モード設定

このセクションの内容:

概要

集中管理サーバーとの接続

アドバンス設定

概要

モード タブで、Dr.Web for Linuxを集中管理サーバーに接続したり(集中管理 モード を有効化)、集中管理サーバーとの接続を切断したり(Dr.Web for Linuxはスタンドアローンモードで動作)できます。

図 50. モードタブ

Dr.Web for Linuxを集中管理サーバーに接続、または集中管理サーバーとの接続を切断するには、該当するチェックボックスを使用します。

Dr.Web for Linuxを集中管理サーバーに接続、または集中管理サーバーとの接続を切断するには、アプリケーションが昇格した権限を持っている必要があります。アプリケーションの権限管理 を参照してください。

集中管理サーバーとの接続

集中管理サーバーとの接続を試行するための、接続パラメータのウィンドウが表示されます。

図 51. 集中管理サーバーに接続する

ウィンドウ上部のドロップダウンリストから、集中管理サーバーとの接続方法を1つ選択します。3つの方法があります。

ファイルから読み込む

手動で設定

自動で検出

ファイルから読み込む を選択した場合、該当するボックス内で接続設定ファイルへのパスを指定します。手動で設定 を選択した場合、集中管理サーバーのアドレスとポートを指定します。手動で設定 または 自動で検出 では、証明書ファイル(ネットワーク管理者またはインターネットサービスプロバイダーから提供された)へのパスを指定する必要があります。

また、認証 セクションで集中管理サーバーでの認証用のログイン(ワークステーション識別子)とパスワードを指定することもできます(分かっている場合)。これらが入力されている場合、集中管理サーバーへの接続は、正しい識別子/パスワードが入力された場合のみ成功します。これらのフィールドが空の場合、集中管理サーバーへの接続は、それが集中管理サーバーによって許可された場合のみ確立されます(サーバーの設定に応じて、自動で、またはアンチウイルスネットワーク管理者によって)。

さらに、ワークステーションを「新規端末」として接続 オプションを使用できます(新規ユーザーとして接続するため)。集中管理サーバー上でこのオプションが許可されている場合、接続が許可された後、サーバーはユニークな識別子/パスワードの組み合わせを自動的に生成します。これらは、お使いのコンピューターをサーバーに接続する際に使用します。このモードでは、ホストがサーバー上ですでにアカウントを作成している場合であっても、集中管理サーバーはホストに対して新しいアカウントを生成するという点に注意してください。

アンチウイルスネットワーク管理者またはサービスプロバイダーによって提供された指示に厳密に従って接続パラメータを指定してください。

サーバーに接続するには、すべてのパラメータを指定し、接続 をクリックして接続が確立されるのを待ちます。接続を確立せずにウィンドウを閉じるには キャンセル をクリックします。

Dr.Web for Linuxを集中管理サーバーに接続した後、動作モードがスタンドアローンに切り替えられるまで、プログラムはサーバーによって管理されます。集中管理モードでは、OSが起動する度にサーバーとの接続が自動的に確立されます。詳細については 動作モード を参照してください。

 

ユーザーによるオンデマンドでのスキャンの実行が集中管理サーバーで禁止されている場合、Dr.Web for Linuxウィンドウの スキャン開始ページ および Scanner ボタンは無効になります。また、この場合、Scannerはスケジュールで設定されているスキャンを実行しません。

アドバンス設定

サーバーメッセージの最大保存時間 ドロップダウンリストから、アンチウイルスネットワークの状態やワークステーションが集中管理サーバーから受信したイベントに関する メッセージ の最大保存期間を選択できます。メッセージが未読の場合でも、保存期間が過ぎるとそれらは自動的に削除されます。

アンチウイルスネットワークの状態とイベントに関するメッセージは、Dr.Web for Linuxが接続されている集中管理サーバーでアンチウイルスネットワーク管理者がワークステーションに対するメッセージの送信を設定している場合にのみ受信されます。それ以外の場合、メッセージを表示することはできず、保護モードの設定ページに サーバーメッセージの最大保存時間 ドロップダウンリストは表示されません。