# service drweb-configd restart

2.問題が解決しない場合は、Dr.Web for Linux設定をデフォルトに戻してしてください。

設定をデフォルトに戻すには、次のコマンドを実行するなどによって、設定ファイル /etc/opt/drweb.com/drweb.ini のコンテンツをクリアします(設定ファイルのバックアップを作成することが推奨されます)。

# cp /etc/opt/drweb.com/drweb.ini /etc/opt/drweb.com/drweb.ini.save
# echo "" > /etc/opt/drweb.com/drweb.ini

設定ファイルのコンテンツを削除した後に、Dr.Web for Linuxを再起動させます。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効なオプション値です

エラーコード

x68

説明

設定ファイル内の1つまたは複数のパラメータ値が無効です。

エラーの解決:

1.以下のいずれかの方法で、有効なパラメータ値を設定します。

アプリケーションの 設定 ウィンドウ内、コンポーネント設定のページで

drweb-ctl cfshow および drweb-ctl cfset コマンド を使用して

当該パラメータの有効な値が分からない場合は、そのパラメータを使用するコンポーネントのヘルプファイルを参照してください。パラメータ値をデフォルト値に戻すこともできます。

2.または、設定ファイル /etc/opt/drweb.com/drweb.ini を直接編集することも可能です。その場合は、いずれかのテキストディタで設定ファイルを開き、無効なパラメータ値を含む行を見つけ、有効な値を設定します。その後、ファイルを保存し、以下のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動させます。

# service drweb-configd restart

3.この手順で問題が解決しない場合は、Dr.Web for Linux設定をデフォルトに戻してください。

設定をデフォルトに戻すには、次のコマンドを実行するなどによって、設定ファイル /etc/opt/drweb.com/drweb.ini のコンテンツをクリアします(設定ファイルのバックアップを作成することが推奨されます)。

# cp /etc/opt/drweb.com/drweb.ini /etc/opt/drweb.com/drweb.ini.save
# echo "" > /etc/opt/drweb.com/drweb.ini

設定ファイルのコンテンツを削除した後に、Dr.Web for Linuxを再起動させます。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効な状態です

エラーコード

x69

説明

Dr.Web for Linux、またはコンポーネントの1つが、要求された操作を完了させることのできない状態にあります。

エラーの解決:

1.しばらく時間をおいて再度アクションを実行します。

2.引き続きエラーが発生する場合は、以下のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動させてください。

# service drweb-configd restart

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

使用可能な値は1つのみです

エラーコード

x70

説明

設定ファイルでは、値のリストは単一値パラメータから成ります。

エラーの解決:

1.以下のいずれかの方法で、有効なパラメータ値を設定します。

アプリケーションの 設定 ウィンドウ内、コンポーネント設定のページで

drweb-ctl cfshow および drweb-ctl cfset コマンド を使用して

当該パラメータの有効な値が分からない場合は、そのパラメータを使用するコンポーネントのヘルプファイルを参照してください。パラメータ値をデフォルト値に戻すこともできます。

2.または、設定ファイル /etc/opt/drweb.com/drweb.ini を直接編集することも可能です。その場合は、いずれかのテキストディタで設定ファイルを開き、無効なパラメータ値を含む行を見つけ、有効な値を設定します。その後、ファイルを保存し、以下のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動させます。

# service drweb-configd restart

3.この手順で問題が解決しない場合は、Dr.Web for Linux設定をデフォルトに戻してください。

設定をデフォルトに戻すには、次のコマンドを実行するなどによって、設定ファイル /etc/opt/drweb.com/drweb.ini のコンテンツをクリアします(設定ファイルのバックアップを作成することが推奨されます)。

# cp /etc/opt/drweb.com/drweb.ini /etc/opt/drweb.com/drweb.ini.save
# echo "" > /etc/opt/drweb.com/drweb.ini

設定ファイルのコンテンツを削除した後に、Dr.Web for Linuxを再起動させます。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

レコードが見つかりません

エラーコード

x80

説明

脅威のレコードがありません(他のDr.Web for Linuxコンポーネントによって処理された可能性があります)。

エラーの解決:

1.しばらくしてから脅威のリストを更新してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

レコードは現在処理中です

エラーコード

x81

説明

脅威のレコードは、他のDr.Web for Linuxコンポーネントによって処理されています。

エラーの解決:

1.しばらくしてから脅威のリストを更新してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ファイルはすでに隔離済みです

エラーコード

x82

説明

ファイルはすでに隔離されています (脅威が別のDr.Web for Linuxコンポーネントによって処理された可能性があります)。

エラーの解決:

1.しばらくしてから脅威のリストを更新してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

更新前にバックアップを行うことができません

エラーコード

x89

説明

更新サーバーから更新をダウンロードする前に対象となるファイルのバックアップコピーを作成しようとする試みが失敗しました。

エラーの解決:

1.更新されたファイルのバックアップコピーを保存するディレクトリへのパスを確認します。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [Update] セクションにある BackupDir パラメータ)。

パスの確認・修正には、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用できます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Update.BackupDir

