キーファイルは、Dr.Web for Linux の購入した ライセンス または有効化した試用期間に対応する、ローカルコンピューター上に保存される特別なファイルです。このファイルには提供されたライセンスまたは試用期間に関する情報が含まれ、また、このファイルに応じて使用権が規定されます。
キーファイルは .key 拡張子を持ち、以下の条件を満たす場合に有効です。
•ライセンス有効期間または試用期間が満了していない。
•試用期間またはライセンスが、製品に必要なすべてのアンチウイルスコンポーネントに対応している。
•キーファイルの整合性が損なわれていないこと。
いずれかの条件が満たされていない場合、ライセンスキーファイルは無効になります。

|
Dr.Web for Linuxの動作中、キーファイルはデフォルトの /etc/opt/drweb.com ディレクトリ内に drweb32.key という名前で置かれている必要があります。
Dr.Web for Linuxのコンポーネントは、キーファイルが使用可能かつ有効であるかどうかを定期的に確認します。編集されることを防ぐため、キーファイルはデジタル署名されています。キーファイルを編集すると無効になります。誤って無効にしてしまうことを防ぐため、キーファイルをテキストエディタで開かないようにすることが推奨されます。
有効なキーファイル(ライセンスまたはデモ)が見つからない場合、またはライセンスの有効期限が切れている場合、有効なキーファイルがインストールされるまでアンチウイルスコンポーネントの動作はブロックされます。
|
ライセンスキーファイルは、有効期限が切れるまで保存しておくことが推奨されます。Dr.Web for Linuxを再インストールしたり別のコンピューターにインストールしたりする場合にライセンスキーファイルを使用できます。この場合、登録時に提供したものと同じ製品シリアル番号とお客様データを使用する必要があります。

|
通常、Dr.WebのキーファイルはZIPアーカイブでメールによって送信されます。キーファイルが含まれたアーカイブの名前は drweb32.zip または agent.zip になります(メールに 複数 のアーカイブが添付されている場合は agent.zip のみを使用してください)。アーカイブを展開せずに、登録ウィザード内でそこへのパスを指定できます。キーファイルをインストールする前に、適切なツールを使用してアーカイブを展開し、キーファイルをいずれかのディレクトリ(ホームディレクトリやUSBフラッシュドライブなど)に抽出します。
|
|