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Update.BackupDir <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Update.BackupDir -r

2.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

3.引き続きエラーが発生する場合は、更新コンポーネントを実行しているユーザーアカウントが BackupDir で指定されているディレクトリへの書き込み権限を持っているかどうかを確認します。このユーザーの名前はRunAsUser パラメータ内で指定されます。必要に応じ、RunAsUser パラメータ内で指定されたユーザー名を変更するか、足りない権限をディレクトリのプロパティ内で与えます。

4.それでもエラーが続く場合は、drweb-update パッケージを再インストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効なDRLファイルです

エラーコード

x90

説明

更新サーバーのリストが含まれている1つまたは複数のファイルの整合性が侵害されました。

エラーの解決:

1.必要に応じ、サーバーのリストを含むファイルのパスを確認します(設定ファイルの [Update] セクション内 *DrlDir の名前を持つパラメータ)。その場合 、コマンドライン管理ツールのコマンド を使用します。

現在のパラメータ値を表示するには、コマンドを使用します(<*DrlDirPath> は、指定されたパラメータ名に置き換える必要があります。パラメータ名が不明な場合は、セクション内のパラメータ値を参照します。角括弧内のコマンド部分は省略します。

$ drweb-ctl cfshow Update[.<*DrlDir>]

新しいパラメータ値を設定するには、コマンドを実行します(<*DrlDir> は、指定されたパラメータ名に置き換える必要があります。

# drweb-ctl cfset Update.<*DrlDir> <new path>

パラメータ値をデフォルトに戻すには、コマンドを実行します(<*DrlDir> は、指定されたパラメータ名に置き換える必要があります。

# drweb-ctl cfset Update.<*DrlDir> -r

2.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

3.エラーが続く場合は、drweb-bases および drweb-dws コンポーネント(パッケージ)を別々にインストールし、更新を開始してください。

4.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効なLSTファイルです

エラーコード

x91

説明

更新されたウイルスデータベースのリストが含まれているファイルの整合性が侵害されました。

エラーの解決:

1.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

2.それでもエラーが続く場合は、drweb-update パッケージを再インストールします。

3.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効な圧縮ファイルです

エラーコード

x92

説明

ダウンロードした更新を含むファイルの整合性が侵害されました。

エラーの解決:

1.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

プロキシ認証エラーです

エラーコード

x93

説明

プログラムは、設定内で指定されたプロキシサーバーを使用して更新サーバーに接続できませんでした。

エラーの解決:

1.プロキシサーバーへの接続に使用されたパラメータを確認します(設定ファイルの [Update] セクション内 Proxy パラメータで設定されています)。必要に応じ、プロキシサーバーを変更するか、接続にプロキシを使用しないようにしてください。

接続パラメータの確認・設定は メイン設定 ページで行います。

または、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用することもできます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Update.Proxy

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Update.Proxy <new parameters>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Update.Proxy -r

2.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

使用可能な更新サーバーがありません

エラーコード

x94

説明

プログラムは、いずれの更新サーバーにも接続できませんでした。

エラーの解決:

1.ネットワークが使用可能であるかどうかを確認します。必要に応じ、ネットワーク設定を変更します。

2.ネットワークアクセスがプロキシサーバー経由でのみ使用可能である場合、プロキシサーバーへの接続パラメータを指定します(設定ファイルの [Update] セクション内 Proxy パラメータで設定します)。必要に応じ、プロキシサーバーを変更するか、接続にプロキシを使用しないようにしてください。

接続パラメータの確認・設定は メイン設定 ページで行います。

または、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用することもできます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Update.Proxy

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Update.Proxy <new parameters>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Update.Proxy -r

3.ネットワーク接続パラメータ(プロキシサーバーのパラメータを含む)が正しくてもエラーが発生する場合は、利用可能な更新サーバーのリストを使用していることを確認してください。使用されている更新サーバーのリストは、設定ファイルの [Update] セクションのパラメータ *DrlDir で表示されます。*CustomDrlDir パラメータが既存の正しいサーバーリストのファイルを示す場合、標準的な更新ゾーンのサーバーではなく、リスト内で指定されたサーバーが使用されます(対応する*DrlDir パラメータで指定されている値は無視されます)。

接続設定を確認したり、設定を行うには、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用できます。

現在のパラメータ値を表示するには、コマンドを使用します(<*DrlDirPath> は、指定されたパラメータ名に置き換える必要があります。パラメータ名が不明な場合は、セクション内のパラメータ値を参照します。角括弧内のコマンド部分は省略します。

$ drweb-ctl cfshow Update[.<*DrlDir>]

新しいパラメータ値を設定するには、コマンドを実行します(<*DrlDir> は、指定されたパラメータ名に置き換える必要があります。

# drweb-ctl cfset Update.<*DrlDir> <new path>

パラメータ値をデフォルトに戻すには、コマンドを実行します(<*DrlDir> は、指定されたパラメータ名に置き換える必要があります。

# drweb-ctl cfset Update.<*DrlDir> -r

4.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

キーファイルのフォーマットが無効です

エラーコード

x95

説明

キーファイルのフォーマットがサポートされていません

エラーの解決:

1.キーファイルを持っているかどうか、また、キーファイルへのパスを確認します。キーファイルへのパスは、設定ファイルの [Root] セクションの KeyPath パラメータで指定できます。

ライセンスのパラメータの確認と、キーファイルへのパスの設定は、アプリケーションの メインページライセンスマネージャー ページで行います。

または、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用することもできます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Root.KeyPath

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.KeyPath <path to file>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.KeyPath -r

2.キーファイルをお持ちでない場合や、お使いのキーファイルが破損している場合は、キーファイルを購入してインストールしてください。キーファイル、購入、インストールに関する詳細については ライセンス のセクションを参照してください。

3.キーファイルのインストールには、ライセンスマネージャー を使用できます。

4.また、https://support.drweb.com/get+cabinet+link/ のユーザーのWebページ My Dr.Web 内で、現在のライセンスオプションを確認できます。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ライセンスの有効期限が切れています

エラーコード

x96

説明

ライセンスの有効期限が切れています。

エラーの解決:

1.新しいライセンスを購入し、受け取るキーファイルをインストールしてください。ライセンスの購入とキーファイルのインストールに関する詳細については ライセンス のセクションを参照してください。

2.購入したキーファイルのインストールには、ライセンスマネージャー を使用できます。

3.また、https://support.drweb.com/get+cabinet+link/ のユーザーのWebページ My Dr.Web 内で、現在のライセンスオプションを確認できます。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ネットワークオペレーションのタイムアウト

エラーコード

x97

説明

ネットワークオペレーションがタイムアウトしました(リモートホストが予期せず応答を停止したか、必要な接続に失敗した可能性があります)。

エラーの解決:

1.ネットワークが使用可能であること、ネットワーク設定が正しいことを確認します。必要に応じ、ネットワーク設定を変更し、操作を繰り返します。

2.更新中にエラーの発生が続く場合は、プロキシサーバーの使用に関する パラメータ も確認し、必要に応じて、使用しているプロキシサーバーを変更するか、プロキシサーバーを使用しないようにしてください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効なチェックサムです

エラーコード

x98

説明

ダウンロードした更新を含むファイルのチェックサムが破損しています。

エラーの解決:

1.以下のいずれかの方法で、しばらくしてから更新を再開します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効なデモキーファイルです

エラーコード

x99

説明

デモキーファイルが無効です(別のコンピューターから受け取ったものであるなど)。

エラーの解決:

1.該当するコンピューターの新しい試用期間のリクエストを送信するか、新しいライセンスを購入して、受け取るキーファイルをインストールしてください。ライセンスの購入とキーファイルのインストールに関する詳細については ライセンス のセクションを参照してください。

2.購入したキーファイルのインストールには、ライセンスマネージャー を使用できます。

3.また、https://support.drweb.com/get+cabinet+link/ のユーザーのWebページ My Dr.Web 内で、現在のライセンスオプションを確認できます。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ライセンスキーファイルがブロックされています

エラーコード

x100

説明

ライセンスはブロックされています(Dr.Web for Linuxの使用に関する使用許諾契約の条件に違反している可能性があります)。

エラーの解決:

1.新しいライセンスを購入し、受け取るキーファイルをインストールしてください。ライセンスの購入とキーファイルのインストールに関する詳細については ライセンス のセクションを参照してください。

2.購入したキーファイルのインストールには、ライセンスマネージャー を使用できます。

3.また、https://support.drweb.com/get+cabinet+link/ のユーザーのWebページ My Dr.Web 内で、現在のライセンスオプションを確認できます。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効なライセンスです

エラーコード

x101

説明

現在のライセンスが別のDr.Web製品のものであるか、インストールされているDr.Web for Linuxコンポーネントの動作がライセンスで許可されていません。

エラーの解決:

1.新しいライセンスを購入し、受け取るキーファイルをインストールしてください。ライセンスの購入とキーファイルのインストールに関する詳細については ライセンス のセクションを参照してください。

2.購入したキーファイルのインストールには、ライセンスマネージャー を使用できます。

3.また、https://support.drweb.com/get+cabinet+link/ のユーザーのWebページ My Dr.Web 内で、現在のライセンスオプションを確認できます。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効な設定です

エラーコード

x102

説明

Dr.Web for Linuxコンポーネントの1つが、誤った設定のために動作できません。

エラーの解決:

1.どのコンポーネントが原因でエラーが発生しているのか分からない場合は、ログファイルを確認して特定してください。

2.エラーがSpIDer Guardコンポーネントによって発生している場合、コンポーネントのモードにOSによってサポートされていないものが選択されている可能性があります。選択されているモードを確認し、必要に応じて AUTO 値(設定ファイルの [LinuxSpider] セクション内 Mode パラメータ)を設定することで、それを変更してください。

モードの確認・修正には、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用できます。

AUTO の値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset LinuxSpider.Mode AUTO

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset LinuxSpider.Mode -r

引き続きエラーが発生する場合は、SpIDer Guard用のローダブルカーネルモジュールを手動で作成してインストール

SpIDer Guardの動作とローダブルカーネルモジュールの動作は、サポートされているUNIXディストリビューション上でのみ保証されています(システム要件参照)。

3.エラーがSpIDer Gateによって発生している場合、別のファイアーウォールとの間に競合が起こっている可能性があります。例えば、SpIDer GateはFedoraCentOSRed Hat Enterprise LinuxFirewallD と競合することが分かっています(FirewallD は起動の度に、SpIDer Gateによって指定されたトラフィックルーチンのルールを損なわせます)。このエラーを解決するには、以下のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動させてください。

# service drweb-configd restart

または

# drweb-ctl reload

FirewallDの動作を許可する場合、SpIDer GateのエラーはFirewallDが再起動(OSの再起動を含む)する度に繰り返し発生する可能性があります。FirewallD を無効にすることで、このエラーを解決することができます(お使いのOSに付属している FirewallD のマニュアルを参照してください)。

4.エラーが別のコンポーネントで発生している場合は、以下のいずれかの方法によって、そのコンポーネントの設定をデフォルトに復元します。

drweb-ctl cfshow および drweb-ctl cfset コマンド を使用して

コンポーネントセクションからすべてのパラメータを削除することで、手動で設定ファイを編集する

5.この手順で問題が解決しない場合は、Dr.Web for Linux設定をデフォルトに戻してください。

設定をデフォルトに戻すには、次のコマンドを実行するなどによって、設定ファイル /etc/opt/drweb.com/drweb.ini のコンテンツをクリアします(設定ファイルのバックアップを作成することが推奨されます)。

# cp /etc/opt/drweb.com/drweb.ini /etc/opt/drweb.com/drweb.ini.save
# echo "" > /etc/opt/drweb.com/drweb.ini

設定ファイルのコンテンツを削除した後に、次のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動させます。

# service drweb-configd restart

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効な実行ファイルです

エラーコード

x104

説明

パスが誤っているか、実行ファイルのコンテンツが破損していることが原因で、Dr.Web for Linuxコンポーネントの1つを実行できません。

エラーの解決:

1.エラーが発生しているコンポーネントの名前が分からない場合は、ログファイルを確認して特定してください。

2.以下の コマンド を実行することで(<component section> を、設定ファイルの該当するセクション名に変更します)、Dr.Web for Linux設定ファイル内でコンポーネントの実行ファイルへのパスを確認します(コンポーネントセクションの ExePath パラメータ):

$ drweb-ctl cfshow <component section>.ExePath

3.以下のコマンドを実行することで(<component section> を、設定ファイルの該当するセクション名に変更します)、パスをデフォルトに復元します。

# drweb-ctl cfset <component section>.ExePath -r

4.この手順で問題が解決しない場合は、該当するコンポーネントのパッケージを再インストールしてください。

Scannerの実行ファイルが破損している場合:drweb-filecheck

SpIDer Guardの実行ファイルが破損している場合:drweb-spider

SpIDer Gateの実行ファイルが破損している場合:drweb-gated

Updaterの実行ファイルが破損している場合:drweb-update

5.引き続きエラーが発生する場合や、どの実行ファイルが無効であるのか特定できない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

Virus-Finding Engineを使用できません

エラーコード

x105

説明

スキャンエンジンDr.Web Virus-Finding Engineのファイルがないか、使用できません(脅威の検出に必要です)。

エラーの解決:

1.drweb32.dll スキャンエンジンファイルへのパスを確認します。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [Root] セクションにある CoreEnginePath パラメータ)。

パスの確認・修正には、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用できます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Root.CoreEnginePath

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.CoreEnginePath <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.CoreEnginePath -r

2.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

3.パスが正しく、ウイルスデータベースを更新した後もエラーが続く場合は、drweb-bases パッケージを再インストールしてください。

4.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ウイルスデータベースがありません

エラーコード

x106

説明

ウイルスデータベースが見つかりません。

エラーの解決:

1.ウイルスデータベースディレクトリへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [Root] セクションにある VirusBaseDir パラメータ)。

パスの確認・修正には、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用できます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Root.VirusBaseDir

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.VirusBaseDir <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.VirusBaseDir -r

2.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

3.エラーが続く場合は、ウイルスデータベースとスキャンエンジン実行ファイルを含む drweb-bases パッケージを再インストールしてください。

4.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

プロセスはシグナルによって中断されました

エラーコード

x107

説明

コンポーネントがシャットダウンしました(ユーザーコマンドによって、またはアイドル状態であるためである可能性があります)

エラーの解決:

1.操作が完了していない場合は、再度開始してください。そうでない場合、シャットダウンはエラーではありません。

2.コンポーネントが度々シャットダウンする場合は、以下のいずれかの方法によって、そのコンポーネントの設定をデフォルトに復元します。

drweb-ctl cfshow および drweb-ctl cfset コマンド を使用して

手動で設定ファイを編集する(コンポーネントセクションからすべてのパラメータを削除することで)

3.問題が解決しない場合は、Dr.Web for Linux設定をデフォルトに戻してしてください。

設定をデフォルトに戻すには、次のコマンドを実行するなどによって、設定ファイル /etc/opt/drweb.com/drweb.ini のコンテンツをクリアします(設定ファイルのバックアップを作成することが推奨されます)。

# cp /etc/opt/drweb.com/drweb.ini /etc/opt/drweb.com/drweb.ini.save
# echo "" > /etc/opt/drweb.com/drweb.ini

設定ファイルのコンテンツを削除した後に、次のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動させます。

# service drweb-configd restart

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

予期せぬプロセスの中断です

エラーコード

x108

説明

不具合によって予期せずコンポーネントがシャットダウンしました。

エラーの解決:

1.中断された操作を繰り返します。

2.コンポーネントが度々異常にシャットダウンする場合は、以下のいずれかの方法によって、そのコンポーネントの設定をデフォルトに復元します。

drweb-ctl cfshow および drweb-ctl cfset コマンド を使用して

手動で設定ファイを編集する(コンポーネントセクションからすべてのパラメータを削除することで)

3.問題が解決しない場合は、Dr.Web for Linux設定をデフォルトに戻してしてください。

設定をデフォルトに戻すには、次のコマンドを実行するなどによって、設定ファイル /etc/opt/drweb.com/drweb.ini のコンテンツをクリアします(設定ファイルのバックアップを作成することが推奨されます)。

# cp /etc/opt/drweb.com/drweb.ini /etc/opt/drweb.com/drweb.ini.save
# echo "" > /etc/opt/drweb.com/drweb.ini

設定ファイルのコンテンツを削除した後に、次のコマンドを実行することでDr.Web for Linuxを再起動させます。

# service drweb-configd restart

4.Dr.Web for Linux設定を復元した後もエラーが続く場合は、コンポーネントパッケージを再インストールしてください。

5.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

互換性のないソフトウェアが検出されました

エラーコード

x109

説明

互換性のないソフトウェアが検出されたため、Dr.Web for Linuxコンポーネントは動作できません。このソフトウェアは、コンポーネントの正常な動作を妨げます。

エラーの解決:

1.このエラーがSpIDer Gateで発生している場合、オペレーティングシステムに互換性のないソフトウェアがある可能性があります。そのようなソフトウェアはNetFilterシステムファイアウォールのルールを生成し、それによりSpIDer Gateが正しく動作しなくなります。ShorewallまたはSuseFirewall2がシステムにインストールされている可能性があります(SUSE Linux OSの場合)。NetFilterシステムファイアウォールを設定するアプリケーションは、指定されたルールシステムの整合性をチェックして書き換えることがあります。これが、SpIDer Gateがこのようなアプリケーションと競合する主な理由です。

SpIDer Gateの動作に干渉しないように、互換性のないソフトウェアを再設定してください。それが不可能な場合は、オペレーティングシステムの起動時に読み込まれないようにソフトウェアを無効にします。以下の手順に従って、SuseFirewall2アプリケーション(SUSE Linux OSの場合)の設定を行ってください。

1)SuseFirewall2 の設定ファイル(デフォルトでは /etc/sysconfig/SuSEfirewall2 ファイルです)を開きます。

2)以下のテキストブロックを見つけます。

# Type: yesno
#
# Install NOTRACK target for interface lo in the raw table. Doing so
# speeds up packet processing on the loopback interface. This breaks
# certain firewall setups that need to e.g. redirect outgoing
# packets via custom rules on the local machine.
#
# Defaults to "yes" if not set
#
FW_LO_NOTRACK=""

3)パラメータ値に “no” を指定します:

FW_LO_NOTRACK="no"

4)以下のコマンドを実行して SuseFirewall2を再起動させます。

# rcSuSEfirewall2 restart

SuseFirewall2の設定内に FW_LO_NOTRACK がない場合、競合を解決するためにはアプリケーションを無効にし、それがシステム起動時に読み込まれないようにする必要があるという点に注意してください(たとえば、SUSE Linux Enterprise Server 11にはこれが必要です)。

5)競合するアプリケーションを再設定または無効にした後に、SpIDer Gateを再起動させます(該当する ページ で無効にした後、再度有効にします)。

2.エラーが別のコンポーネントで発生している場合、互換性のないソフトウェアを無効にするか、再設定し、それがDr.Web for Linuxの動作を妨げないようにしてください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

無効なライブラリです

エラーコード

x110

説明

アンチスパムライブラリのファイルがないか、使用できないか、破損しています(メールのスキャンに必要です)。

エラーの解決:

1.ライブラリファイルへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [Root] セクションにある AntispamCorePath パラメータ)。

パスの確認・修正には、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用できます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Root.AntispamCorePath

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.AntispamCorePath <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.AntispamCorePath -r

2.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

3.パスが正しく、ウイルスデータベースを更新した後もエラーが続く場合は、drweb-maild パッケージを再インストールしてください。

4.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

Webリソースカテゴリーのデータベース

エラーコード

x112

説明

Webリソースカテゴリーのデータベースがありません。

エラーの解決:

1.Webリソースカテゴリーディレクトリのデータベースへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [Root] セクションにある DwsDir パラメータ)。

パスの確認・修正には、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用できます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow Root.DwsDir

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.DwsDir <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset Root.DwsDir -r

2.以下のいずれかの方法でウイルスデータベースを更新します。

アプリケーションの メインウィンドウ 内にある更新管理ページ更新 をクリックします。

通知領域にあるステータスインジケータの コンテキストメニュー更新 をクリックします。

コマンド を実行します。

$ drweb-ctl update

3.エラーが継続する場合は、drweb-dws パッケージを個別にインストールしてください。このパッケージにはWebリソースカテゴリーのデータベースが含まれています。

4.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

SpIDer Guard用のLinuxカーネルモジュールを使用することができません

エラーコード

x113

説明

SpIDer Guardに必要なLinuxカーネルモジュールが見つかりません。

エラーの解決:

1.コンポーネントにいずれの動作モードが選択されているかを確認し、必要に応じて AUTO の値(設定ファイルの [LinuxSpider] セクション内の Mode パラメータ)を設定し、変更してください。

モードの確認・修正には、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用できます。

AUTO の値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset LinuxSpider.Mode AUTO

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset LinuxSpider.Mode -r

2.引き続きエラーが発生する場合は、SpIDer Guar用のローダブルカーネルモジュールを手動で作成・インストール してください

SpIDer Guardの動作とローダブルカーネルモジュールの動作は、サポートされているUNIXディストリビューション上でのみ保証されています(システム要件参照)。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

SpIDer Gateを使用することができません

エラーコード

x117

説明

SpIDer Gateコンポーネントがありません(ネットワーク接続のスキャンに必要です)。

エラーの解決:

1.drweb-gated 実行ファイルへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [GateD] セクションにある ExePath パラメータ)。

または、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用することもできます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow GateD.ExePath

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset GateD.ExePath <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset GateD.ExePath -r

2.設定にSpIDer Gateコンポーネントの設定が含まれていない場合、または正しいパスを入力した後もエラーが継続する場合は、drweb-gated パッケージをインストールまたは再インストールしてください。

3.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

MailDを使用できません

エラーコード

x118

説明

Dr.Web MailDコンポーネントがありません(メールのスキャンに必要です)。

エラーの解決:

1.drweb-maild 実行ファイルへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [MailD] セクションにある ExePath パラメータ)。

または、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用することもできます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow MailD.ExePath

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset MailD.ExePath <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset MailD.ExePath -r

2.設定にDr.Web MailDコンポーネントの設定が含まれていない場合、または正しいパスを入力した後もエラーが継続する場合は、drweb-maild パッケージをインストールまたは再インストールしてください。

3.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

Scanning Engineを使用できません

エラーコード

x119

説明

Dr.Web Scanning Engineコンポーネント(drweb-se)が見つからないか、起動しないため、ファイルをスキャンできません。このモジュールは悪意のあるオブジェクトを探すために使用されます。
Scanner、SpIDer Guard、SpIDer Gateの起動に失敗しました(部分的に)。

エラーの解決:

1.drweb-se 実行ファイルへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [ScanEngine] セクションにある ExePath パラメータ)。

または、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用することもできます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow ScanEngine.ExePath

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset ScanEngine.ExePath <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset ScanEngine.ExePath -r

2.正しいパスを入力した後もエラーが継続する場合は

次のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl rawscan /

エラー:無効なライセンスです が出力された場合は有効なキーファイルがありません。Dr.Web for Linuxを登録してライセンスを受け取ってください。ライセンス取得後に、キーファイル が使用可能であるかどうかを確認し、必要に応じてそれをインストールしてください。

お使いのOSにてSELinuxを有効化している場合、drweb-se モジュールに対するセキュリティポリシーを設定します(管理者マニュアルの SELinuxセキュリティポリシーを設定する を参照してください)。

3.設定にコンポーネントの設定が含まれていない場合、またはこれまでの手順で問題が解決しない場合は、drweb-se パッケージをインストールまたは再インストールしてください。

4.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

Scannerを使用できません

エラーコード

x120

説明

drweb-filecheck がありません。
 

エラーの解決:

1.drweb-filecheck 実行ファイルへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [FileCheck] セクションにある ExePath パラメータ)。

または、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用することもできます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow FileCheck.ExePath

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset FileCheck.ExePath <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset FileCheck.ExePath -r

2.正しいパスを入力した後もエラーが継続する場合は

お使いのOSにてSELinuxを有効化している場合、drweb-se モジュールに対するセキュリティポリシーを設定します(管理者マニュアルの SELinuxセキュリティポリシーを設定する を参照してください)。

3.設定にコンポーネントの設定が含まれていない場合、またはこれまでの手順で問題が解決しない場合は、drweb-filecheck パッケージをインストールまたは再インストールしてください。

4.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

ES Agentを使用できません

エラーコード

x121

説明

Dr.Web ES Agentコンポーネントがありません(集中管理サーバーへの接続に必要です)。

エラーの解決:

1.drweb-esagent 実行ファイルへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [ESAgent] セクションにある ExePath パラメータ)。

または、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用することもできます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow ESAgent.ExePath

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset ESAgent.ExePath <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset ESAgent.ExePath -r

2.設定にコンポーネントの設定が含まれていない場合、または正しいパスを入力した後もエラーが継続する場合は、drweb-esagent パッケージをインストールまたは再インストールしてください。

3.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

Firewall for Linuxを使用できません

エラーコード

x122

説明

drweb-firewall が見つからないか、起動に失敗しました。

エラーの解決:

1.drweb-firewall 実行ファイルへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [LinuxFirewall] セクションにある ExePath パラメータ)。

または、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用することもできます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow LinuxFirewall.ExePath

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset LinuxFirewall.ExePath <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset LinuxFirewall.ExePath -r

2.設定にDr.Web Firewall for Linuxコンポーネントの設定が含まれていない場合、または正しいパスを入力した後もエラーが継続する場合は、drweb-firewall パッケージをインストールまたは再インストールしてください。

3.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

Network Checkerを使用できません

エラーコード

x123

説明

drweb-netcheck がないか、起動しないため、ネットワーク接続を制御できません。このモジュールはダウンロードされたファイルをスキャンするために使用されます。
SpIDer Gateの起動に失敗しました(部分的に)。

エラーの解決:

1.drweb-netcheck 実行ファイルへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [NetCheck] セクションにある ExePath パラメータ)。

または、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用することもできます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow NetCheck.ExePath

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset NetCheck.ExePath <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset NetCheck.ExePath -r

2.設定にコンポーネントの設定が含まれていない場合、または正しいパスを入力した後もエラーが継続する場合は、drweb-netcheck パッケージをインストールまたは再インストールしてください。

3.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

CloudDを使用できません

エラーコード

x124

説明

Dr.Web CloudDが見つかりません(Dr.Web Cloudサービスへの要求に必要です)。

エラーの解決:

1.drweb-cloudd 実行ファイルへのパスを確認してください。必要に応じてパスを変更します(設定ファイルの [CloudD] セクションにある ExePath パラメータ)。

または、コマンドライン管理ツールの コマンド を使用することもできます。

現在のパラメータ値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ drweb-ctl cfshow CloudD.ExePath

新しいパラメータ値を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset CloudD.ExePath <new path>

パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。

# drweb-ctl cfset CloudD.ExePath -r

2.設定にコンポーネントの設定が含まれていない場合、または正しいパスを入力した後もエラーが継続する場合は、drweb-cloudd パッケージをインストールまたは再インストールしてください。

3.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

エラーメッセージ

予期せぬエラーです

エラーコード

x125

説明

いずれかのコンポーネントの動作に、予期せぬエラーが発生しました。

エラーの解決:

1.以下のコマンドを入力し、Dr.Web for Linuxを再起動します。

# service drweb-configd restart

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡のうえ、エラーコードをお伝えください。

コードのないエラー

症状:SpIDer Guardのカーネルモジュール のインストール後、オペレーティングシステムがカーネルエラー “Kernel panic” で異常終了する。

説明:SpIDer Guardカーネルモジュールは、OSのカーネル環境では動作できません(たとえば、OSがXenハイパーバイザー環境で動作している場合)。

エラーの解決

1.次の文字列をgrubローダーに追加して、SpIDer Guardカーネルモジュール(カーネルモジュール名は drweb)の読み込みをキャンセルします。

drweb.blacklist=yes

オペレーティングシステムカーネルの読み込み設定文字列に追加します。

2.OSがロードされたら、追加のカーネルモジュールの /lib/`uname-r`/extra ディレクトリから drweb.ko カーネルモジュールをアンインストールします。

3.以下のコマンドを実行して、SpIDer Guardの動作モードを AUTO に設定します。

# drweb-ctl cfset LinuxSpider.Mode AUTO
# drweb-ctl reload

4.使用しているOSがfanotifyをサポートしていない場合、またはこのモードでSpIDer Guardによるファイルシステムの完全な管理が許可されておらずファイルシステム管理に LKM モードを使用する必要がある場合は、Xenハイパーバイザーを使用しないでください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡ください。

症状:Dr.Web for Linux のメインウィンドウが無効になり、デスクトップの通知領域にある ステータスインジケータ にクリティカルなエラーのマークが表示され、ドロップダウンメニューには無効になっている1つのアイテム 読み込んでいます のみが含まれている。

説明:コアコンポーネント drweb-configd を使用できないため、Dr.Web for Linuxは起動できません。

エラーの解決

1.以下のコマンドを入力し、Dr.Web for Linuxをアンインストール します。

# service drweb-configd restart

2.このコマンドがエラーメッセージを返した場合、または効果がない場合は、drweb-configd コンポーネント(パッケージ)を個別にインストールしてください。

また、これはシステム内でPAM認証が使用されていないということを意味している場合もあります。その場合は、PAMインストールして設定してください。

3.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡ください。

症状

1.ユーザーがログインした後に、通知領域内に ステータスインジケータ が表示されない。

2.コマンド

$ drweb-gui

を実行しようとすると、Dr.Web for Linux メインウィンドウ が開く。

説明:お使いのシステムに、必要な追加ライブラリである libappindicator1 がインストールされていない可能性があります。

エラーの解決

1.次のコマンドを使用して、お使いのシステムにパッケージ libappindicator1 がインストールされていることを確認します。

# dpkg -l | grep libappindicator1

2.このコマンドが画面に結果を出力しない場合、使用可能ないずれかのシステムパッケージマネージャーを用いてパッケージをインストールする必要があります。その後、ログアウトし、再度ログインしてください(ログイン)。

また、これはシステム内でPAM認証が使用されていないということを意味している場合もあります。その場合は、PAMインストールして設定してください。

3.それでもエラーが解決されない場合は、Dr.Web for Linuxをアンインストールし、再度システムにインストールします。

Dr.Web for LinuxまたはDr.Web for Linuxコンポーネントのインストールとアンインストールの方法については、Dr.Web for Linuxをインストールする および Dr.Web for Linuxをアンインストールする のセクションを参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡ください。

症状

1.SpIDer Gateを無効にした後、すべてのネットワーク接続が切断され(SSH/FTPプロトコル経由での送信、および場合によっては受信も)、再確立することができない。

2.以下のコマンドを使用して、NetFilter(iptables)ルール全体を検索すると、空以外の結果が返ってくる。

# iptables-save | grep "comment --comment --comment"

説明

このエラーは1.4.15より前のバージョンのNetFilter(iptables)の誤った動作に関連しています。この内部エラーのため、SpIDer Gateが一意のラベル(コメント)が付いたルールをルールのリストに追加すると、そのルールは正しく追加されません。その結果、SpIDer Gateはシャットダウン時に接続の迂回ルールを削除できません。

エラーの解決

1.SpIDer Gateモニターを再度有効にしてください

2.SpIDer Gateを無効にする必要がある場合、以下のコマンドを使用して、NetFilter(iptables)の正しくないルールを削除してください。

# iptables-save | grep -v "comment --comment --comment" | iptables-restore

iptables-save および iptables-restore コマンドにはroot権限が必要です。権限を昇格するには su または sudo コマンドを使用することができます。また、このコマンドは正しくないコメントを持つすべてのルール(例:同じくトラフィックのリダイレクトを実行する他のアプリケーションによって追加されたものなど)を削除するという点に注意してください。

追加情報:

この問題の発生を防ぐため、お使いのOSをアップグレードすることが推奨されます(または、少なくともNetFilterをバージョン1.4.15以降に)。

また、iptables ユーティリティを使用して必要なルールを指定することで接続を手動でSpIDer Gateへリダイレクトさせる場合は、Dr.Web Firewallの設定で、SpIDer Gateへの接続のリダイレクトを手動モードに切り替えることができます(この方法は推奨されません)。

詳細はマニュアル man: drweb-firewall(1)drweb-gated(1)iptables(8) を参照してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡ください。

症状:ファイルまたはディレクトリのアイコンをダブルクリックするとDr.Web for Linuxのスキャンが実行される。

説明:Dr.Web for Linuxで開く アクションと特定の種類またはディレクトリのファイルが、GUIによって自動的に関連付けられています。

エラーの解決

1.1つの種類のファイルとDr.Web for Linuxとの関連付けをキャンセルしてください。関連付けは mimeapps.list ファイル、またはdefaults.list ファイル内に登録されています。ユーザープロファイル内で変更されたローカル設定のあるファイルは ~/.local/share/applications/ または ~/.config/ ディレクトリ内に保存されています(これらのディレクトリには通常「隠し」属性が付与されています)。

2. mimeapps.list または defaults.list ファイルをいずれかのテキストエディタで開きます(ファイルを編集するには、root権限が必要です。必要に応じ、su または sudo コマンドを使用します)。

3.ファイル内で [Default Applications] セクションと、<MIME-type>=drweb-gui.desktop となっている関連付けストリングを探します。例:

[Default Applications]
inode/directory=drweb-gui.desktop
text/plain=drweb-gui.desktop;gedit.desktop

4.関連付けストリングの(=の)右側の部分に drweb-gui.desktop 以外の他のアプリケーションへのリンクが含まれてた場合、drweb-guidrweb-gui.desktop) リンクのみをストリングから削除してください。関連付けに drweb-gui アプリケーションへのリンクのみが含まれていた場合、関連付けストリング全体を削除します。

5.変更したファイルを保存します。

追加情報:

現在の関連付けについて確認するには、xdg-mimexdg-openxdg-settings ユーティリティ(xdg-utils パッケージ内に含まれています)を使用してください。

xdg ユーティリティの詳細については、man: xdg-mime(1)xdg-open(1)xdg-settings(1) を確認してください。

引き続きエラーが発生する場合は、テクニカルサポート までご連絡ください。

さらに、パラメータ値のリストに新しい値を追加するには、オプション-aを使用する必要があります(以下参照)。